先日久しぶりに一人カラオケに行った。その中の一曲に、川越の新しい歌を歌った。秋の歌で何か目新しいのはないか。
瞬間「そうだ、川越の秋の歌がある」と思い出したのがきっかけ。
秋の川越 鵜頭坂
越えて行きます 蔵街へ・・・
と、思いを込めて歌う。
高音の響きが難しく、普段歌いはしないのに、この時ばかりはやはり川越ムードを出したい。
上手に歌うだけがカラオケではないんだと、一人納得しながらの歌唱であった。
そもそも川越は古い歴史のある町。
この歌の三番には氷川神社や喜多院、城跡、川越まつり、山車と続けざまに登場するが、その通り「小江戸」の別名をもつ城下町である。
戦災を免れたため、歴史的な街並みが残っており、関東では一昨日にも行った栃木市や、よく行く香取市の佐原とよく比較される。人口35万人の埼玉県第三の都市とのこと。
本来なら今年は10月16、17日は川越祭りとしてたくさんの人がこの街を訪れるはずであったが、コロナ感染拡大防止のため中止になったのは残念である。
その川越氷川神社は孫の三歳の七五三や、初孫のお食い初めの時にお世話になった社でもある。
季節もちょうど秋だったので、この「秋の川越」をその事と重ね合わせてもいた。
昼食時のほんの少量のサツマイモの味が、数年過ぎてもまだ記憶に残っている。
そんなことを思いながら「ヒトカラ」は、3時間があっという間に過ぎた。
頑張っているなと思う自分自身にありがとうと心で叫びながら、最後のアイスコーヒーをゴクンとやった。
「童謡唱歌歌謡曲など(13)ヒトカラで秋の川越を」