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夜遅くやっとデュッセルドルフに到着しました。
入国審査はないのでスーツケースを受け取ったらSバーン11号線で移動です。
「表示の『S11』を追って歩けばいいのね」
「S」の表示が以前紹介したS-Bahn (エスバーン/近距離鉄道)のことです。
ジャーマンレイルパスは『ヴァリデート』も済ませてあるからすぐに乗車出来ます。
「すぐに乗車出来て楽チンだわあ」
「チケットを買うのにモタモタしていてSバーンに乗り遅れたなんて有りえないもの」
こうしてスムーズなのに、Sバーンの駅に到着して乗れた列車は22時54分発です
「12分でデュッセルドルフ中央駅に到着」
「こんなに遅い到着は最寄駅が近くてラッキーだったなあ」
電光掲示板を見ると終着駅じゃないから、ちゃんと通過駅を確認しなければなりません
「車内放送なんて聞き取れないもの」
しかもヨーロッパの列車は自分でドアを開けることが多いからちょっと不安だったりします
「どうやって開けるのか分からないからね」
「他の人が開けるところを見ていなきゃ」
「だけど夜も遅くて車内はガラガラだから開ける所は見れないかなあ・・・」
「こんな深夜の到着で、ここが比較的治安の良いドイツで良かった」
「こんなに人がいないって国によっては危険だもの」
間もなくしてデュッセルドルフ中央駅に到着しました。
「わあ すごく大きな駅
」
ドアには大きなボタンがあったので押したら開いて降りることが出来ました。
ホームから階段を下りると両サイドにたくさんのお店がまだオープンしています。
ドイツの駅名に『Hbf』が付いている中央駅『Hauptbahnhof(ハウプトバーンホフ)』は構内に多くの店舗があって便利なようです。
「早朝から深夜までお店がオープンしてるって紹介されてました」
「デュッセルドルフは『Dusseldorf Hbf』なんだよね」
「そうだった お水もビールも何も買ってなかった
」
いつもなら空港からお水とビールと食事を買ってホテルに向かいます。
「あまりにも遅い到着でそんなことを考える余裕が無かったし」ここまで来てやっと思い出しました。
駅のコンビニのようなお店で水とビール、サンドウィッチと翌朝のヨーグルト購入しました。
「さあ、アパートメントに行くぞ」
「・・・って、アパートメントは駅のどちら側」
地図を見るとアパートメントは駅からまっすぐです。
「どちら側かが分かれば簡単なんだけどね」
ちょうど横にいた女性の方にアパートメントの地図を見せて尋ねてみます。
「日本人の私向けの地図だと分からないみたい・・・」
ダメって分かっていたのに迷うと思わなかったので、日本人向け地図をそのまま持って来ちゃいました
「そうだ ホテル日航がすぐ近かったんだ
」
ちょうどこちらにやって来た男性に「ホテル日航はどちら側」って聞いてみました。
「ホテル日航って言いながら指で両サイドを指しただけだけど」
「だって到着直後にドイツ語なんて余裕はないもの」
男性は私がホテル日航に行きたいと思ったのか、行き方も教えてくれているようです。
「当たり前かあ・・・」
「最初の出口の方向の情報だけが必要なのよね」
それ以外の説明は、私にはドイツ語は理解出来ません
「ごめんなさい(心の叫び)ホテル日航に行きたい訳じゃないんです。」
「ダンケシェン」お礼を言いながら内心謝っていた私です。
「ドイツの人って親切だわあ」
デュッセルドルフ中央駅の出口が分かったら、その後はまっすぐ伸びた通りを進むだけです。
「今回の到着時間の遅延を考えると難しくなくて良かった」
広い通りはもう23時をとっくに回っている時間でも少し人通りがあります。
24時間営業しているらしい小さなお店の明かりが点いていてちょっと安心。足早で先へ先へ進みます。
「徒歩5分だったよね」
「広い通りを渡ったからもうすぐなはず」
「次に広い通りに出ちゃうと行き過ぎだから・・・」通りに面したオフィスを探しながら歩きます。
明かりの点いたオフィスらしい室内が目に入りました。
「看板は」
「ここだあ やっと到着
」
ノックして中に入ると男性スタッフが一人待っていてくれました。
「こんばんは」
やっと到着出来て、早速、チェックインの手続きです。
名前や住所を記入して部屋を案内して頂きました。
続く
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