仮想通貨トランプ(TRUMP)のトレードとエアドロップ戦略|ハイパーリキッドの使い方
2025/02/13 16:55様記事抜粋
同日、分散型取引プラットフォームHyperliquidは、他の取引所よりもいち早くTRUMPの先物取引を開始。
出典:coinglass 1/18時点の先物取引量
その後、24時間でTRUNMPの取引量が約1.1億ドル(約160億円)に突破するなど、取引は活況を呈しました。
Duneの情報によると、Hyperliquidの取引高は、分散型先物取引所のうち、50%以上(1月31日時点)を占めています。
この高い取引高は、スムーズな取引体験に加え、昨年11月に実施された約6.2億ドル規模の大型エアドロップがあります。さらに、同規模の追加配布も期待されるとあって、新規のトレーダーも増え続けているようです。
本記事では、TRUMPなどの注目トークンの取引と、今後期待されるエアドロップを視野に入れた、Hyperliquidの具体的な活用法とリスク管理、注意点について解説します。
- HYPEのエアドロップ
エアドロップのポイントの獲得方法
次回のエアドロップは? - Hyperliquidの使い方
現物取引
先物取引 - Hyperliquidの注意点とリスク
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HYPEのエアドロップ
2024年行われたエアドロップのうち最大規模の1つであり、2024年11月29日に、HyperliquidのガバナンストークンHYPEを総供給量の31%(3.1億枚)がポイント取得量に応じて、対象ユーザーに配布されました。
HYPEとは
項目 内容 名称 Hyperliquid(HYPE) ブロックチェーン Hyperliquid L1
※資金の預入にはアービトラム(Arbitrum)を使用主な取引所 DEX:Hyperliquid
国内取引所:上場無しHYPEの価格※ 約26ドル(約3900円) HYPEの時価総額※ 約89億ドル(約1.3兆円) HYPEの時価総額ランキング※ 25位 エアドロップのポイントの獲得方法
HYPEの前回のエアドロップでは、ポイント制が導入されていました。
運営からの正式発表はありませんが、前回と同様の獲得方法が参考になるでしょう。
1. 先物取引による獲得
- 取引量に応じてポイントが付与
- レバレッジと取引高が高いほどポイント増加(清算リスクに注意)
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2. 流動性提供でのポイント獲得
- HLPまたはVaultsへの資金預け入れ
- 取引未経験者でも参加しやすい
- Vaultsはコピートレード的性質があり、リスク管理が重要
次回のエアドロップは?
初回のエアドロップは終了しましたが、HYPEトークンの約39%(約3.9億枚)は、今後のコミュニティ報酬用に確保されています。
今後のエアドロップでは、アクティブなトレーダー、流動性提供者、HYPEステーカーが優先される可能性があります。
前回のエアドロップでは、Hyperliquid上での定期的な取引実績(例:BTC/USDC、ETH/USDCなど)が評価対象となっていました。
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Hyperliquidの使い方
ハイパーリキッドで取引を始めるには、以下の準備が必要です。
- Web3ウォレット(メタマスク)の準備
- 国内取引所でイーサリアム(ETH)の取得
- 資金の入金
- 取引を開始
Web3ウォレットの準備
取引にはWeb3ウォレット(MetaMask)が必要です。
MetaMaskのインストール方法は以下のページで紹介しています。ステップバイステップで図を交えて解説していますので、初めての方はこの機会にご用意してください。
関連:メタマスクの使い方、仮想通貨の送金や交換:スワップ、便利機能を図解で簡単に
国内取引所でイーサリアム(ETH)の取得
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イーサリアム(ETH)の購入は国内取引所で行えます。
おすすめの取引所は以下の通りです。
おすすめ取引所3選資金の入金
国内取引所で購入したイーサリアムをメタマスクへ送金しましょう。
bitbankだとハイパーリキッドの入金に対応したアービトラムチェーンへ直接送金できるので便利です。
次に、送金したイーサリアムをUniSwapなどでUSDCに交換します。ただし、ハイパーリキッドへの送金の際に少量のイーサリアムが必要になりますので、すべて交換しないようにしておきましょう。
ここからハイパーリキッドでの操作になります。
- ハイパーリキッドへメタマスクの接続
- Depositボタンから入金実行
取引を開始
