2023年11月11日(土)雨が降り寒かったが、夕方頃に晴れてきた。とうとう最低気温が6℃になった。最高は12℃。
車庫の片づけをして、粗大ごみの処理場に直接持って行った。多くの人が使う「物」はゴミになる。買って間もなくゴミになったり、長年使ってゴミになったりする。
木の机でも金属のねじで組み立てていたり、引き出しの文房具を入れる部分にはプラスチックを使ったりして、いろんなものでできている。でもそんなの関係なくゴミになる。当たり前だが、買った時の値段は関係なく、捨てる時は100kg500円です。
宇宙はビッグバンという大爆発で誕生したらしいが、誕生直後には元素は存在していない。誕生後3分ほどたって宇宙の温度が少し下がって、もっとも軽い元素である水素とヘリウムができたそうだ。
そして、ガス状に漂い、やがて、ガス状の雲となり「恒星」が誕生する。その引力で原子同士が引き合い、圧縮されて核融合が起こり、炭素や窒素などのより重い元素に変換される。
そして星が一生を終えるとき、核融合でできた重い元素を宇宙にばらまく。
とくに太陽の何十倍もある重い星が一生を終えて大爆発を起こすと、鉄などのとても重い元素を宇宙にまき散らす。
その時の燃えかすである中性子星が2個合体すると、金などのさらに重い元素ができる。
どんどん重い元素ができてきたそうだ。
だから、軽い元素は宇宙の初期に作られたから隅っこにもあり、炭素はもう少し内側にあり、鉄は星の中でつくられ、ウランやプルトニウムは星が爆発してつくられるという。
人間が作るプラスチックは高分子化合物からなる物質で、一般的には石油を原料とするモノマーを重合してできたポリマーに添加剤を加えたものの総称。主に原油から得られるナフサを原料として製造される。
元素は水素と炭素と酸素。これらの元素が結合して高分子構造を形成し、その特性が決まってくる。
プラスチックはマイクロプラスチックと言われるように細かく劣化するが、自然に戻ることはない。宇宙の新たな物質として存在している。
人間はプラスチック以外にも多くのあたらしい物質を生み出している。すごいことだ。どうなるかは分からない。