第８４話 人間はペアで生きている

私から見るとこれがもっとも大きな秘密のひとつではないかと思うのですが　私たち人間はみんな  一人で生きているのじゃありません。 どの人間にも個別に魂という霊的存在が付きっ切りでお世話をし私たちを成長させようとしています。魂は遠い存在などでは決してないのです。しかも自分とは持ちつ持たれつのペア関係であり友情関係です。

にもかかわらず今まで私たちは　あいも変わらず寂しさや孤独を感じながら自分に十分な自信を持てず　十分な愛が得られないと感じながら　あるいはなにかしら満たされぬ心を感じながらも日頃無意識に生きてきたと思います。

しかも潜在意識の中のドラゴンのような否定的考えの刷り込みに加えて　エゴや偽の自我を持っていて余計に幸せを阻まれてきました。特に自分を後悔し責めてきました。そしていつまでもそんなんでは思うように成長できんよのー　幸せになりにくいんだから　と魂が言っているのにようやく気が付いたのです。もうそろそろ気が付いてくれんかのーこっちはこれだけやっとるんじゃけんーと言ってるのに気が付いたのです。

私だけじゃなくて大変多くの人たちが　自分がこの世で愛されているかどうか確信が持てず　自分の存在価値にも疑問を感じながら　そして他人に認められることを無意識に求めながら生きてきたと言えるでしょう。

（愛されることを求めるよりもまず愛することだと言われます。ですが　私に言わせれば自分が全面的に愛されていることを知って初めて他人や自分を愛することができるのだと思いますよ。それまでは愛とは所有欲による「偽の愛」しか体験できないだろうと思っています・・・。まず自分が１００％愛されていると思って間違いありません。それを知っていきましょう。）

自分の存在価値については１００％自信があり　１００％愛し愛されていた遠い昔の宇宙での記憶がたまによみがえったような瞬間が誰にもあって　それを生きがいにして生きる人もいるでしょう。

とにかく今まで人間はひとりで生きているのじゃないという意味をわかりやすく教えてくれた人が周りにいなかったので　誰も確信が持てないのです。今私が感じているのは　そんな自分の魂の忍耐強さに対し大変な感謝の気持ちです。一人で生きてきたなんて大変な勘違い・・・だったと気が付いたのです。あー知らなかった・・・無理もない。

魂の方からは私のすべてが見えてる筈です。でも今までは私の方からは魂などちっとも見えなかった。ある朝目が覚めてまだ夢うつつの状態の時　魂に一方的に話しかけてみました。そうすると少しづつ遅れながら返事らしきものが私の考えのような形で浮かぶようになってきました。あーこれ返事と違うかな　ていう感じでした。ほんとに少しづつ気持ちが通じるようになってきたのか・・・ていう感じ。

今思うのは　ほんとに私は一人じゃない。ただ理屈抜きで信じることから始まるんだと。魂と一緒に生きているというのは　大きな安堵の感覚です。
長い間かかったけど　遅い歩みだったけど　やっと通じ合う感覚になったかな。私を導いてくれる私の親友だという感覚。なんか神だと思うとちょっと付き合いにくい感じですが　そうじゃなくてもっと　ある意味気安い仲間という感じ。だけどいろんな事よく知っている仲間という感じ。

これからは親友という仲間と一緒に生きるのだ精一杯に。頼みまっせ！
これからは何でも自分の能力を信じてやってみよう　という感じです。
冒険ができそうかな！？　それこそが生きがいでなくて何だろう！
私の魂さん有難う！これからもよろしく！愛しています。喜びです！

そして実は　魂こそが実は本当の自分自身のようですが　いろいろな理由から　今自分と感じているのは魂ではなく精霊とかマインドと呼ばれる意識のようです。だから自分が魂という実感がなかなか持てないのです。
これについては次回にお話ししたいと思います。
（続く）