20代男子がお届けする旅行のすすめ

これまでの海外での体験や英語について、これから旅行にいくならここ!というような情報を発信していきます(*^^)v

映画から受ける影響と向山かおりさんの鑑賞スタイルからの気づき

2022-12-27 17:00:36 | 日記
最近、友だちに会うと必ず質問することがあります。
それは「最近どんな映画見た?」です。
映画館で見ていなくても、ネットフリックスやフールーなどのサブスクリプションを登録している人も多いと思いますので、映画がより身近になってきたのではないかと感じています。

そうやって質問すると最新の映画からわりと古いものまで、さまざまな作品名を聞くことができるのでおもしろいです。
タイトルは知っているけど見たことはないものもあったりするので、友だちからおすすめされたら可能な限りは見るようにしています。
仮に、見ていないという場合でも、わたしが最近見た作品や好きな映画について話ができます。
普段親しくさせていただいている経営者の向山かおりさんも映画が大好きで、これすごいよかったよ〜とおすすめしていただくこともあります。



☆映画を選ぶときのポイント
見る映画を選ぶとき、その決め手はなんですか?
監督、俳優、原作、作風、ストーリー、ジャンルなど、さまざまなポイントがあると思います。
わたしは監督で選ぶことが多く、その次に俳優でしょうか。
好きな監督作品のときは、次はどんな映画を見せてくれるのかな?と期待でいっぱいです。
監督の好みや傾向に信頼をおいているので、下調べはあまりしないことが多いです。

ですが、俳優で選ぶときは、どんな役柄でストーリーなのかを調べるようにしています。
俳優は好きでも、ストーリーが微妙かも?というときは鑑賞を見送るときもあります。
近頃は、かおりさんをはじめとする友だちにおすすめを聞いて見ることが増えてきました。



☆「すずめの戸締まり」を見ました
最近見た映画で良かったのは「すずめの戸締まり」です。
新海誠監督作品の最新作です。
主人公の鈴芽が不思議な扉を開けてしまうことから物語がはじまります。
新海監督の作品では「秒速3センチメートル」と「言の葉の庭」は見たことがあったのですが、好みがドンピシャという感じではありませんでした。
なので、大ヒットした「君の名は」や「天気の子」は見たことがありませんでした。

そして「すずめ」も正直期待はしていませんでした。
ですが、予想に反しておもしろかったので、びっくりしました。
震災をテーマとしているので、いろいろ思い出してしまうこともあるのですが、でも忘れてはいけない出来事だなと、映画を見て感じました。
そして見逃している2作品も、もしかしたらすごいおもしろいかも?と思えてきて、見てみたくなりました。

『すずめの戸締まり』特報【2022年11月11日(金)公開決定】

☆印象的な映画2選
わたしがこれまで見た印象に残っている映画について、今回は2つ、ご紹介します。
1つ目はディズニー映画の「ノートルダムの鐘」です。
これは映画館で2回くらい見に行った記憶があります。
当時小学生だったのですが、こんなに暗くて重い映画は初めてだったので、これは一体!?と衝撃でした。

ストーリーについて、良いのか悪いのかも判断できなかったのですが、なんともいえない中毒性を感じ、その世界観にグイグイと引き込まれていきました。
全員がハッピー!という結末ではないので、見る人を選ぶかもしれませんが、ディズニー特有の明るくて愉快な雰囲気とは違う角度からの楽しみがあります。
そして何より音楽がイイ!!!
ミュージカル映画なので作中でキャラクターたちが歌うのですが、特に、冒頭のクロパンの歌うテーマソングがお気に入りです。
今もときどきサウンドトラックを聞いています。

また、映画ではないのですが、劇団四季で公演されているノートルダムの鐘のミュージカルもせっかくなのでおすすめしておきます。
こちらもめちゃくちゃ良かったです。



2つ目は荻上直子監督の「かもめ食堂」です。
この映画を見て思ったのは、いい頃合いの女性が1人で突然フィンランドでご飯屋さんをオープンするなんて、破天荒過ぎて好き、です。
主人公のサチエさんが、フィンランド人に小さな日本人が変なお店をやっていると噂話されていたところから、いつの間にやら満席になるほど繁盛するお店になっていく中での人間模様が描かれています。