ハイパーリキッド上での現物取引と先物取引の具体的な始め方を画像と共に解説していきます。
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先物取引
「Trade」のページにアクセスし、画面左上部の通貨ペアをクリック。
「Spot」→HYPE/USDCを選択し、注文の画面に進むことが出来ます。
「Trade」のページにアクセスし、画面左上部の通貨ペアをクリック。
「Spot」→購入したい通貨を選択し、注文の画面に進むことが出来ます。
ハイパーリキッドでの現物取引にあたって、最小取引額は10ドルになりますので、少額で始めてみたいという方は目安にしておいてください。
また、入金した当初は「Perps」に入金されていますので、「Spot」にUSDCを移し、トレードが行えるようにしておきましょう。
注文の画面は以下のようになります。
「Market」→「Buy」を選択し、購入したい金額を「Size」に入力します。
その後、「Place Order」をクリックします。
注文確定の画面は以下のようになります。
購入したい数量に間違いがないか確認してから「Buy」をクリックすることで購入が完了します。
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「Trade」のページにアクセスし、画面左上部の通貨ペアをクリック。
「Perps」→TRUNMP-USDを選択し、注文の画面に進むことが出来ます。
続いて、先物取引を行っていく方法を解説します。
1.取引のレバレッジ(取引証拠金)タイプの選択
2.購入する通貨の金額の設定
- Market:現在の市場価格で即時に取引を実行。取引スピードは速いですが、スリッページ(実際の約定価格と予想価格の差)が発生する可能性があります。
- Limit:指定した価格でのみ取引を実行。望む価格での取引が可能ですが、市場がその価格に達しない場合は取引が成立しません。スリッページのリスクが低く、手数料も通常マーケット注文より安いです。
3.取引の方向の選択
4.取引数量の選択
- 「Size」の欄に購入したい数量を記入します。
リスク管理
- 損切の設定:予期せぬ価格変動による損失を制限するため、取引開始時に損切りの設定をすることが重要です。感情的な判断を避け、事前に定めた計画に従って取引を行いましょう。
- ポジションサイズの管理:レバレッジが高いほど、より小さいポジションサイズでの取引が推奨されます。特に価格変動(ボラティリティ)が高い時期は、取引量の調整や取引を控えることも検討が必要です。
- 証拠金(マージン)の管理:急激な価格変動時には、強制決済(清算)される可能性があります。常に十分な証拠金を維持することが必要です。
手数料について
ハイパーリキッドでは取引の際に手数料が必要になります。
手数料はトレーダーの収益に大きく影響する要素の一つですので、取引戦略を立てる際には考慮に入れる必要があります。
- エントリー手数料:ポジションを開く時
- 決済手数料:ポジションを閉じる時
- 維持手数料(ファンディング):ポジションを長期保有する場合に8時間おきに発生。
各手数料は、画像の赤枠の部分で確認できます。
維持手数料については、8時間おきに更新されます。画像の状態だと、ショートポジションが0.0013%の手数料を払い、ロングポジションが逆に0.0013%の手数料を受け取る状態になっています。
Hyperliquidの注意点とリスク
ハイパーリキッドには、以下のリスクが存在します。投資を始める前に必ずご確認ください。
①取引に関するリスク
②プラットフォームに関するリスク
- セキュリティリスク:16のバリデーターに依存しており、それらが侵害されると不正取引が可能になります。将来的にはさらなるバリデーター(ノード運用者)の拡大が検討されていますが、現時点ではセキュリティ体制は発展途上です。2024年12月には北朝鮮のハッカー集団に関連する不審な取引活動が報告され、プラットフォームのセキュリティ強化が求められています。
- 法的リスク:海外発のプロジェクトのため、日本の法規制が及ばず、トラブル発生時に法的保護を受けることが困難となる可能性があります。
- 規制リスク:KYC(本人確認)なしでの取引を許可しているため、将来的な規制強化の影響を受ける可能性があります。
③中央集権化に関するリスク
- 分散性の問題:少数のバリデーターによる中央集権的な意思決定により、ユーザーの意向が反映されない可能性があります。ノード運用者への報酬導入も行われましたが、現時点ではまだ少数で発展途上にあります。
- 透明性の課題:システムの運営状況の透明性が限定的で、外部からの監査や検証が十分に機能しない可能性があります。(2025年2月6日公開記事)
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