次の秘密はやはり引き寄せの法則でしょう。
引き寄せの法則は誰でも生まれて以来ずっとやっています。
この法則は考えることは現実(本当は現実ではなく幻想なのですがしっかり現実だと思えるようによくできています。ヴァーチャルリアリティの奇跡的作品!)として目の前に現れ体験できるという法則です。
ですので自分の現状をみれば 自分が今まで自分のことをどう考えてきたかが一目瞭然としてわかるというものです。自分についていつも考えていることが 自分についての現実になっていくということになるからです。
(しかし実は以下に申しますように それは100%正しいとはいえません。自分の現実はすべて自分が創っているんだよだから自己責任だよというのではあまりにも自分が可哀そうです。潜在意識の中のドラゴンの強力な逆方向の妨害作用のことを忘れた言いぶんともいえるでしょう。)
しかし しかしですね この法則を逆手に取って上手にやれば 自分の望むことが叶うよというのが多くの人が期待する引き寄せの法則だと思います。私を含めて今までたくさんの人がトライしてきたはずです。だけど多くの場合は「今までのところ」それほどうまくいっていないと思っていませんか?
ではなぜ望むことが実現しないのでしょうか。
私たちは望むこと以外に実は望まないことも同時に考えているからです。しかも「望まないことの方を「より強く」しかも「より頻度高く!」考えているのです。」
人間は発信機のようなもので(もちろん受信機の作用もありますが)自分が考えることをエネルギーの波のような形で宇宙に放出しています。そして放出されたその考えのエネルギーは宇宙に存在する無限の思考のエネルギーのビッグデータの中から似た波動のものを引きよせて還ってくる働きがあるのです。それが引き寄せによって増幅され強力になり遂にはそのエネルギーに対応する現実となって現れるというものです。
しかしその人がどんな考え つまりどんな波動を出すかによって 当然引き寄せてくる現実が変わってきます。
思い通りの現実が起こらないということは つまり望む通りの波動とは違う波動を自分が出しているということです。すなわち望みを邪魔する波動を自分が出しているということになります。
ちなみに私たちが死んだあとに経験することは 自分がそのとき考えている通りのことが「すぐ目の前に現れる」ので戸惑ってしまうようです。そこで望まない現実が現れないように自分の考えることを修正しコントロールしなければいけなくなるということがわかっています。(それがこの世とは大きく違う点の一つですが)
ところが地球上のこの世では 現実化が起こるのに時間がかかるし また望み通りでない現実になることが多いので まさか自分が考えていることが現実化しているとは気が付かない仕組みになっているのです。それは学びのために都合の良い仕組みになっているともいえるでしょう。
ですから望む現実を実現するとは 一にかかって 「いかに自分を邪魔するような考えを持たないようにするか」ということになります。もちろんそのほかにも「なりたい」と考えていると 「なりたい」と願うだけの状況が現れてしまうなどという技術的な失敗もありますから 例えば「どんどん望み通りになっている」などと考えればよいかもしれません。
とにもかくにも 「自分の望みの実現を邪魔しない考えを いつもするにはどうしたらよいか」が最大のポイントになると思われます。
それについての秘密は 程度の差はありますがこの世では 人間だれしも自分について否定的な考えを持っているという事実があります。しかもそのことに気が付いていないことも多いし また しょっちゅう口に出し それに沿って否定的な行動もしています。そしてそれがこの世の人間の最大の特徴の一つです。
ところが 否定的な考えを自分が持っているから自分が悪いとか 劣っているとか 未熟だと考える必要はまったくないのです。
それは自分の落ち度というより まずは目的があってそういう仕組みになっているのです。 それは いったん自分がそういう状態になってそこからゴールに向かうための出発点としての「スタンダードな状態」にいるからです。
(続く)
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