トラ

今年は寅年ですね

寅年の、「寅」の字は「動く」の意味で、
春が来て草木が発生する状態を表しているそうです。

トラと言えば・・
「虎」とイメージしますが
「虎」と「寅」では意味が違うようです


＜十二支の由来＞

昔々、神様が動物たちに「元旦に神殿へ早く来たもの12匹に、一年ずつ順番にその年を守ってもらい、これを干支とする」というおふれを出しました。

　動物たちは身支度をはじめましたが、ネコだけは集まる日を忘れてしまったので、ネズミに聞くことにしました。
このネズミは、悪知恵の働くネズミで「正月の二日」だと教えました。
ネコはダマされているとも知らず、のほほ～んとしていました。
　
　さて、そんな頃、ウシは「歩くのが遅いから、一足先に出る」と、
年末にみんなよりも早く出発しました。
その時、ネズミはちゃっかりウシの背中に飛び乗りました。

　ウシは誰よりも早く出たおかげで、神殿に一番早く到着しました。
「ここまで来れば安心だ」と、神殿の前で元旦が来るのを待つことにしました。

　やがて、日が昇って神殿が開き、ウシがゆっくりと中に入ろうとした時、
背中に乗っていたネズミがヒョイと飛び降り、神殿に入ってしまったのです。
一番のりしたのはネズミです。

　こうして、ネズミは干支で一番になり、ウシが二番になりました。
ネコは正月の二日になってから来たため、干支の仲間になれませんでした。
この日からネコはネズミを恨み、追い回すようになったといわれてるようです。