まーくんブログ「人生って何?」私自身の体験をお話しします。お役に立てれば嬉しいです。

何のために生きてるのか? 人生に目的はあるのか? 死んだらどうなるのか? 悩みを解決するにはどうしたらいいのか?  

第133話 個人の人生 個人の責任

2019年09月13日 | 生きる理由
宇宙の真実を現わす言葉の中に ひとりはみんなのために みんなはひとりのために
という言葉がありますが 
私には 「ひとりはみんな みんなはひとつ」の方がより分かりやすい気がします。

と申しますのは わたしたち個人の人生も 人を傷つけたように見える個人的責任も(過ちを犯して人を傷つけるのが今の私たちの成長レベルでの人生では避けられないもののように見えます・・・) しかし全体的な真理ではどうなっているのかといえば 実は宇宙の全員が 個を超えた連帯で共同で支え合っているという真理です。 しかもその連帯は全体がひとつのものなのです。 

私たちがよく口に出す 個人の責任というものは実は個を超えた全体という形でのみ存在するという真実。 つまり人生で起きるできごとはいわば「共同制作」であり 例えばひとつひとつの出来事について加害者と被害者が存在するかのように見えます。 しかしそこには決められた役割分担だけがあるという真実です。 

もっとも 全体が進歩していくためには ひとりひとりの個人の成長が欠かせないというのも真実でありそれは個人の目覚めにゆだねられているようです。 個人が全体の集合意識の成長にもろに関わっているからです。
ただし ここで責任とは「だれを責めるべきか」という問題になるなら それはないということです。 誰も責められないのです。 責めるという考え自体が乗り越えるべき価値観であり 私たちは今もそれを乗り越えようとしている最中だからです。
一例としてチームでするスポーツなどで 誰かがエラーをしてチームが負けたときまわりがそれを責めたり本人が自分を責めたりすることがよくあります。 これこそは学びです。 責めることは何も産まないことを学んでいるのです。

また人生というものも個でありながら個を超えたものであるという真実です。 私の人生だとばかり思って固執し 失敗を悔やんできた人生が ある日突如みんなの人生でもあったと判明したらどう思うでしょう。 人類全体がやっている人生なのです。 今まで自分だけのための人生と思ったものが個でありながら全体のための人生・・・だとわかったとき・・・。 自分が自分とみんなのために生きてみたいと思ったのが今回の人生だったわけです。 だけどそこには癒しと成長があります。
元々一人しかいないのです。

そして自分の現実は自分の思考・発言・行動によって創造されますので 自分がどんな創造をしているのか気づいているとき 「自分が」どんな体験をするかを決定できることになります。 ですのでみんなが無意識でやっている創造という行為は 無意識でするのではなく 目覚めて意識して良い創造をしましょうという神(魂)の呼びかけです。 

ただし間違った創造をしたら罰するから そのときは十分に罪に服するように・・・というようなタイプの「個人責任」のシステムにはなっていないのです。 実は今まで私たちは他人に対しては個人に責任があるとばかり信じ込んできたので 罪の意識にさんざん苦しめられてきました・・・。 しかし実はみんなで創っているということなのです。  魂レベルではお互いの了解のもとに・・・。 

いや個人責任は存在し 罰せられるというシステムはこの世では立派にあるではないか といわれるかもしれません。
そうです。 この世の特徴として「犯罪」というものが存在するレベルになると この世では裁く役と裁かれる役 そういう役割をするわたしたちがいて この世の架空の仮想劇として創られています。 それが本当のことではないと見抜けるかどうか今は難しい問題ではあります・・・。 しかし私たちがいずれずっと大きく成長できる未来の世界では存在しなくなる・・・ということです。

「ましてや悪人こそ救われねばならない」という理由はそのことを言っています。 
それぞれの出来事ごとについて そこに関係したひとたちはみんな分担してそれぞれの役割を担っているということになります。 とてつもなく大きな観点からの仕組みと言えます。 

この世界で起こることは この世界のみんなで現在創っている波動を反映したレベルになります。 低い波動であれば 辛い出来事も多く起きます。 
国や世界のみんなの意識の集合したもの それが集合意識です。 その意識のレベルがみんなの社会や世界の幸せのレベルを創っています。 

それを責任を持って良くしていこうという意味が個人責任の意味です。 それには自分という個人が 意識してよい個人体験を創っていく すなわち 自分が少しでも幸せになり成長することが全体にも良い体験をつくり人のためになるという意味です。 幸せになれるのにわざわざ反対のことをして生きている場合が多いのですから・・・。 (ただし 自分がしていることになかなか気が付かないシステムにしてあるのも事実です。) 

ですので ひとりひとりが自覚して 目覚めて 責任を持って良い創造をするようになると 自分個人もそして全体も幸せに向かいますよ ということのようです。 あなたは間違った創造や行動をしたからといって 悔やんでばかりいるのなら明らかに間違いです。 (でも仮にそうであっても許されますが・・・。) 
しかし成長し幸せになるつもりなら もっともっと前向きな観点から物事を見て 肯定的な良い創造をするよう学んでいきましょう ということだけなのです。 神(魂)はあなたが間違ったから それに対して責任を取ってもらいますとはまったく言ってないのです。 神が筋書きを創っている人生ですから・・・。
(続く)


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