例えば手元に1,000万円の資金があったとして、銀行預金と株式投資のどちらが得か計算した。
三大メガバンクの一角を占める三菱UFJ銀行の「自由金利型定期預金(大口定期)」で金利は年利0.4%つく。金融庁のホームページにある資産形成シミュレーターで計算したところ上の条件で10年預けたとすると元利合計で資産は約1,040万円となる。ところで、例えば2月7日の7451 三菱食品(東証スタンダード)の株価終値は4,835円だった。手元資金1,000万円で投資することを考えると購入可能株式数は2,000株。令和5年3月期の一株あたりの配当は160円だったから、2,000株×160円で32万円となる。一株あたりの配当が160円のままと仮定して10年間保有したとすると受け取る配当金は総額で320万円、元利合計で1,320万円となる。もっとも会社は一株あたりの配当は下がることを予想しているようだが。同じように考えると9509 北海道電力(東証プライム)の株価は748.9円で、令和5年3月期の一株あたりの配当が20円だった。手元資金を1,000万円とすると購入可能株式総数は約13,000株なので、受取配当額は20円×13,000円=260,000円となる。当然といえば当然だが、銀行預金は預金保険や政府の規制などで保護されているから安心度が高い。だが、10年預けたのに1千万円が1千40万円にしかならない今の金利もどうにかしてほしいところ。要は預金を主として投資はほどぼとということかしらん。
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