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25/2/28金15;39(さっき消)30年のデータで解析 生活者の変化潮流「調理定年」は何歳?調査で分かった「大盛り寿命」焼き肉寿命」24年10月16日

2025-02-28 15:38:37 | 米国株

エスカッパこの記事は不備がある。タイでは住宅に台所がないのが当たり前。外食か市場で料理を買って自宅でたべているので基本、調理をしない。そちらの方が安上がりだから。もっとよく調べて記事を書きたい2024/10/23 14:28:48

30年のデータで解析! 生活者の変化潮流 第55回「調理定年」は何歳? 調査で分かった「大盛り寿命」「焼き肉寿命」

夏山 明美様記事抜粋<家庭での料理・調理に“定年”はあるのか――。博報堂生活総合研究所が調べた結果、年代や性別によって考えの違いが見えてきた。生活者の意識の変化を追う同連載。今回は、同研究所の定量調査や国内外の食卓風景の調査結果などから、日本における料理への意識について明らかに
  • ココロの調理寿命は56歳、カラダの調理寿命は63歳
  • 【大盛り】【行列麺】【焼き肉】の順に尽きる寿命
  • 「調理定年」に賛成多数 特に女性で顕著に
  • 日本の食事は「買う」「ひとり」が8カ国中で1位
  • 手作りにないメリットあり 老いも若きも調理済み食品を活用
  • 食にまつわる新概念の提言(1) 「作る料理」+「使う料理」
  • 食にまつわる新概念の提言(2) 「孤食」+「友食(ゆうしょく)」
  •  読者の皆さんは、「調理定年」について見聞きされたことはありますか?

     これは、「仕事に定年があるように、調理に定年があってもいい。手作り主義を手放して、市販のお総菜や冷凍食品、レトルト食品、テイクアウト、外食などを活用して食事をとる」という考え方で、評論家の樋口恵子さんが数年前に提唱されて以来、大きな反響を呼び、女性たちを中心に支持を集めています。

     樋口さんの著書『老いの上機嫌』(中央公論新社、p20から)には、「7年前(注:当時、樋口さん84歳)に家を建て替えたら、台所の使い勝手がすっかり変わってしまいーそのころから足腰が弱くなり、なにをするにもヨタヨタヘロヘロする、いわゆる『ヨタヘロ期』に突入したこともあってー徐々に料理する回数は減少」とあります。

     樋口さんは80代前半で「調理定年」されたようですが、生活者がイメージする料理を作らなくなる年齢は何歳ぐらいなのでしょうか。

     博報堂生活総合研究所ではこの料理を作る寿命について「食に関する生活者調査2024」(首都圏・阪神圏・名古屋圏/20~69歳男女1500人/インターネット調査/2024年2・3月実施)で明らかにするとともに、「調理定年」への賛否も問いました。

     さらに、日本と中国、東南アジアで実施した写真調査「グローバル生活図鑑2024」(日本・中国・東南アジア 計8カ国/15~59歳男女723人/インターネット調査/2024年1月実施)を分析したところ、日本では既に「調理定年」後であるかのように調理済み食品を活用した食事が多いことも分かってきました。

  •  今回のテーマである「意識と実態で見る日本の調理定年」について、まずは料理を作る寿命【調理寿命】に関する意識データから紹介していきましょう。

     なお、本調査では、質問文で「定年」という言葉を使うと、役職定年や定年退職を経験する55~65歳辺りを連想するかもしれないと考え、あえて「寿命」としました。

    ココロの調理寿命は56歳、カラダの調理寿命は63歳

     今回、調査するにあたり、2つの調理寿命があるのではないかと考えました。1つは料理をするのが気持ち的に面倒になり、作らなくなる【ココロの調理寿命】、もう1つは料理をするのが体力的につらくなり、作らなくなる【カラダの調理寿命】です。

     そして、それぞれの寿命の説明とともに提示し、「それぞれの項目について、当てはまると思う年齢は何歳ですか」と問い、自由回答で数値を記載してもらいました。

     すると、調査結果の平均値は、【ココロの調理寿命】が56歳5カ月で、【カラダの調理寿命】が63歳1カ月でした。

     前述の通り、調査上の質問文では「調理“定年”」ではなく、あえて「調理“寿命”」としましたが、図らずも仕事の定年と同時期となりました。

     また、この2つの調理寿命の間には、6年8カ月もの差があり、最初にココロが離れ、次にカラダが追いつかなくなることも分かりました。

    調理寿命に関する年齢イメージ
    調理寿命に関する年齢イメージ 出所:博報堂生活総合研究所「食に関する生活者調査2024」(首都圏・阪神圏・名古屋圏/20~69歳男女1500人/インターネット調査/2024年2・3月実施)
    出所:博報堂生活総合研究所「食に関する生活者調査2024」(首都圏・阪神圏・名古屋圏/20~69歳男女1500人/インターネット調査/2024年2・3月実施)

    【大盛り】【行列麺】【焼き肉】の順に尽きる寿命

     次に、食べる寿命も見てみましょう。

     大盛りを注文することができなくなる【大盛り寿命】が44歳1カ月、行列してまでラーメンを食べようと思わなくなる【行列麺寿命】が45歳3カ月、焼き肉がヘビーに感じて食べたいと思わなくなる【焼き肉寿命】が50歳11カ月となっています。

     食べる寿命は、量が食べられなくなり、行列するほどの意欲がなくなり、油っぽいものがしんどくなるという順に尽きていきます。また、どれも調理寿命より短いことから、食欲の変化が料理離れに影響していくようです。

    食べる寿命に関する年齢イメージ
    食べる寿命に関する年齢イメージ 出所:博報堂生活総合研究所「食に関する生活者調査2024」
    出所:博報堂生活総合研究所「食に関する生活者調査2024」

     性別では、【大盛り寿命】【行列麺寿命】は男性の方が長く、それ以外は女性の方が長いという結果でした。

     実際の平均寿命は、2023年時点で男性81.09歳(厚生労働省「令和5年簡易生命表」)、女性87.14歳(同)、健康寿命は2019年時点で男性72.68歳(内閣府「令和5年版高齢社会白書(全体版)」)、女性75.38歳(同)で、ともに女性の方が長いことから考えれば、当然かもしれません。

     少し意外だったのは、【焼き肉寿命】。わずか5カ月差ながら、これも女性のほうが長寿でした。

     以前に本連載の以下の寄稿で触れた、肉食女子の増加も関連していそうです。



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