茶室では、五感がひらく~ような演出がなされているのかもしれません~ そう、そして、次は、モデリングです。ご承知のようにお茶はお稽古するわけで、お手本、モデルである先生に倣って形から入ります。身体感覚からモデルを身につけます。モデリングとは形、もっとも良い形を身につける事です。日本の文化は型をベースに成り立っています。型は先人たちがもっとも効果的に物事を学ぶためにエッセンスだけを引き出し、ずっと . . . 本文を読む
こんな風に見てゆくと、なにやらたくさんの心理学的な見方との共通点が浮かび上がってきます。まずは、五感の使い方がキーだと分かります。そうお茶室は、にじり口をくぐった途端、その方の五感が活性化し鋭敏になるように工夫されているといっても過言ではありません。 天才たち、いうまでもなく利休さんは美の巨人ですから、20世紀の天才たちと同じことを行っていても、何の不思議もありません。 五感を研ぎ澄まして彼らが行 . . . 本文を読む
茶室でひらく五感 私たちは、外界から情報を取り入れる際、情報を、刺激として、神経系から取り入れます。視覚、聴覚、体感覚(嗅覚、味覚)この五つ、つまり五感です。この五感から入った刺激は、映像や 音、 匂い、 味、 痛みや 温度、 快感などの刺激となって、何らかの作用を私たちの脳に伝えます。それに対して生理反応が起こり、それらはある種の感情を呼び起こしたり、結びついたりした結果、概念としての言語を選 . . . 本文を読む