ご承知のように私たち人間はふだん自我意識を使って考えて生活しています。
しかし自我意識を自分だと考えて それに支配されているうちは幸せにはなれないようです。
人間は魂と自我意識と肉体の3つで構成されていますが このうち本当の自分の意識は魂なのです。そこに気が付いて自分の使う意識を意識して魂に選択していくことがミソです。
魂こそいつもハッピーな存在である上に 自分の希望を叶えてくれる唯一の意識なのですから。
自我意識が設けられている大きな理由は 自我意識がその人の周りに二元性に基づいた幻想を創り出す役割があるからです。
幻想とは実際には起こっていないイメージ上の出来事ですが 自我意識の知覚レベルでは それがあたかも実際に起きているような錯覚を起こします。
幻想は魂の世界とは逆に 不安や恐怖や孤独を感じさせるものが多く 私たちはどうしても生きづらさや苦しみを感じます。
そして問題を解決しようとして走り回ったり 誰かを非難したり 落ち込んだりしています。
これが私たちが生きている世界の仕組みなのです。
なぜそうなっているかというと 魂がそのような世界を創ったからです。
実は魂が本当の私たちなのですから。
魂はなぜそのような世界を創ったかというと 魂の世界ではこの世のような生活はできないからです。
魂は波動が最高で完璧で永遠の意識ですから その世界に居たのでは 例えば善悪を体験しようにもできないので自分というものがわからなくなるようです。悪が体験できなければ善も体験できないのです。悪が体験できるから善も体験できるのです。
同様に不幸せが体験できないので 反対に幸せなのかどうかもわからないのです。
あ~幸せだと感じたければ 不幸せになってみないとわからないというものです。
魂は宇宙でこれ以上はないというほど成長した生き物です。
成長とは意識のレベルの高さです。
それはエネルギーの振動数や密度の違いのようです。
意識のレベルを下げていくと そのレベルに応じて 思考 つまり考え方のレベルが変化します。すべてはどう考えるか感じるかによって決まると言いますが すべては思考です。感じることも実は一瞬の思考から始まるのです。
私たちが幸せになるためには もうそろそろ生き方を変えるときが来ているようです。
やり方は簡単です。
そのためには 何をしていても自分が今どう感じているか 何を考えているか をいつも観察することです。
大事なことはそれを習慣にすることです。
実際 魂はそうしているようです。
深呼吸と同じように習慣にするのです。
一日のうち 静かにじっとしている時間を少し持つのと同じように。
自我意識は常に何かを感じ 何かを考えています。
それに加えて潜在意識も私たちが不安になるたびに 中に貯まっている思考を強力に吐き出しています。
これでは私たちがたまに願いごとを遠慮がちにするくらいでは効果のほどは知れています。
私たちのふだんの意識レベルを段階アップすることが効果的です。
最近 自我意識が突然消える体験をされた方が非常に増えているようです。今までの生活がどうだったかは全く関係がないようです。
なお私など一度もそういう経験がありません。
そういう体験をしてもすぐまた元の状態に戻るようですから こうした体験のあるなしにこだわる必要はないと思います。
大事なのはふだんから 自我意識が考えること感じることを忘れず客観的に観察していること。 そこから自分がなりたい自分はこっちだよとイメージしていけばよいと考えます。
(続く)
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