シュトーレンってなぁに？ という方へ

ドイツの伝統的なクリスマスのお菓子シュトーレンとは
生地にドライ・フルーツを入れて焼き上げたずっしりと重いパン菓子
焼き上がりに溶かしバターを塗り　粉砂糖をたっぷりとまとった
シュトーレンは乾燥しにくく　美味しさも長持ちします

シュトーレン表面のパウダーシュガーの白い色は
聖夜に降る清らかな雪を表しているそうです


ドイツではクリスマスの1ヶ月前から待降節が始まり
ドイツの伝統的お菓子シュトーレンもこの時期に作られます
環の上に4本のローソクを立て
クリスマスから数えて4回前の日曜日に最初のローソクに火を灯し
シュトーレンを薄く切って少しずつ食べていきます
そうして、日曜日ごとに1本ずつ火を灯し
4本のローソクすべてに火が灯り
シュトーレンを食べきるといよいよクリスマスを迎えます

シュトーレンは
焼き上げてから時間がたつほど味わい深く
美味しくなってきます
待てば待つほどおいしさが増してくる
不思議なクリスマスのお菓子シュトーレン