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こうして写真撮影をしていると突然、着ぐるみの女性が現れました
「何 この人」だって私の横に無言で立っています。
「もしかしてロバ」何だか無表情です。
「じゃあ、あっちの人は犬」
今のところ動きがありません。
注目していると、なにやらお芝居のようなことを始めました
「ドイツ語は分かりません」
内容は全く分からないまま鑑賞していました。
でもここで着ぐるみでお芝居を始めたってことはブレーメンの音楽隊のお話ですよね
「ロバだし 犬だし・・・」
「普通はそうだよね」
そのうちに猫も現れました
「なんだか猫は怖い顔をしているわあ」
『猫はもっと可愛くして欲しいニャ』― By Keisuke
怪しげに隠れている赤い物体がちらちら見えています。
「つまりあの陰に隠れているのは鳥って思うのが普通よね」
お芝居を見ているといつのまにか周りは観光客で一杯になっていました
みんな楽しそうに笑っています
私も思わず夢中で見てしまいました
「言葉は分からないんだけど、お話は有名だものね。」
楽しむのに今更詳しい内容は必要ないですよね
お芝居が終わると音楽隊の像の前で記念撮影です
「このお芝居は休日だから」
「復活祭だから」
いつ行ってもこんな野外劇に出会えるかは気になりますよね。「紹介するものとしても調べなきゃ」
帰国後に調べてみると、5月から9月の間は野外劇が楽しめるそうです。
「つまり私は4月初旬に見られたってこと」
「ラッキーってことよね」
音楽隊の像は市庁舎の建物に沿ってひっそりとあります。
「市庁舎はドイツで最も重要な建築物のひとつなんだよね」
以前お伝えしたハンブルグの市庁舎も素晴らしいものだったように、ブレーメンでも重要な建築物のようです。
市庁舎のお向かいには『マルクト広場』があります
この市庁舎の前に建つ『ローランド像』はブレーメンの自由と市民権の象徴なんだそうです
ローランド像の前に来ると、なんと今度は音楽隊の生演奏が始まりました
「青空の下、音楽隊の生演奏が聞けるなんて」
この生演奏を動画撮影していたのでほとんど写真はありません。
「こちらの生演奏は復活祭だからかな」
音楽隊の方々が春の日差しを浴びて笑顔で演奏している様子はヨーロッパの春を感じるシーンで、
ただただ感動して動画を撮り続けてしまいました。
演奏が終わったので『聖ペトリ大聖堂』に行ってみます。
「ちょうどミサが終わったみたい」信者の方々が大聖堂から次々と出て来ました。
こちらは毎日見学が出来るとガイドブックにはあります。
信者の方々が出て来られた後に見学に入ろうとしたら止められました。
「今日は復活祭だから見学は出来ないみたい」
ガイドブックにキリスト教の行事がある日は見られないってあるから、復活祭の日も見学が出来ない日のようです。
「ちょっと残念だけど仕方がないわあ」内部は諦めて大聖堂の外観を撮影
「外観から考えても内部は凄いんだろうなあ」
大きくて中々レンズに収まりません。
何度も別の角度から撮影してて、つい夢中になってしまいました。
ふと我に返って駅に戻ってミュンスターに移動することにしました
続く
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