もうひとつ秘密を申しますと 魂は私たちがひとつであることに気付かせようとしているようです。この世では私たちはみなバラバラで自分と他人の区別があるように見えます。しかし魂レベルではひとつしかないようです。
もともと一つしかないおおもとの魂があって その一部が沢山の魂に分離したので 別の生き物のように見えるだけのようです。聖書などで父と子という表現が使われているようですが 父と子という表現は ひとつのものから生まれたという意味で使われているものだし また子供同士もひとつの同じもののようです。つまり全員でただ一つのものだということのようです。(とくに人間としてのさまざまな個性や性格は学びのための一時的な仮のもののようです)
分離した魂がそれぞれ人間の恰好になって 人間レベルの波動(振動数)でまわりを見ると 自分の周りに自分でない他人がいるように錯覚することが可能になったのです。そこで初めて人間関係という学びの場が出来たのです。愛したりたり憎んだり傷つけたりできる人間関係が可能になったのです。
魂レベルではひとつなのに 人間レベルになると意識が自分と他人に分離しているから 結びつきやきずなというものが学べます。
この前の東北大震災の後 「絆」という合言葉が生まれたのも人々の意識が魂レベルに一瞬戻ったせいではないか?と思っています。
テレビなどでいろいろな事件を見るとき また国際的な動きを見るとき みんなが分離や敵視しあうことを学ぶプロセスをたどっていることがよくわかります。そして紆余曲折をたどりながら少しづつ学び いずれはひとつになっていく道筋をたどるのです。
そういう学びの道筋をたどることが魂レベルが望んでいることだとわかります。例えばイギリスのEU離脱問題 メキシコの国境の壁 米中の貿易摩擦 日露北方領土問題や日韓問題などなどからそれぞれの個人や家族内の問題に至るまで どれもその方向への生みの苦しみをみんなで体験しつつあるように感じられます。魂の望みに合ったプロセスをよく理解して それに沿う考え方や行動をする それが自分も含めたみんなの幸せを生む方向 成長の方向だと気が付くこと。 それが私たちがここで人間としてやっていることのようです。
(続く)
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