ただごと

たいくつこそがすばらしい!日常のただごとをただごとでない風に綴るのらくら日記

メリクリ繁忙期

2011年11月28日 | 10月屋

退屈こそが素晴らしい!!が、当ブログの活動意義なのに

9月くらいからずっと忙しい感じで更新カレンダーがすっかすかですみません。

ちゃんと生きていってます。人として。

立派な大人として、ではどうだろうか、という疑問が無きにしも非ずですが。

一応、そこそこ人らしく生きてます。

 

 

 

  

もう年末が押し迫ってきているのに、こんなことしていていいんだろうか、と

思いながらもう12月…

立派な大人として、そろそろ大掃除とかそういうことを始めないと

いけないんじゃないだろうか

と思うだけは思いながら、もう12月…

 

ええハイ。

実はカレンダーをすっかすかにしている間、去年に引き続きまして、

フェルトで季節ものの飾りを作成しまくってました。もちろん今も作成しまくってます。

『10月屋』という名前で楽天オークションに、ちまちま出品しては

ちまちま落札していただいてます。

 

去年は、ただただ頑固に自分好みの作品ばかりをつくって出品していたのですが

さっぱり売れないので

 

今年はちょっと市場に媚びてみよう

 

と、<可愛いハロウィン>、<クリスマスど真ん中のサンタ&トナカイ>を作って出品してみたら

なんかもう、あれよあれよとアクセス数がアップしまして、

思いもよらないほど売れました。(当社比。あくまでも、当社比。あくまでも!)

 

<子供受けしないハロウィン>と<クリスマスガン無視のスノーマン>を

頑迷に売り出していた去年とはえらい違いですよ。

 

そうして、全然好みじゃない可愛いハロウィンと楽しくもないサンタ&トナカイを

日々ちまちまちまちま作りながら思った事。

 

普段、客の立場で「市場にはなんでこんなにも自分好みの商品がないんだよ!!」

と毎年不満を漏らしていたけれど(その不満から自分で作成するぜと思ったけど)

なぜないのかが、痛いほど解ったこの二月。

 

需要がないから

 

なんだな…、と。

 

貧しさに負けた~

いいえ~世間に負けた~♪

 

ですよ、本当。

 

 

 

  

世間に負けちゃった、というか、売れ筋に逃げちゃった10月屋ですが…

なんかこう自分でいうのもなんですが、

どんだけ嫌いで苦手な作業でも、やり続けると一応何か実になるんですね。

 

手芸が嫌いな理由、針仕事、ですが、縫い目奇麗になってきましたもん。

もう作品の縫い目が、がったがたのぐだぐだで、

「なにこれ小学生の作品?!」って感じだったのが、今はもう

「あら、中学生の手芸?」くらいにはなりましたもん。

(まだ義務教育レベルかーい!!!)

 

縫い目が目も当てられないほど汚いので、

 

極力縫わない

 

(でもお金をもらう以上ははがれない程度には縫う)

がモットーだったのですが、最近じゃ縫い目を隠す技術も進歩してきました。

(いや、縫い目の美観のほうの進歩は亀の歩みなので…)

 

あと、フェルトで細かい造形なんか無理!!と解っていたので

サンタやらトナカイやらといった複雑なモチーフは避けて雪だるまばっかつくってましたが

 

やれば意外とできるもんだ

 

と気がついたので、調子にのって昨日はくまのぬいぐるみとか作ってしまいました。

意外と、いけます。

(つーか、神きたこれ!!って感じでしたが。ハイ、すみません。調子に乗りました)

 

こうなってくると、構想だけで終わりそうだった「念願の作品」もいけるんじゃないかな、と

さらに夢見てしまってます。

念願の作品。

 

フェルトで観葉植物プレートを作る

 

これです!!

よく車とかに貼ってあるじゃないですか。

「あかちゃん乗ってます」とか「わんちゃんが乗ってます」とか。

あれを、観葉植物で作る!!

「アイビーいてます」

で、それをドアノブにかける!!!!

 

どーですか、この観葉植物愛好家に受けそうなグッズ!!

