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青空ーすべてはバランス

植物のホルモンージャスモン酸

2021年7月13日(火)晴れ。今日梅雨明けじゃないの?という感じ。分かるんだよね。もう何十回と経験したんだから!夏の暑さと紫外線の強さ。入道雲がすごい。しかし空の半分はいまだ梅雨状態。半分梅雨明けかな?草も元気に伸びている。



植物は土の中にいっぱい石ころがあると、根がどんどん伸びていかない。危険を察知して成長を止めるらしい。

正体は、ジャスモン酸という植物ホルモン。

ジャスモン酸は、元々ジャスミンの香りの主成分として発見された物質でしたが、その後研究が進み、主に成長の抑制に関与する植物ホルモンの作用が確認されています。でもそれ例外にも重要な働きがあることがわかってきている。

外敵に葉っぱを食べられ傷ついたり、病気や水分不足等の環境ストレスを受けると、急激に増加して抵抗力を増強するよう働きかける。

ストレスにより生成される「ジャスモン酸エステル」には揮発性があり、気孔から外部に放出されると、周囲に漂い、他の個体に危険を知らせたり、害虫の天敵を呼び込んだりする。

そのほかには、種子の休眠や発芽、老化促進、落葉促進などの植物の生き死にを誘導する。 しかし、それらは、例えば病気が他の個体の間に広がらないように自ら枯らしてしまうなど、種(しゅ)の存続のために犠牲を最小限にするなどの理由がある。必死に戦っている。


植物の防御システムの例

昆虫に葉を食べられ続け、危険を察知した植物にはジャスモン酸が増加していく。
ジャスモン酸にはタンパク質分解酵素阻害物質の合成を誘導する性質があり、植物細胞の中にはこのタンパク質分解酵素阻害物質が蓄積されていく。
昆虫の体内にタンパク質分解酵素阻害物質が取り込まれ、タンパク質の消化ができなくなる。
つまり、昆虫は、食べた葉に含まれるタンパク質を消化して栄養にすることができなくなり、その植物を食べなくなる。



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