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戦国武将は、なぜ茶の湯に魅せられたのか?茶室で男は、日本男児になる!
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制服の魔法~

2024年08月21日 | 制服の魔法
そんなさまざまな   気づきを与えてくれた制服ですが、
 
客室乗務員の訓練所では、着こなしの他に、制服には厳密な規定があり、
 
それはその職業の職権と職域を表すということも学びました。
 
もちろん制服を着ていると、一目でサービス要員つまりお客様をお迎えする側だ
とわかります。
 
何かあったときには、この人にお願いすればいいということも。
 
そして、そしてもちろん、コックピット(操縦室)クルーなのか、
キャビン(客室)クルーなのか、担当業務もわかります。
 
そして機長は、ジャケットの袖口に四本のラインがあるものを着用しています。
 
この方がこの飛行機の機長です。


 
すぐにわかります。三本線の方は、副操縦士、そのほか、機関士というような規定がありました。
 
そういったラインや名札、デザインのディティールによってその職権と職域が明示されているわけです。
 
それらは、職場でのその人の 権威と責任範囲 を表します。

 
権威というと私たちは必要以上に恐れ、権威に飲み込まれるのではないか、
権威を誤用してしまうのでないか、と権威を避けてしまいそうになります。
 
しかし、確かな自信と信頼に基づいた権威は、物事を先に進めてくれます。
 
本来権威は力や、強制ではなく、自発的に同意・服従を促すような能力関係をいいます。
 
威嚇や武力によって強制的に同意・服従させる能力・関係である権力とは違うのです。

特定の分野などに精通し、 専門的な知識を有す人 を~の権威といったりします。
 
 
あるときバンコックのホテルのコーヒーショップで、日本の紳士が新聞を読んでいました。
 
どこかでお見かけしたことのある方だとは思いましたが、
 
次の日の朝、ショーアップ(フライトの前には、同乗者が集まって行うミーティングのために集合すること)したときに、アッと気付いたのです。
 
その日の フライト・キャプテン だったのです。
 
前日は、プライベートでリラックスなさっていたのでしょう。
 
でも一旦制服に袖を通し、着帽するときりりと 仕事モードに変換。
 
 自然な権威と威厳をもったキャプテンのブリーフィングが始まりました。
 
 
そんな風に人は、制服を身につけた時とそうでないときは、違って見えます。
 
制服にはパワーがあります。

そのパワーをもらって、制服を身につけることで

私たちは違ったエネルギーを発しているのかもしれません。

 
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