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青空ーすべてはバランス

自律神経とは!-part6食事・呼吸・心

自律神経の基本を学んできました。
脳と脊髄からなる中枢神経と中枢神経から出て体内や体表の各器官や末端部分に張り巡らされている神経である末梢神経系。この末梢神経系にある自律神経系は、体を動かしたり痛みなどを感じる運動神経や感覚神経とは異なり、人間の意思で動かせない、生命にかかわる重要な働きを自律的に行っていることがわかりました。心臓の拍動を調節(part3)したり、体温を一定にする(part5)ために色んな条件下で調整をします。人間が活動するために必要なエネルギーに関する調整では、血糖値の調整(part4)をホルモンとの協働で行っていることなど基本を理解しました。
自律神経系が何故ご主人の意思から離れて自立的に働いているのか?ということをつい考えてしまいますが、簡単だと思います。ご主人にまかせるほど危ないことはない。ということでしょうか?これは冗談ですが、体の隅々までの微妙な調整を絶えず24時間毎日続けていくことを「意思に介入させる」ことは重大なリスクをになると思いますよね。やはり自律神経系に任せるしかないように思います。

ただし、私は基本を勉強してきた中でポイントがあると思いました。
人間が生きていく中で大切なことは何だろう?
呼吸!
呼吸をして酸素を取り入れて血流に乗せて体中の細胞に届けることが必要です。内臓では肺が重要な役割を果たしますが、酸素を運ぶための心臓の拍動が欠かせません。
食事!
食べて栄養やエネルギーを得なければ生きていけません。血糖濃度の調節はエネルギーを出したり貯めておく働きにつながっていました。そしてこの血糖濃度も血流に関係していました。

そして、呼吸や食事で人間が生きていく際の自律神経の調整機能は体温の安定にも関係していました。そしてすべて血流と関係していました。

心!
もう一つ大切なことが思い浮かびます。「」です。人間が生きていく毎日の日常の中で様々な心の変化に私たちは支配されています。喜びや怒りや不安などによって随分と体調に変化があります。

自律神経を考える時のポイントは「呼吸」と「食」と「心」だと考え着きます。
そしてそれらがつながっていて、自律神経の乱れは、それらの関係性も乱し体の各器官の働きも乱します。
例えば、ストレスや怒り、不安により心が乱れると自律神経のバランスも崩れ、血流が乱れます。血流が悪くなると体の各器官の働きも悪くなり、不調が現れてくる。原因不明の症状。めまい、頭痛、肩こり、腰痛、冷え、むくみ、不眠などなど。
脳と臓器など各器官は自律神経でつながっているからです。
特に強いストレスが長期間続くと重大な病気を引き起こす。こんな時、生活習慣や食習慣も乱れている場合が多い。逆に、自分で呼吸を整えたり、生活習慣や食習慣を改善したりすれば、間接的に自律神経の乱れを直し、不調を改善することもできると思います。
その時に心得ておくことがあります。

交感神経と副交感神経は、交互にその役割をキチンと切り替えることが必要らしい。だらだらはいけない。ストレスも適度な緊張感は良いし、その後のリラックス状態への切り替えがキチンとできることが大切。
基本的に日中に交感神経が優位になり、夜は副交感神経が優位になるそうだ。これは長い人間の歴史の中で形成されたものでしょうね。

注:深夜の勤務が多い人は、仕事だから仕方がないでしょう。その状態が続いて慣れていればいいけど、今日は深夜、明日は昼間の勤務などと昼と夜が交互になる勤務は非常に良くない。

どちらかが一方的に優位状態を保つことは良くない。
常にストレス状態だと常に緊張状態が続く。つまり交感神経が働きすぎて過剰になる。バランスが悪くなり血流が悪くなる。内臓機能は低下し、さきほど挙げた症状が出る。血管の収縮状態が続くと高血圧になり、血液がドロドロになり血管の内側が傷つき、動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞などになりやすい。また、免疫機能が下がりガンにもなりやすくなる。

「心」が食と呼吸の重要性に並んで大きなポイントになるとしましたが、「心」の働きについては具体的な根拠を示していません。これを次回に明らかにして、今回の図にあるポイントを頭に浮かべながらこれから間接的に自律神経系に働きかける具体的な方法はないか?考えていこうと思います。

参考

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