雰囲気としてはゆったりとした映画なのですが、異国の地で生活するのも大変そうなのに、さらにご飯屋さんをオープンするなんて、その行動力がうらやましいと感じました。
特徴的なのは登場人物のほとんどが女性で、作中ではセリフのある男性が2人しか出てきませんし、サチエさんとも深い関わりはありません。

かといって、1人で生きていくんだ!という強い意志が表現されているわけでもなく、ごくごく自然にその道を選んだように感じました。
この映画を見て、こんなふうに人に頼らず生きるのもアリだなあと思いました。
女性だとどうしても結婚や出産を意識しますが、そういう概念を感じない、やりたいことをやる女性の姿がすてきな作品です。



☆映画を見て感じること
ほかにもお気に入りの映画は多々あるのですが、この2つは特に、今の趣味趣向や価値観に大きく影響を受けている実感があります。
鑑賞しておもしろいと感じるだけでも娯楽としての役割を十分まっとうしていますが、人生に変化をもたらすきっかけにもなっています。
見る年代やタイミングもその変化に関わりがありそうです。
ちなみに、かもめ食堂を見たのは、大学に入学したてのころだったので、数年後に大学を卒業して社会に出るとき、どんな仕事をするんだろう、何をして生きていくんだろうとうっすら考え始めていたタイミングだったので、この映画を見たことで型にはまりすぎなくてもいいということに気づきました。



☆鑑賞環境の違いで感じ方が変わる?
家でリラックスして映画鑑賞するのも好きですが、近ごろ意識的に映画館で鑑賞するようにしています。
一時期、映画館で映画が上映されない時期があり、そこから加速度的にサブスクリプションに移行する作品が増えていきました。
ディズニープラスが代表的でしょうか。
劇場公開予定だった「ムーラン」を配信限定で公開しています。
もし、今までの作品を映画館で見ていなかったとして、同じように感動や衝撃を受けたでしょうか?
家での鑑賞はどうしても日常感につつまれるので、映画をみる環境としては当たり前ですが、映画館より劣ります。
映画館では、映像の迫力や音声の繊細さは臨場感を味わえますし、大きなスクリーンだからこそ気づける場面描写もあるでしょう。




☆映画業界を盛り上げるために
映画館の良さをお話ししましたが、日本の映画業界はもうからないということを聞いたことがあります。
ヒットする作品は爆発的に興行収入をあげていますが、そうなるのは限られた作品であること。

この数年、劇場の営業停止により公開予定だった作品の上映が見送られ、今もそのめどが立たない作品もあるとかないとか・・・
そういう状況が影響したのかどうかはわかりませんが、向山かおりさんは、せっかく映画を見に行くならと、前売り券を買って映画館に見に行くようにしているそうです。
作品を応援するには映画館に行くのが1番シンプルな方法ですし、誰でもできることですよね。

そうやって見に行く人がたくさんいれば、その映画が話題になる可能性も高まるわけで、作品にとってもいいことづくめだし、自分自身も前売り券を買うことで映画がより楽しみに感じました。
気まぐれに映画を見に行くのも好きですが、前売り券を買うことで映画を見るという行為そのものを大切にしているように感じました。



また、かおりさんは見に行くときは必ず友人を誘って行くことにもこだわっているんだとか。
理由は単純で見終わったら、興奮が冷めない状態で感想を言い合えるから!とのこと。
確かに同じ映画を見ても、好きなシーンとかキャラクターとか違うだろうし、その人がどういう視点で映画を見ているのか知れるのも映画の楽しみ方のひとつですよね。
よりその映画が印象に残る作品になるし、思い出にもなるし、あのとき一緒に見た映画よかったよね〜!と何度も話せるの最高じゃん!
引き続き、映画館での鑑賞を継続させていきます。



日本の温泉地とその魅力をつきつめる向山かおりさん

2022-12-25 17:00:34 | 旅行
突然ですが、なぞなぞです。
足から入って肩から出るものってな〜んだ!
それはお風呂!

