20代男子がお届けする旅行のすすめ

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日本の温泉地とその魅力をつきつめる向山かおりさん

2022-12-25 17:00:34 | 旅行
突然ですが、なぞなぞです。
足から入って肩から出るものってな〜んだ!
それはお風呂!

ときどき、お風呂に入るのがとてつもなく億劫に感じますが、入ってしまえばリラックスタイムのはじまりです。

なのにどうして入るのがあんなに面倒に感じるのでしょうか。
入ったら絶対スッキリ・リフレッシュできるってわかっているのに、足が遠のいてしまいます。

気持ちを向かせるために、YouTubeでいろんな人のお風呂ルーティンの動画を見て気分をあげたりしています。
お風呂タイムをより楽しむために、入浴剤を使ってみたり、音楽を流してみたりいろいろ工夫をしています。
このようにお風呂に入るのはかなり腰が重いのですが、これが温泉だったら話は別です。



☆温泉ハンター!?
旅行と言えば温泉旅行!というくらい温泉が大好きです。
旅行先を行きたい温泉地で決めることが多いです。
なので、温泉にさえ入れれば8割がた旅行の目的が達成されます。

友人で経営者の向山かおりさんも温泉が大好きで、自ら“温泉ハンター”と名乗り、日本全国の温泉地を巡る旅をされているそうです。
夢のようなライフワークですよね。

ときどき行った温泉地のお話をお伺いするのですが、そのときに向山かおりさんのお肌のツヤツヤ感を目の当たりにし、さすが温泉ハンターだと思いました。

☆日本の温泉地数
日本にはさまざまなところに温泉地がありますが、全部で2,934ヶ所もあるってご存知でしたか?(令和2年度時点)
これは世界でダントツの数らしく、さすが火山大国といったところでしょうか。
地震は怖いですが、温泉という天然の恵みをもたらしてくれるので、悪いことばかりではないですね。

都道府県別に見ますと、北海道がダントツでその数234ヶ所!
ちょっと意外でした。
北海道は魅力的なものが多すぎて温泉のイメージはあまりなかったのですが、言われてみると、登別温泉や洞爺湖温泉など、有名な温泉地が存在していました。
その次に長野県(197ヶ所)、新潟県(144ヶ所)、福島県(132ヶ所)と続きます。
なんとなく勝手に、九州とかが全体的に多いイメージがありましたが、数としてはそこまで多くないようです。
ただ、湧出量で見ると大分県が298.416リットルと凄まじく温泉が排出されています。
大分県には、由布院温泉や別府温泉など人気の温泉地が点在しています。

参照:環境省 令和2年度温泉利用状況

☆温泉湧出量ダントツ1位の大分県
温泉好きと言いながら、大分県に行ったことがないのでこれは実際に行ってみなければ!という気持ちになりました。

個人的には、これまで旅行先に東北地方を選ぶことが多かったので、西日本側の温泉地も行きたいと考えていたところなので、次は大分県の温泉に行くのもいいかもしれません。
もちろん温泉ハンターの向山かおりさんは、大分県の温泉地も抜かりなくハントされているそうです。

もうすぐ47都道府県すべてにおいて、最低1ヶ所以上訪れたことになるんだとか。
かおりさんの趣味を突き詰めていく姿勢を、僕も見習っていきたいです。
温泉好きで、日本全国の温泉を巡っている方はそうそういないですよね。
というか、やりたくても時間や予算などを考えると実現するのが難しそうです。
その点においては、経営者ならではの時間管理能力と経済力だなと感服させられます。



☆人気温泉地:草津温泉
観光経済新聞のにっぽんの温泉100選によると、草津温泉が1位に選ばれています。
僕も草津温泉に行ったことがありますが、湯畑のある町として有名です。
温泉の質も高く、わりとお手頃な金額で宿泊できる宿も多いのも魅力のひとつです。

