人間、ある程度、自分なりの人生設計を考えていると思う。
ただ大半はその通りにはいかないものだが・・・・・
私の場合は、大学を出て就職し、30歳で結婚し、40~45歳で家を建て、子供を
大学に出し、就職、結婚させ、サラリーマンを40年やって、あとは年金で悠々自適に
・・・・・何て、漠然と儚い人生設計を思い描いていました。
現実はどうか?
途中までは多少の相違はあったが、ほぼ思い描いていた通りに来た。
さて、年金で・・・・・と思っていたが、これがだんだん制度改正されて、自分が思っていた
年金額と現実の乖離がかなりあって、支給年齢は段階的に上がり、支給金額は下がり
いったい誰が100年安心の年金設計なんて言ったのか・・・・・
これからさらに支給年齢は上げられ、支給金額は減らされる事は目に見えている。
いったい何歳まで仕事をすればよいのやら・・・・・
人口減少社会に歯止めがかからない限り、この問題の解決の糸口さえ見えない。
いびつな人口構成のひずみが、今後あらゆる問題を引き起こすことは自明の理だ。
かつて大学で学んだ、マルサスの人口論によれば、世界中で人口が爆発的に増えると
食糧問題をきっかけに戦争が起こり、多くの人命が失われる事で、需給バランスが
保たれてきた。
平和の恩恵を受け、寿命が延びたのは結構なことだが、この世に生まれて一生働か
無ければいけないのか?と考えるとそれにも抵抗がある。
国の施策を見ると、健康で労働意欲のある高齢者の雇用を促進していて、この傾向は
益々顕著になってくる。
これからの人生設計をどのように修正すべきか悩んでいるのは私だけでしょうか?