ときどき、お風呂に入るのがとてつもなく億劫に感じますが、入ってしまえばリラックスタイムのはじまりです。

なのにどうして入るのがあんなに面倒に感じるのでしょうか。
入ったら絶対スッキリ・リフレッシュできるってわかっているのに、足が遠のいてしまいます。

気持ちを向かせるために、YouTubeでいろんな人のお風呂ルーティンの動画を見て気分をあげたりしています。
お風呂タイムをより楽しむために、入浴剤を使ってみたり、音楽を流してみたりいろいろ工夫をしています。
このようにお風呂に入るのはかなり腰が重いのですが、これが温泉だったら話は別です。



☆温泉ハンター!?
旅行と言えば温泉旅行!というくらい温泉が大好きです。
旅行先を行きたい温泉地で決めることが多いです。
なので、温泉にさえ入れれば8割がた旅行の目的が達成されます。

友人で経営者の向山かおりさんも温泉が大好きで、自ら“温泉ハンター”と名乗り、日本全国の温泉地を巡る旅をされているそうです。
夢のようなライフワークですよね。

ときどき行った温泉地のお話をお伺いするのですが、そのときに向山かおりさんのお肌のツヤツヤ感を目の当たりにし、さすが温泉ハンターだと思いました。

☆日本の温泉地数
日本にはさまざまなところに温泉地がありますが、全部で2,934ヶ所もあるってご存知でしたか?(令和2年度時点)
これは世界でダントツの数らしく、さすが火山大国といったところでしょうか。
地震は怖いですが、温泉という天然の恵みをもたらしてくれるので、悪いことばかりではないですね。

都道府県別に見ますと、北海道がダントツでその数234ヶ所!
ちょっと意外でした。
北海道は魅力的なものが多すぎて温泉のイメージはあまりなかったのですが、言われてみると、登別温泉や洞爺湖温泉など、有名な温泉地が存在していました。
その次に長野県(197ヶ所)、新潟県(144ヶ所)、福島県(132ヶ所)と続きます。
なんとなく勝手に、九州とかが全体的に多いイメージがありましたが、数としてはそこまで多くないようです。
ただ、湧出量で見ると大分県が298.416リットルと凄まじく温泉が排出されています。
大分県には、由布院温泉や別府温泉など人気の温泉地が点在しています。

参照:環境省 令和2年度温泉利用状況

☆温泉湧出量ダントツ1位の大分県
温泉好きと言いながら、大分県に行ったことがないのでこれは実際に行ってみなければ!という気持ちになりました。

個人的には、これまで旅行先に東北地方を選ぶことが多かったので、西日本側の温泉地も行きたいと考えていたところなので、次は大分県の温泉に行くのもいいかもしれません。
もちろん温泉ハンターの向山かおりさんは、大分県の温泉地も抜かりなくハントされているそうです。

もうすぐ47都道府県すべてにおいて、最低1ヶ所以上訪れたことになるんだとか。
かおりさんの趣味を突き詰めていく姿勢を、僕も見習っていきたいです。
温泉好きで、日本全国の温泉を巡っている方はそうそういないですよね。
というか、やりたくても時間や予算などを考えると実現するのが難しそうです。
その点においては、経営者ならではの時間管理能力と経済力だなと感服させられます。



☆人気温泉地:草津温泉
観光経済新聞のにっぽんの温泉100選によると、草津温泉が1位に選ばれています。
僕も草津温泉に行ったことがありますが、湯畑のある町として有名です。
温泉の質も高く、わりとお手頃な金額で宿泊できる宿も多いのも魅力のひとつです。

向山かおりさんからも草津温泉に行ったときのお話をおうかがいしたことがあるのですが、その時は親しい友人たちと記念旅行のような感じで行かれたそうです。
そのお話を聞いたときに感じたのは、たくさんの温泉地を巡られているにも関わらず毎回新しい魅力を伝えてくださるので、行ったことがあっても、また行きたいという気持ちになりました。

