青空ーすべてはバランス

福島原発汚染処理水と世界の原発

2023年8月9日(水)晴れで最高気温は36℃までいった。今日は広島に続く長崎に原爆が投下された日だ。11時2分。

毎日新聞の電子版と東京新聞電子版にあった記事を参考にした。一応客観的に把握しておくべきでしょうと思いまして。福島原発汚染処理水海洋放出についてだ。

まず、トリチウム(三重水素と呼ばれ、自然界にも存在する。 )は、原発や使用済み核燃料の再処理施設でも発生し、排出基準は各国で異なるものの海に流しているこれは事実として把握できる。 

経済産業省によると、
・福島第一原発の処理水約125万トンに含まれるトリチウムは約860兆ベクレル
・事故前は年間約2.2兆ベクレルを海に放出していた。
・福島第一と発電方式が異なる加圧水型の関西電力高浜原発(福井県)などからは、年間18兆~83兆ベクレルを放出している。

政府と東電は
国の排出基準(1リットル当たり6万ベクレル)を大幅に下回る1リットル当たり1500ベクレル未満に海水で薄めて放出するとしている
これは福島第一で汚染されていない地下水を海に処分する際と同じレベル

この計画どおり放出されるかはしっかりとした監視が必要だ。それにしてもこのレベルだとかなり低いレベルだ。

そこで、海外をいくつか参考にしたい。

韓国の古里原発では、2016年に約45兆ベクレルを海に放出した。 
フランスのラ・アーグ再処理施設では、1年間の排水に含まれるトリチウムは1京(1兆の1万倍)ベクレル以上。これ本当???マジ???
再処理施設は高濃度になるようだ。日本でも青森県六ケ所村の再処理工場(建設中)は試運転をした3年間で2150兆ベクレルのトリチウムを海に流した。 

世界中の原子力発電所を稼働させている国からは、トリチウムが放出されている。フランスの例は別格としても韓国の例のような量は排出されているだろう。年間200兆ベクレルを超える原発施設もあったという。

福島原発の処理水を放出しようとしているレベルならば何の問題もないはずだ。
問題はむしろ六ケ所村の再処理工場の方じゃないのかな?こちらは何の情報も伝わらないけど・・・どうなってんの?

さらには、世界中の原子力発電所から放出されている量は発電所ごとに明確になっているのか?世界中でどのくらいになるのか?嘘を言う国はいないのか?もし、その都度の放出量は決めたレベルより低いとしても、毎年毎年蓄積されると世界の海はどうなるのだろう?

信頼のおける方が講演会でも開催してくれれば参加するのだけどね。本当のところが知りたい。


青空ーすべてはバランス - にほんブログ村

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「政治経済社会・科学」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事