デキストリン?これはどういう意味なの?
dextrin=デキストリン=糊精=いも類やとうもろこしなどのデンプンを熱や酸、酵素などの作用で加水分解する(低分子化)過程で得られる水溶性の多糖類の総称です。
デンプンは消化性多糖類だったなぁ!
いも類やとうもろこしなどのデンプンを取り出して加水分解して、なんでそんなデキストリンを作るの?
いも類やとうもろこしなどのデンプンを取り出して加水分解して、なんでそんなデキストリンを作るの?
・とろみをつける
ソースやタレなどをとろっとさせる。離乳食にも使われる。
・液状のものを固める
ビスケットなどに使用。パウダーファンデンションにも。
・液体を粉末に
ポテトチップスなどの味付けに液体の調味料(醤油等)を使用したい時に粉末にして使われる。
・調味料をつけやすく
数種類の調味料を使う際に、均一につけやすくする(ポテトチップスなど)。
・だまにならずさらっと溶けやすくする。
粉末のスープの素や青汁などに使用。
・ツヤ照りを出す
焼きおにぎりや食パンなど表面のツヤ出しに使用。
・お茶の渋みを抑える
・香りの保護
ソースやタレなどをとろっとさせる。離乳食にも使われる。
・液状のものを固める
ビスケットなどに使用。パウダーファンデンションにも。
・液体を粉末に
ポテトチップスなどの味付けに液体の調味料(醤油等)を使用したい時に粉末にして使われる。
・調味料をつけやすく
数種類の調味料を使う際に、均一につけやすくする(ポテトチップスなど)。
・だまにならずさらっと溶けやすくする。
粉末のスープの素や青汁などに使用。
・ツヤ照りを出す
焼きおにぎりや食パンなど表面のツヤ出しに使用。
・お茶の渋みを抑える
・香りの保護
・鮮度を保つ
練りわさびなど。
上記のように加工食品を作る時、見栄えよく、おいしく、安く仕上げるために必要。
そして、これは食品添加物ではなく食品に分類される。
しかし、
この時の「いも類やとうもろこし」は、大量の農薬を使い、あるいは遺伝子組み換えをした海外の大規模農場で大量に作られた安価な輸入ものを使っているのではないか?と考え、製品化したデキストリンが入った加工食品を嫌う人たちもいるようです。
わたくしもスーパーでデキストリンの文字を見たら、農薬や遺伝子組み換えを想像してしまう。
練りわさびなど。
上記のように加工食品を作る時、見栄えよく、おいしく、安く仕上げるために必要。
そして、これは食品添加物ではなく食品に分類される。
しかし、
この時の「いも類やとうもろこし」は、大量の農薬を使い、あるいは遺伝子組み換えをした海外の大規模農場で大量に作られた安価な輸入ものを使っているのではないか?と考え、製品化したデキストリンが入った加工食品を嫌う人たちもいるようです。
わたくしもスーパーでデキストリンの文字を見たら、農薬や遺伝子組み換えを想像してしまう。
難消化性デキストリンー水溶性食物繊維
デキストリンには難消化性デキストリンというものもある。消化しにくいデキストリンということですね。
これもトウモロコシのデンプンから作られます。トウモロコシは結構素晴らしい食品なんです。
あえて製法を詳しく見てみます。
難消化性デキストリンは、トウモロコシのデンプンに微量の塩酸を添加、加熱して製造した焙焼デキストリンをα‐アミラーゼおよびグルコアミラーゼにより加水分解を行った後、活性炭による脱色、イオン交換樹脂による脱塩などの精製を行い、イオン交換樹脂を用いたクロマト分画装置によりグルコースを分離し、食物繊維画分を分取して得られたものであり、酵素-HPLC法で分析した結果、食物繊維を85~95%含有するものである。
独立行政法人農畜産業振興機構サイトから引用
デキストリンには難消化性デキストリンというものもある。消化しにくいデキストリンということですね。
これもトウモロコシのデンプンから作られます。トウモロコシは結構素晴らしい食品なんです。
あえて製法を詳しく見てみます。
難消化性デキストリンは、トウモロコシのデンプンに微量の塩酸を添加、加熱して製造した焙焼デキストリンをα‐アミラーゼおよびグルコアミラーゼにより加水分解を行った後、活性炭による脱色、イオン交換樹脂による脱塩などの精製を行い、イオン交換樹脂を用いたクロマト分画装置によりグルコースを分離し、食物繊維画分を分取して得られたものであり、酵素-HPLC法で分析した結果、食物繊維を85~95%含有するものである。
独立行政法人農畜産業振興機構サイトから引用
すごいですね。
私が説明するとこうなります。
トウモロコシのデンプンを焙焼し、アミラーゼ(デンプンを消化する酵素)で加水分解し、難消化性成分を取り出した水溶性食物繊維が難消化性デキストリンです。
簡単すぎるか!
消化・吸収されない食物繊維は、昔は栄養学的に価値のないものと考えられていたようですが、現在では「第六の栄養素」としてその重要性が認識され、日本人の食事摂取基準においても成人について目標量が設定されており、不足しがちな栄養素としての認識が高まっているという。
特定保健用食品(トクホ)の30%以上に採用され、新たに始まった機能性表示食品の素材としても注目されている。
難消化性デキストリンの特徴は、
低粘性・低甘味。
溶けやい。
水に溶かした場合はほぼ透明。
耐熱性・耐酸性に優れている。
このように使いやすい食品素材となっている。
水溶性だけど消化しにくい難消化性!機能性表示食品の素材!なるほどでした。
今回はデキストリンという開発された製品のことを理解したけど、炭水化物の多糖類としてはpart2で理解したように、消化性多糖類(デンプンやグリコーゲン)と難消化性多糖類があるので、難消化性多糖類の食品としてどんなものがあるか知りたいと思いました。
私が説明するとこうなります。
トウモロコシのデンプンを焙焼し、アミラーゼ(デンプンを消化する酵素)で加水分解し、難消化性成分を取り出した水溶性食物繊維が難消化性デキストリンです。
簡単すぎるか!
消化・吸収されない食物繊維は、昔は栄養学的に価値のないものと考えられていたようですが、現在では「第六の栄養素」としてその重要性が認識され、日本人の食事摂取基準においても成人について目標量が設定されており、不足しがちな栄養素としての認識が高まっているという。
特定保健用食品(トクホ)の30%以上に採用され、新たに始まった機能性表示食品の素材としても注目されている。
難消化性デキストリンの特徴は、
低粘性・低甘味。
溶けやい。
水に溶かした場合はほぼ透明。
耐熱性・耐酸性に優れている。
このように使いやすい食品素材となっている。
水溶性だけど消化しにくい難消化性!機能性表示食品の素材!なるほどでした。
今回はデキストリンという開発された製品のことを理解したけど、炭水化物の多糖類としてはpart2で理解したように、消化性多糖類(デンプンやグリコーゲン)と難消化性多糖類があるので、難消化性多糖類の食品としてどんなものがあるか知りたいと思いました。
参考