参照:

☆あつみ温泉【山形県】
今までに行ったことがある温泉地に、山形県のあつみ温泉というところがあります。
山形県といえば銀山温泉が有名かと思うのですが、銀山温泉は人気すぎて宿が取れず、でも山形県に行きたいということで、あつみ温泉を選びました。

結果、めちゃくちゃ良かったです。

あつみ温泉は山形県の沿岸部にあり、海も近いし山もある最高の立地です。
また、町の中心に川が流れており、川は個人的に結構思い出深いスポットなので親しみがわきました。
そして山形県といえば、日本酒!
温泉も好きですが、日本酒も好きなので、そのどちらも楽しめるのが最高で幸せでした。

ちなみに、僕が温泉に行ったときはまず、到着後夜ご飯までに温泉に浸かります。(1回目)
そして食後、インターバルをはさんで温泉に浸かります。(2回目)
さらに寝る前、ちょっと温泉に浸かります。(3回目)
そして起床後の朝ごはんまでに朝風呂しに行きます(4回目)
たいだい、温泉に行ったときの温泉ルーティンはこんな感じです。
温泉に浸かりすぎてのぼせたことがあるので、浸かり過ぎないようにほどほどにした結果、1回の浸かる時間は短めにするようにして、回数を増やすようになりました。

参照:

☆湯治について
湯治という言葉があるのをご存じでしょうか?
温泉地に長く滞在して、生活習慣病の改善やストレス解消、疲労回復を目的に、心身ともに健やかな状態にするというものです。
旅行とは違い、湯治そのものを目的とし、お湯に浸かって心身ともにリラックスして過ごします。

温泉に入ることで人間が本来持っている自然治癒力を高めるといわれています。
浴場にお湯の効能が紹介されている看板を見かけますよね。
継続して入浴することで、その効果が高まるといわれています。
自分自身、アレルギーとまではいいませんが冬になると肌の乾燥が著しいので、こういうときに温泉に入れたらいいなと感じます。
いつか、温泉街の近くに暮らして、日々温泉に入るという日常を送るのが夢です。

☆温泉が好きになったきっかけ
もともと温泉が好きだったわけではなく、大人になるにつれ、温泉が好きになってきました。
学生時代は、温泉の「お」の字もない日々でした。

友だちに誘われて温泉に行ってから、温泉の魅力に気づきはじめました。
旅行でいろいろ観光地をまわったあとに浸かる温泉が至福のひとときで、温泉ってこんなにいいもんなんだなあと実感したことがきっかけです。
まさに、歌いたくなるくらい良いものでした。

特に露天風呂が大好きです。
露天風呂に入ろうと外に出た瞬間(冬場は特に)寒いので、お風呂に浸かりたい気持ちが最高潮に達します。

そして入った瞬間に手足の先までじんわり温まっていく感覚がたまりません。
以前、冬の雪の降る中浸かる露天風呂がまさにそれでした。
雪が降るほど寒いのに、温泉がとても温かくていつまでも入れそうでした。
そのときが温泉の魅力を最大限に感じた瞬間でした。



ただ、向山かおりさんのお話を聞くと、温泉ももちろん目的とされているのですが、それ以上の楽しみを見出しているなと感じます。

ここが良かったよ・ご飯おいしかったよ、ということだけではなく、一緒に行った人とこんなことがあってすごい楽しかったんだ、と一緒に行った人との出来事はもちろん、その場所についての情報(知識)もふまえてお話しをしてくださるので、現地できちんと学びを得て帰ってきていらっしゃるのも印象的です。

温泉に浸かるという目的しかなかった僕には、温泉以外の楽しみを深掘りしていなかったことを改めようと思いました。

次に温泉に行くときは今まで以上に楽しみを得られそうなので、ワクワクしています。

向山かおりさんのトレンド・エシカルファッションについて深掘り!

