炭水化物の多糖類には消化性多糖類と難消化性多糖類があることはpart2で分かった。
そして、人の消化酵素によって消化されない難消化性の多糖類のことを難消化性多糖類ということも分かった。
消化性多糖類のデンプンを使って難消化性デキストリンという製品を製造していることはpart4で理解しました。
ここで多糖類のことをもう少し整理したいと思った。
難消化性多糖類は食物繊維の仲間となることもpart2で分かっている。
消化性多糖類のデンプンを使って難消化性デキストリンという製品を製造していることはpart4で理解しました。
ここで多糖類のことをもう少し整理したいと思った。
難消化性多糖類は食物繊維の仲間となることもpart2で分かっている。
〇ヒトの消化酵素によって消化されない難消化性の多糖類=食物繊維
〇食物繊維は2種類
=水に溶けやすい水溶性食物繊維
〇食物繊維は2種類
=水に溶けやすい水溶性食物繊維
こんにゃくのグルコマンナン、グアーガム分解物など
=水に溶けにくい不溶性食物繊維
野菜や穀類などに含まれるセルロースなど
炭水化物を多く摂取するとなぜ太る?
炭水化物で糖質を多く含む食品は、米、パン、麺などの主食と芋、果物、砂糖などですね。糖質はエネルギー源として働くけど、摂りすぎると過剰になった糖質が中性脂肪として蓄積され、肥満になるようです。
炭水化物で糖質を多く含む食品は、米、パン、麺などの主食と芋、果物、砂糖などですね。糖質はエネルギー源として働くけど、摂りすぎると過剰になった糖質が中性脂肪として蓄積され、肥満になるようです。
覚えの悪い私は、また図にしました。
これから多糖類の食物繊維を見ていきます。
米、パン、麺などの主食と芋、果物、砂糖などは糖質を多く含みますが、例外としてこの中の芋類には食物繊維も多く含まれます。芋類は両刀使いと言える。
ジャガイモを加熱した後冷やすとレジスタントスターチ(難消化性でんぷん)に変化する。
これから多糖類の食物繊維を見ていきます。
米、パン、麺などの主食と芋、果物、砂糖などは糖質を多く含みますが、例外としてこの中の芋類には食物繊維も多く含まれます。芋類は両刀使いと言える。
ジャガイモを加熱した後冷やすとレジスタントスターチ(難消化性でんぷん)に変化する。
難消化性多糖類の食物繊維を見ていこう!
何といっても食物繊維の特徴は消化酵素に分解されることなく小腸を経て大腸まで届けられるということ。この特徴が大きな役割を果たすことになる。
何といっても食物繊維の特徴は消化酵素に分解されることなく小腸を経て大腸まで届けられるということ。この特徴が大きな役割を果たすことになる。
〇不溶性食物繊維の特徴
水に溶けないで水分を吸収してふくらむ不溶性食物繊維は、腸内のぜん動運動を活発にし健康的な便の排出に貢献します。
このことは、腸内のそうじをして排出してくれるということですから、大腸がんリスクが減ります。
もう一つ、乳酸菌やビフィズス菌といった善玉菌のエサとなり、菌を増やして腸内環境の調子を整える。
このことは、腸内のそうじをして排出してくれるということですから、大腸がんリスクが減ります。
もう一つ、乳酸菌やビフィズス菌といった善玉菌のエサとなり、菌を増やして腸内環境の調子を整える。
〇水溶性植物繊維の特徴
水溶性は粘性があるから腸内をゆっくり移動する。そのため糖質の吸収をおだやかにする働きがあり、食後の血糖値の急激な上昇をおさえます。
もうひとつは、コレステロールを吸収して排出する働きに貢献してくれる。
どんな食物があるのか?
不溶性食物繊維
大豆、豆類、ごぼう、野菜、芋類、そば、キノコ、大麦・ライ麦・玄米など精製されてない穀類
各種主成分
セルロース、ヘミセルロース、リグニンは、植物の細胞壁の主要構成要素で野菜などに含まれる。
キチン、キトサンは、甲殻類の殻やキノコなどの菌類の細胞壁などの主成分
不溶性食物繊維
大豆、豆類、ごぼう、野菜、芋類、そば、キノコ、大麦・ライ麦・玄米など精製されてない穀類
各種主成分
セルロース、ヘミセルロース、リグニンは、植物の細胞壁の主要構成要素で野菜などに含まれる。
キチン、キトサンは、甲殻類の殻やキノコなどの菌類の細胞壁などの主成分
水溶性植物繊維
海藻、果物、こんにゃく、大豆
各種主成分
ペクチンは、果物などの細胞壁における細胞間接着物質
グルコマンナンは、コンニャク芋に含まれる
イヌリンは、ゴボウやキクイモなどキク科植物の根や地下茎に含まれる
アルギン酸は、昆布やワカメの海藻類等
ガム質は、大麦、ライ麦などの麦類
ここでワンポイント。
〇こんにゃくの主成分であるグルコマンナンは水溶性食物繊維ですが、板こんにゃくの場合、製造過程でグルコマンナンが不溶性食物繊維に変化するそうです。だから、こんにゃくの成分は水溶性食物繊維ですが、市販のこんにゃくは不溶性食物繊維です。
〇グアーガム(Guar gum)はたまに目にする。「グアー豆」を精製して得られる植物由来の食物繊維。とろみを持たせるために使われている。
アルギン酸は、昆布やワカメの海藻類等
ガム質は、大麦、ライ麦などの麦類
ここでワンポイント。
〇こんにゃくの主成分であるグルコマンナンは水溶性食物繊維ですが、板こんにゃくの場合、製造過程でグルコマンナンが不溶性食物繊維に変化するそうです。だから、こんにゃくの成分は水溶性食物繊維ですが、市販のこんにゃくは不溶性食物繊維です。
〇グアーガム(Guar gum)はたまに目にする。「グアー豆」を精製して得られる植物由来の食物繊維。とろみを持たせるために使われている。
炭水化物のことがいろいろと分かりました。私の命を支えてくれている「食べもの」は深い深い意味と存在意義を持つ有難いものだと感じました。毎日食べることができることを軽く思わないで、得難く有難いと深く感謝していただかなければと強く感じました。
ーおわりー
参考