お正月、皆様はいかがお過ごしでしたでしょうか?
お正月になると 日本は、一斉に和の国になりますね?
そんな時、その年の初めのお茶会は、初釜式と呼ばれ、新年を寿ぐ会となります。
普段は、お茶室って?
なんだか少し敷居が高くて、近寄りがたいような気がいたします。
普段は、お稽古したものしか入れない、作法を知らないものを拒むような、
そんな気がするかもしれませんが、実はそんなことはないのですが・・・
新春は、少し門戸がひらけているように感じませんか?
確かに、茶室は日本文化の高い意識を表現する場です。
でも、せっかくの新春ですから、ご一緒にお茶会へまいりましょう。
お茶会に招かれたら、まずは、いろいろな準備が必要です。
持ち物、身なり、作法の確認などなどをして、
当日は時間に遅れないように、忘れ物をしないようにと列挙に暇がありませんが、
まずは、持ち物です。
初めてお茶会にいらっしゃるときは、
男性は、男性用の末広(扇子)、懐紙、菓子文字(楊枝)、それらを入れる袱紗鋏。
洋装の場合は、替靴下。靴下は白いと足袋を連想させますが、目立たぬ色でも良いようです。
女性も、同様に、末広、懐紙、菓子文字、洋装の場合は、替靴下を用意します。
これらはすべて男性用と、女性用で寸法が違います。
男性用は大きく、女性用は小さくてかわいらしく作られています。
色や柄も区別がつけられていて、おのずと男女は役目が違うというメッセージが感じられます。
男女の区別が希薄になっている昨今は、とても新鮮です。
服装は、座っても大丈夫なようにゆったりしていて、
カジュアルすぎないものを選びましょう。
着物も含めて、ドレスコードについては、連客(ご一緒なさる方)や
様子をご存じの方にお尋ねになるのがいいでしょう。
貴金属(指輪や時計、カフスなど)はお道具を傷つける恐れがあるので
外します。香水など香りの強いものも避けます。
そのほかに、ハンカチ、ティッシュペーパー、小さなビニール袋があると便利です。
使用済みの懐紙などを入れて持ち帰ります。
では準備も整いました。
そして、お茶会へ ~
当日は、少々ゆとりを持ってまいりましょう。
それだけでも優雅な気分です。毎日の生活、時間に追われている私たちですが、
時間の流れに追いかけられるのではなく、時間の流れに乗ってゆく感じです。
時間がないと感じる人は、そういう信念を持っているから。
時間を使えると思っている人は、時間の使い方が上手なのではなく、
時間は使えるという 信念 ビリーフ を持っているから。
自分自身の信じていることが現実化しているのだとしたら、
信念を変えると現実は変わる。うなずけます。
そんなことを学んだことを思い出しました。
本年度の新春茶会 北大阪は、大阪美術クラブにて~
1月23日(日)10:00~
お問い合わせは、こちらまで~
茶道にはとても興味があるのでフォローさせていただきます。
日日是好日
お茶は高苦しくなくて、リラックスできる場です。機会があれば、ご参加下さい♪