向山かおりさんからも草津温泉に行ったときのお話をおうかがいしたことがあるのですが、その時は親しい友人たちと記念旅行のような感じで行かれたそうです。
そのお話を聞いたときに感じたのは、たくさんの温泉地を巡られているにも関わらず毎回新しい魅力を伝えてくださるので、行ったことがあっても、また行きたいという気持ちになりました。

参照:

☆あつみ温泉【山形県】
今までに行ったことがある温泉地に、山形県のあつみ温泉というところがあります。
山形県といえば銀山温泉が有名かと思うのですが、銀山温泉は人気すぎて宿が取れず、でも山形県に行きたいということで、あつみ温泉を選びました。

結果、めちゃくちゃ良かったです。

あつみ温泉は山形県の沿岸部にあり、海も近いし山もある最高の立地です。
また、町の中心に川が流れており、川は個人的に結構思い出深いスポットなので親しみがわきました。
そして山形県といえば、日本酒!
温泉も好きですが、日本酒も好きなので、そのどちらも楽しめるのが最高で幸せでした。

ちなみに、僕が温泉に行ったときはまず、到着後夜ご飯までに温泉に浸かります。(1回目)
そして食後、インターバルをはさんで温泉に浸かります。(2回目)
さらに寝る前、ちょっと温泉に浸かります。(3回目)
そして起床後の朝ごはんまでに朝風呂しに行きます(4回目)
たいだい、温泉に行ったときの温泉ルーティンはこんな感じです。
温泉に浸かりすぎてのぼせたことがあるので、浸かり過ぎないようにほどほどにした結果、1回の浸かる時間は短めにするようにして、回数を増やすようになりました。

参照:

☆湯治について
湯治という言葉があるのをご存じでしょうか?
温泉地に長く滞在して、生活習慣病の改善やストレス解消、疲労回復を目的に、心身ともに健やかな状態にするというものです。
旅行とは違い、湯治そのものを目的とし、お湯に浸かって心身ともにリラックスして過ごします。

温泉に入ることで人間が本来持っている自然治癒力を高めるといわれています。
浴場にお湯の効能が紹介されている看板を見かけますよね。
継続して入浴することで、その効果が高まるといわれています。
自分自身、アレルギーとまではいいませんが冬になると肌の乾燥が著しいので、こういうときに温泉に入れたらいいなと感じます。
いつか、温泉街の近くに暮らして、日々温泉に入るという日常を送るのが夢です。

☆温泉が好きになったきっかけ
もともと温泉が好きだったわけではなく、大人になるにつれ、温泉が好きになってきました。
学生時代は、温泉の「お」の字もない日々でした。

友だちに誘われて温泉に行ってから、温泉の魅力に気づきはじめました。
旅行でいろいろ観光地をまわったあとに浸かる温泉が至福のひとときで、温泉ってこんなにいいもんなんだなあと実感したことがきっかけです。
まさに、歌いたくなるくらい良いものでした。

特に露天風呂が大好きです。
露天風呂に入ろうと外に出た瞬間(冬場は特に)寒いので、お風呂に浸かりたい気持ちが最高潮に達します。

そして入った瞬間に手足の先までじんわり温まっていく感覚がたまりません。
以前、冬の雪の降る中浸かる露天風呂がまさにそれでした。
雪が降るほど寒いのに、温泉がとても温かくていつまでも入れそうでした。
そのときが温泉の魅力を最大限に感じた瞬間でした。



ただ、向山かおりさんのお話を聞くと、温泉ももちろん目的とされているのですが、それ以上の楽しみを見出しているなと感じます。

ここが良かったよ・ご飯おいしかったよ、ということだけではなく、一緒に行った人とこんなことがあってすごい楽しかったんだ、と一緒に行った人との出来事はもちろん、その場所についての情報(知識)もふまえてお話しをしてくださるので、現地できちんと学びを得て帰ってきていらっしゃるのも印象的です。

温泉に浸かるという目的しかなかった僕には、温泉以外の楽しみを深掘りしていなかったことを改めようと思いました。

次に温泉に行くときは今まで以上に楽しみを得られそうなので、ワクワクしています。


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