夫婦でも恋人同士でも親子でも兄弟でも また職場の人間関係でもその他すべての人間関係において同じことを学んでいるのです。
相手が成長した人であればこちらがカッカするようなことはあまり起きないのです。
また自分が成長すれば相手をカッカさせるような出来事はあまり起こさないし なにより自分がカッカすることがないのです。
このように幸せを求めるなら できるだけ成長した人を選んで付き合った方がよいということになります。もちろん一番大事なことは自分が成長することです。しかしたいていの場合は事前に決めてきた相手と深い関係が生まれるのです。なので物事は必ずしも簡単にはいかないということです。(あのひとはなんであんなにモテるのか? それもすべてはその人が創った物語に基づいているわけです。余談ですが。)
人間関係は何よりもお互いが学ぶことに目的があるので 幸せになることが第一義の目的ではないのです。お互いが学ぶことによって結果として大人同士の人間関係を創りあげるのが基本です。
結婚もまったく同じ理由で結婚しているのです。お互いが相手(いい意味でも悪い意味でも)に協力してもらって自分が学ぶことが目的です。
ですからもしうまくいかなくて分かれることになったとしても 「全く恥ではない」し 悪いこととされる必要もないのです。
学べなくなったら我慢して関係に留まる必要はないのです。
人世も同じです。本当は学べる間だけ生きているようです。
また相手を非難し裁き存在価値を全面否定し 挙句の果ては暴力に訴えたとしても すべてはその人のその時点での成長度が正直に反映されているだけです。そこから目覚めて反省し いよいよ本格的学びがスタートするともいえるのです。
結婚相手を選ぶとき かつては外見や収入や学歴その他外部的理由が重視されましたが その後人々の精神的成長度が進んだため 今は優しさや思いやりなど成長度そのものを重視する傾向に移っているようです。
また顔やスタイルだけで選んだら後悔することも多いようです。心の成長度を見極める能力が必要でしょう。でもまず出来ることなら自分が成長するのが一番手っ取り早いかも・・・。
(続く)
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