2022-12-21 17:00:17 | 日記
皆さんは
「エシカルファッション」について
ご存知でしょうか?

個人的には
なんとなく聞いたことがある
という程度でしたが

最近少しずつ
エシカル・サスティナブルなどの
言葉にアンテナを張るようになりました!

きっかけは近所でセレクトショップを営む
向山かおりさんのファッションです。

普段見慣れない少しエキゾチックな雰囲気の
おしゃれな洋服を着ていたので聞いたところ

友人がエシカルファッションのブランドを立ち上げたので
せっかくだから買ってみたとのことでした。

そうして少しずつ興味を持ち始めた
今話題のエシカルファッションについて
様々な角度から調べてみました!

☆エシカル とは
【言葉について】

そもそも「エシカル」とは
どういう言葉の意味なのでしょうか?

一般社団法人エシカル協会によると、
以下のようなことを指すようです。

「エシカル」とは、根底には一般的な定義が流れているものの、特に「人や地球環境、社会、地域に配慮した考え方や行動」のことを指します。
引用:

元々はエシカルという言葉の意味は
「倫理的な」「道徳上の」といった
人道を大切にする言葉のようです。

転じて、世の中広く大切にする考え方や行動へと
繋がっていったようですね。

【日本で使われ始めた時期】


最近世の中で広く認知されるようなった「エシカル」
この言葉が日本で広まり始めたのは
いつ頃からなのでしょうか。

上記引用元にもなった一般社団法人エシカル協会は
なんと2010年に設立されたものになります。

2010年というと日本では中国との尖閣諸島問題や
鳩山内閣が退陣し、菅内閣へと移った頃になります。

当時の流行語は
「いい質問ですねえ」(池上彰)
「イクメン」(つるの剛士)
「AKB48」
などが挙げられるようです。

参考:

池上彰さんが優しく社会問題について話してくれることや
育児を頑張る男性を応援する社会になりつつあるなど、
世の中が大きく変わり始めた年でもありますね。

個人的には、
2010年からエシカルという観点から
団体が立ち上がっていたのかと思うと

かなり前からエシカルについて
考えている人がいたのだなと感じています。

【SDGsとの関係性】

エシカルを語る上で欠かせないのが
「SDGs」との関係性。

今では「SDGs」を就活の軸とするほど
人類全体で意識されているSDGsですが、

SDGsが国連で採択されたのは2015年。

2017年時点では、
教育や経済の面では達成をしているものの

ジェンダーや環境問題、リサイクルについては
「主要な課題が残っている」と評価されています。

参考:

2030年までに目標達成をすると考えると
日本ではまだまだできることが多そうです。

そんな中、服という観点から
地球環境や人に配慮すべく

「エシカルファッション」という言葉が
生まれたのではないか、と思います。

【エシカルファッションとは】

地球環境や生産者にも配慮をする
「エシカル」と
「ファッション」をかけ合わせた造語になります。

昔は大量生産・大量消費の時代
特にファッションは流行の移り変わりも激しく

去年生産された服は
日の目を見ることなく廃棄されてしまう

そんなことが多々ある状況でした。

また、消費者やより安く、より品質の高いものを求めた結果
生産者である途上国の人の労働力を
不当に安く買い叩いてしまう事態も発生しました。

そんな状況を挽回すべく
世界的なキーワードになりつつあるのが
今回紹介する「エシカルファッション」についてです。

それでは、様々な観点から
「エシカルファッション」について
お伝えできればと思います。

☆素材から優しく

【動物性素材の問題点】

まずは大きな切り口として「素材」
素材から地球環境に配慮するとは
どういうことなのでしょうか。

ファッションの素材として
昔から価値有るものとして使われているのは
「牛革」などの動物性の素材です。

なめすと高級感のある光沢が生まれ
古くから人類に親しまれていた素材ですが

動物性の皮を扱うことは
一体どのような問題につながるのでしょうか。

一番の問題は「地球温暖化」です。
牛も生き物なので、酸素を消費し、二酸化炭素を排出します。

また、牧場を広く確保するために、
木々を切り倒し、山々を開拓し、
酸素を供給する自然を破壊することにも繋がっています。

畜産業界が排出する温室効果ガスは無視できるものではなく
世界的なファッション雑誌「VOGUE」によると
以下のように述べられています。

畜産農業が環境に多大な負荷をかけていることは、紛れもない事実だ。世界で人為的に排出されている温室効果ガスの14.5%は畜産業によるものであり、世界資源機関(WRI)の試算によると2001年から2005年に行なわれた森林伐採の36%もこの分野に由来しているという。

