すり足で歩く一畳を何歩で歩くかは流派によって違うのですが、足さばきを決める時、いつもと違う筋肉や身体感覚を使うので、脳にもとてもいい刺激になるようです。無意識に歩くのではなく、歩数や歩幅、左右の足を確認しながらすり足で歩いてみると、畳の感覚、足の裏、指の動きなど、色々な変化がキャッチできます。すり足とは、上体をまっすぐに膝を曲げ腰を入れて、重心を落として滑るように歩く歩き方です。安定していて、とっ . . . 本文を読む
秋晴れの先日11月13日 明石城で、陣中茶会が開催されました。皆さまよくご存じ、戦国武将は、茶の湯が大好き?! 彼らは、頻繁に茶会を開いていたのです。 なんででしょうか?私も初めて師匠から、小田原攻めの際に、秀吉が、陣中茶会を開いていたと聞いて、驚きました。 なんと、利休は、旅箪笥という携帯用の陣中用茶道具を携えて出陣したのです。 彼らは戦場でも、茶の湯をた . . . 本文を読む
畳に座る 11月になると、お茶室は冬の装いになります。 夏は風炉という大きな土風炉を畳の上において、その上におかまをかけていたのですが、冬になると畳の中に切られたいろりのような炉を開いて、灰を入れて炭を次いで、釜をかけます。 釜から立ち上る湯気や時々、ぱちぱちと火花が炉壇を駆け上ると 点前座はにわかに活気づきます!&nb . . . 本文を読む
お茶会の始まりです~ お客様が席にお着きになると、亭主が一礼して入ってきます。 てまえ美しい礼で応えましょう。そして点前が始まります。 ふくさ 亭主は、袱紗と呼ばれる男性は紫色、女性は朱色の布を、三角に折って帯につけています。 . . . 本文を読む
利休七則 利休七則は、弟子の一人が 「茶の湯の神髄とは何でしょう」と尋ねたときに、利休が答えたことです。 茶は服(ふく)のよきように 炭(すみ)は湯の沸(わ)くように 夏は涼(すず)しく、冬暖(あたた)かに 花は野にあるよう . . . 本文を読む