青空ーすべてはバランス

難消化性食植物繊維が救世主?


2024年6月29日(土)今日は真夏だった。どう見ても今日の空の輝きと入道雲は夏以外の何物でもなかった。明日から雨が続くようですが。
暑いけど久しぶりに近くの温泉に入った。たっぷりくつろげました。


難消化性食植物繊維

ラットを使って、どんな食物が体に入ってきたマイクロプラスチックを排出する手助けをしてくれるのかを実験した人がいる。東海大学海洋学部水産学科准清水宗茂教授だ。

さまざまな成分を混ぜたエサにマイクロプラスチックも入れた。そしてラットの糞を調べたそうだ。

結果は、最も多くマイクロプラスチックを排出する働きが強かったのが「難消化性食素材」が混ざったエサだった。

食物繊維は水に溶ける水溶性食物繊維と、溶けない不溶性食物繊維の2種類がある。水溶性食物繊維は私のブログの中で免疫の働きに関係する重要な食物繊維であることを何度も書いている。
一方の不溶性食物繊維は、主に腸の水分を吸収することで便の体積を増やし、腸のぜん動運動を活発にして排便を促進し、腸壁にくっついている不要なカスなどをきれいに一緒に取り除いて出してくれることはよく知られている。

このような難消化性食素材は人間の消化酵素では分解されにくい成分であり、かつ食べても安全な物質。ラットの実験では、これにくっついてマイクロプラスチックが便として出て行ってくれたというわけだ。

カニやエビから作られるキトサンは、マイクロプラスチックを排出させる能力が特に高いと考えられているそうだ。

ごぼう ・大根(葉) ・にんじん ・かぼちゃ ・モロヘイヤ ・アボカド ・ブロッコリーなどが不溶性食物繊維を多く含む野菜。
豆類も意外と繊維が多いのだ!
大豆 ・枝豆 ・納豆 ・おから ・きなこ ・キノコ類。


参考:NEWS ポスト セブン

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