WILD THINK

ラテン楽団「Orquesta de WILD THINK」のバンマスが、日々思うことをダブワイズ

受験シーズンによってミドリガメまで広がる妄想

2006年02月26日 | 時事考
受験シーズンだからなんだろうけど、予備校の広告をよく目にする。
我がホームタウン立川駅の改札には、ヤマトタケル、ナポレオン、縄文太郎の3人衆が圧倒的な存在感をアピールしている。みすず学苑だ。あの広告はずば抜けてやばい(いろんな意味で)。
この3人衆の取り合わせに、僕は何の関連性も見いだせない。なんで縄文太郎だけが後ろの方にぴょこっといるんだろう。そもそも縄文太郎って誰だ。
「怒濤の、怒濤の、怒濤の」。このアッパーなアシッド感はハンパじゃねー。
みすず学苑の広告に関わっている人は一体どんなテンションで仕事してるんだろう。どういうプレゼンをしてどういうゴーサインを出したんだろう。カミでもムシャムシャ食いながら、「これでイキでイキましょう(爆)」とか言ってんのかなぁ。うーんドープ。

まぁ、みすず学苑はやばすぎる(いろんな意味で)としても、街にはドンキとかビックとかパチンコ屋とかケイタイ屋とかの極彩色で彩られたアッパーな広告がひしめいている。
時々ふと、こりゃすげーカオティックな状態だなと思う。
こういう広告が街に浸食していく様子って、なんか日本の河川をガシガシ侵略していくミドリガメやブラックバスやアメリカザリガニやジャンボタニシ達のアティテュードに似ている。
日本の風景を調和のある美しいものにしたいのならば、まずは我がもの顔ででしゃばるヤツらの息の根を止めなければ、と思った。

あと、法にさえ触れなければ、伝統や慣習やマナーや倫理を守らなくても、空気読まなくてもいいのかっつー問題が最近いろんな場面でごちゃごちゃ言われている。新自由主義やら社会ダーウィニズムやら市場原理主義やら、そういうのが世界~日本~都市~田舎~河川まで浸食し、末期症状感ただよう今日この頃。ミドリガメの野郎どもはなんかそういうのの末端にいるんだな、とか思ったり。

ミドリガメ。ヤツらは結構、現代のキーパーソンかもしれない。


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