引用:

他にも、皮をなめす過程で、
クロムなどの人体に有害な化学物質を使うこともあり

人類はファッションを楽しむ際に、
必ずしも動物性の革を使うべきではないのでは、と
考えさせられることになります。

【近年話題のエシカルレザー】

では、動物性の革に変わる
近年注目されている素材はなにか。
その一つとして「エシカルレザー」が挙げられます。

エシカルレザーとは
少し前までは「フェイクレザー」と呼ばれていた
合成繊維によるレザーです。

特に昨今の技術の発達は凄まじく
エシカルレザーの素材として
次のようなものが使われています。

・パイナップル
・マッシュルーム
・サボテン

なんとこれらの
一見革になりようもない素材が
エシカルレザーとして活用されています。

これら植物性のエシカルレザーは
「ヴィーガンレザー」とも呼ばれていますね。

【エシカルレザーの活用例】

エシカルレザーはファッションに
どのような影響を与えているのでしょうか。

誰もが知るハイブランド企業は
早速その開発に勤しんでいます。

・HERMES
ハイブランド「HERMES」は
2021-2022年秋冬新作発表会にて
きのこを原料としたレザーバッグを発表しています。

米国のスタートアップ企業とのコラボレートで
その開発のために約67億円(掲載当時のレート)を
調達したとのことです。

参考:

・PRADA
「PRADA」はナイロンの可能性にいち早く注目を当て
ナイロン素材のイメージを押し上げたブランドの一つになります。

PRADAと提携し再生ナイロンを提供する
繊維糸メーカーのAquafilが提供する「ECONYL」は

リサイクルされていない本来のナイロンと比べると
温室効果ガスを最大90%削減できると言われています。

参考:

☆作る人にも優しく

【大量生産の影にあるものは】

みなさんは「ファストファッション」という言葉を
ご存知でしょうか。

生産方法の一つでもありますが
より早く流行に追いつくべく
短いサイクルでの大量生産・販売が求められます。

消費者はより安い価格の衣服を求めた結果、
労働力コストの削減問題が発生しました。

ベトナムのとある工場では
賃金は国の保証する最低賃金以下、

平均労働時間は10〜12時間、
繁忙期には16〜18時間に及ぶと言われています。

参考:

また、映画「ザ・トゥルー・コスト 〜ファストファッションの真の代償〜」の
モデルとなった2013年のダッカでのビル倒壊事故では

ビルが倒壊して約1100人が亡くなるという
悲惨な現場が浮き彫りとなりました。

この映画は
「真にコストを支払っているのは誰か」というテーマで
ファッション業界の影に迫っています。

【フェアトレードという選択肢】

このような現状を受け、
生産者にも優しい選択肢の一つとして
「フェアトレード」が注目されています。

「フェアトレード」とは、文字通り、
生産者と消費者が対等な取引をすること。

不当に労働力を買い叩くことが起こらないよう、
中間流通にまで配慮した新しい取引の形です。

フェアトレードで有名なものとしては
コーヒー豆などが挙げられますが

ファッション業界でも
「フェアトレード」の価値観が浸透しています。

・FENDI
ファッション素材として使われる「綿」も
その多くは途上国で生産されています。

「FENDI」では
BCI(ベター・コットン・イニシアチブ)という

農業の環境配慮や
農家の持続可能な生産性も維持できるよう
定められた基準に則って商品を展開しています。

参考:

☆まとめ
いかがでしたでしょうか。
エシカルとはなにか、

そして素材や人の観点から生じる問題と
課題解決のための取り組みについて
紹介いたしました。

今後もエシカルに関心をもって
これを読んだみなさんと一緒に
よりよい選択ができればと思います。


ウィンタースポーツの季節!この冬は何をする?

