2024年12月27日(金)雨でみぞれまじり。今日で仕事納めのところも多いだろう。
正月用にお酒を準備しようと思い、酒屋に行った。なんと能登の酒「宗玄」があったのですぐに購入した。この酒蔵も大きな被害を受けたがなんとか頑張って出荷できるまでになっていることを思うとうれしくなった。
昨年は正月の夕方、家族でおせちとお酒をこれからいただこうという時に地震が起きて正月どころでなくなったから、今回はゆっくり元旦にこのお酒を飲めればいいなぁ!と思っている。
直美(ちょくび)
医者や病院についてはいろいろと思いがある。いい加減な医者ばかりだと思えば、まれに素晴らしい医者がいる。
ただ、人の命を預かる大変な仕事であることは間違いない。遺族が医療ミスを責め立てることも多いから大変でもある。
直美(ちょくび)という言葉を知った。
今、美容医療や自由診療の医療機関で働く若い医師が増えているそうだ。
卒業後2年間の初期研修を終えると直接、美容医療業界に進むことを直美という。
そもそも医師になるには長い研修が必要になる。2018年に始まった新専門医制度ではこうなる。
医学部6年間☞国家試験合格☞初期研修医2年間☞専攻医(後期研修医)3-4年間☞専門医試験合格☞専門医
なんと!これは大変だね。
直美は初期研修医2年間が終わる時点で美容医療のスキルをOJTで身につければもう働ける。かなり短縮できて楽ちんだ。
年間給与も比較にならない。大学病院の研修医の年間給与は400万円から500万円くらいだそうだが、美容クリニックでは1年目で2000万円を超える例もあるという。
最近は、全国で美容外科クリニックが増えて、新しい就職先が増えているのも直美増加の一因になっている。
悲しいかな、専門医になるための長い勉強と研修がやっと終わっても自分の希望する勤務地に行けないケースがあるという。
深刻な医師不足がさらに加速していくのでしょうか?こんな状況で、日本の医療を利用しようとする外国人が増えているのも深刻な問題だ。
参考資料:現代ビジネス 東洋経済