2022-12-18 17:00:47 | 日記
いつもお読みいただきありがとうございます😊

12月もまもなく後半に差し掛かろうとしていますね💦

年末年始の予定はもう決まっていますか?

僕は友達と年越しをするくらいしか決まっていません😅

年末年始の休暇を使って旅行をする人も割といるのではないでしょうか?

この前会った友達は、スキーに行くと言っていました!

僕は1度しかスキーに行ったことはないのですが、けっこう楽しかった思い出があります😄



最初はなかなかうまく滑れなかったのですが、練習するうちにだんだんとできるようになって、一度滑れるようになるとめっちゃ面白かったですね!!

この時期はスキーやスノボがウィンタースポーツとして、盛り上がりますね!

ぜひトライしてみるのも良いかもしれません🙌

向山かおりさんに聞いたエシカル消費に切り替える大切さ

2022-12-09 17:00:22 | 日記
いつもお読みいただきありがとうございます😊

この前ニュースを見ていたら、「エシカル消費」という言葉が出てきました。

たまに聞く言葉だなと思って流していたのですが、先日、
友人でオーガニックショップを経営している向山かおりさんと話をしていたときに、
向山かおりさんの経営しているお店でも、「エシカル」というのを大切にしていると言っていて、エシカルというものに興味を持ち始めました✨

今回は、そんなエシカル消費について書いていきます。

☆エシカル消費とは
そもそも「エシカル消費」って何かという話ですが、日本語にすると「倫理的消費」となりますね💡

消費者庁によると、エシカル消費は次のように定義されています。
「地域の活性化や雇用などを含む、人・社会・地域・環境に配慮した消費行動のことです。私たち一人一人が、社会的な課題に気付き、日々のお買物を通して、その課題の解決のために、自分は何ができるのかを考えてみること、これが、エシカル消費の第一歩です。」とされています。
(消費者庁「エシカル消費とは」:

これは、最近世界で大切にされているSDGsにもつながっているものですね。
SDGsの目標12 「つくる責任、つかう責任」に関わるところです。

☆エシカル消費が大切な理由
エシカル消費の意味がわかったところで、なぜそれが大切なのかということを自分なりに考えてみました🤔

上記のとおり、SDGsの目標の1つである、「つくる責任、つかう責任」というところから考えてみると、その背景には社会問題とされてきたフードロスの問題や、資源の問題があると思います。

日本ではコンビニのお弁当などの廃棄問題などが一般的に挙げられてきたと思います。
たくさん作られて、消費期限が過ぎてしまった食べ物がたくさん捨てられるという状況があり、それを見直す必要性というのが問われています。

食べ物も含めて地球にある資源は限られていますよね。
これまで資源が大量に消費されてきたと思いますが、近年ではそんな限られた資源を大切にする必要があるというところが認識されてきたものと思います💡

また、ものによっては人や地球環境に対して良くない影響を与えてきたものもありますよね。

最近よく言われるのは、プラスチック!
捨てられたプラスチックが海洋汚染などにつながっているということが指摘されて、
マクドナルドやスターバックスではプラスチック製のストローを廃止して、
紙製のストローに切り替えるという取り組みがされていますよね!

こういったことを考えると、エシカル消費が大切だということが理解できます😄

向山かおりさんも、最近はそういったエシカル消費の大切さを理解して、
消費行動が変わってきていると言っていました!

では具体的にエシカル消費といって、どんなことが自分にできるのかということを考えていきます!

☆エシカル消費①必要なものを必要な量だけ買う
日々の買い物の中で、無駄にしているものはありませんか?

僕がこの前あったのは、安いなと思って買った牛乳を消費期限内に飲み切れず、
捨ててしまったこと😱

あとお豆腐も同じようなことをしてしまいましたね。。
3パックで売っていたお豆腐が安くてかったのですが、気づいたら冷蔵庫の奥に眠っていて、賞味期限をはるかに過ぎてしまっていました。。

ちなみにこのお豆腐については、冷蔵庫に残っていることに気づかずにさらに買ってしまうということもやってしまいました💦

まさにフードロスをしてしまいました😂
もったいないことを。。

安いなと思うとつい買ってしまうことがありますが、その前に
「本当にそれを食べきれるのか?」
「家に残っていないか?」
というのを自分に問いかけてから買う必要があるなと思います。
と体験を持って実感しました笑

これもエシカル消費の第一歩かなと思います💡

☆エシカル消費②環境に配慮したものを買う
普段使っているものが、環境に配慮したものかということについて、あまり考えていないことがけっこうあります。

すでに書きましたが、プラスチック製のものが、環境問題につながっていることから、紙製のものへと代わっています。

普段使っているものを見てみると、けっこうプラスチック製だなと思います。

そういったものを、少し切り替えてみるというのもエシカル消費の第一歩かもしれません💡

向山かおりさんが経営しているオーガニックショップでも、環境に配慮したものをたくさん取り扱っていて、プラスチックの使用を減らす取り組みにつながるものに加えて、
生産過程でも地球環境に優しいものが使われているものもあります✨

僕もエシカル消費の一環として、日々使っているものを少しずつ環境に配慮したものに変えています😄

例えば、水筒を持参するというのも1つかなと思っています。
自動販売機やコンビニ、スーパーへ行けば簡単にペットボトルに入った飲料を購入することができますが、ペットボトルも海洋汚染の1つの原因となっています。

もちろん適切に回収されて、リサイクルされているものが多いと思いますが、
海に行った際に砂浜に打ち上げられているペットボトルのゴミを見ることがあります。

水筒を使えば、そもそもペットボトルのゴミの量を減らすことができるので、これも簡単にできるエシカル消費の1つかなと思います!

似たように、エコバッグを持参するのも1つかなと思います💡
コンビニやスーパーなどで買い物すると、プラスチックの買い物袋が必要かどうかを聞かれると思います。

このプラスチックの買い物袋がけっこうゴミになることがありますよね。

僕は向山かおりさんのオーガニックショップで買ったエコバッグをずっと愛用しているのですが、これがけっこう良いのです!

というのも、普通のプラスチックの買い物袋だと重いものを入れると、
持ち手のところが細くなって持ちにくかったり、手が痛くなってしまったりするのですが、
エコバッグだとそんなこともなくて、持ち手のところも余裕があるので肩から掛けることもできます。

また、丈夫な素材でできているので、破れる心配もなく安心して使えます😊

そういった日々使うものをエシカルなものに切り替えていくということが、僕にできるエシカル消費かなと思っています。

☆エシカル消費③人に配慮したものを買う
最初に書いたとおり、エシカル消費では人に配慮するというのも大切な要素の1つです。

人に配慮した消費という意味では、フェアトレードのものを買うというのも1つ大事なポイントかなと思います💡

フェアトレードジャパンによると、フェアトレードとは
「開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」」と言われています。
(出所:フェアトレードジャパン「フェアトレードとは」


海外、特に途上国と言われているところで生産されている物の中には、生産者に適切な対価が支払われていなかったり、そこで使われている農薬が健康に良くない影響を及ぼしていたいすることが問題とされていますよね🤔

フェアトレードのものはそういった生産者に適切に対価が支払われたり、健康を守ることにつながったりするので、人への配慮につながるエシカル消費の1つになると思います。

☆まとめ
ここまで、向山かおりさんに聞いて興味を持ったエシカル消費についてまとめてみました!

必要なものを必要なだけ買う、環境に配慮したものを買う、人に配慮したものを買うということは、今日からでも少しずつ実践できることかなと思います✨

僕も日々の買い物の中で、よりエシカル消費を意識して、環境や人に配慮した行動をしていこうと思います🙌