 

・・・受けるか?!

 

 

 

どーあっても(縫い目の進歩とか造形の発展とか以前に)

市場に逆らい需要とは逆に逆に行ってしまう作品しか思い浮かばない10月屋。

 

クリスマスぎりぎりまでグッズ作ってます。

(これもおかしいだろ。普通春夏くらいに作って秋冬で売るだろ…)


何見てはねる

2010年11月08日 | 10月屋
来年の年賀状をそろそろ考えないとな~、と思いながら
雪だるまオーナメント用のウサギのラフ描き。

年賀状のウサギもこれでいいか。

去年のトラは気合いを入れ過ぎて「業者の印刷みたい」と不評だったので
今年は思い切ってパソをやめてアナログで…
ちぎり絵か、ぼかし絵で…

とか思うものの、もうデジタルの利便性にどっぷり浸っているので
今からアナログの融通利かない感じに戻れるかどうかやや不安なんですが。

ま、それはそうとして、雪だるま。



特殊なコーティングがされたフェルトを手に入れたので、それで目鼻口を作成。
普通のフェルトは、毛羽立ったりはがれたりして、うまく表現できなかったのですが
これなら大丈夫!

だいぶ10月屋らしさが出てきた気がします。

この目鼻口を縫い付けるかボンドで貼り付けるか悩んだのですが
やはり「販売する」ということを念頭に、縫いつけることに。

貼り付けた方が断然可愛いのですが(縫い糸がわずかながらもはみ出るのが気になる)
お買い上げいただいた後、何かのはずみにはがれてしまったら目も当てられない。

そんなのは商品じゃない。

ここが、針仕事が嫌いでありながらも針仕事仕上げにこだわらざるを得ない10月屋。

全体も、縫わずに貼り絵の様にフェルトを貼り付けていく方が綺麗仕上げなんですが。
どんなに縫い目ががたがたでも、ボンドではがれる危険性を排除する!

それを踏まえて、ハロウィンは極限まで「縫わない」戦法で打って出たのですが、
雪だるまは極限まで排除できない(汗)

だったら縫い目を可愛く見せられないものか?

という思いで、糸を「まだら染め」の糸にしてみました。
白、黄色、オレンジの色がグラデーションになっている糸です。
写真では解りにくいですが…、実物は良く見れば、グラデーションです!

まあ、つまりは自己満足なんですが。

雪だるま本体は、かなりイラストに近い感じに仕上がりました。
あとは、もう少し胴を詰めた方が、可愛いかもしれませんな。
(やや2次元と3次元の違いが)

それに帽子とマフラーを着せてみました。



なんかヘタレなウサギがくっついてますが(汗)
全部を余っていたピンクのフェルトで作ったので、やや野暮ったい。
あとで色合わせを考える必要性に迫られる。誰か。

まあブレーンがくるまで、色合わせは置いておいて。
雪の結晶をくっつけてみます。



ああ、六角形がものすごく難しかった!!
最初何気に八角形で作ってしまっていて(等分するのが楽だから)
なんかこの雪の結晶、へん?とか悩んでました。
…雪印とか見に行きましたよ。

ともかく、これで試作品の完成です。



  

あ、着せ替えパーツは、挫折しました。

作れない事はないのですが(上の写真の帽子とマフラーは着脱式)、
こんな面倒な事(着せ替え)を誰がするだろうか?
という思いがひしひし込み上げてきたので、今回は見送ります。
オーダーが入れば考えます。

今回の10月屋は「オーダー制」を取り入れてみますよ。

つぎなるは

2010年11月03日 | 10月屋
ハロウィンが終わると、立て続けにやってくるのがクリスマス!

しかし七咲、クリスマスはあんまりどうでもいいイベントなんですよねー。

とかいいつつ、冒頭の写真は、あまりの可愛さに買ってしまったクリスマスグッズ。

眺めてるだけでにやけるくらい可愛いよう。
そうか、クリスマスパーティは8時からミッドナイトまでか~。
でも早く寝ないとサンタさんがうちにきてくれないぜ、にゃんこめ~。こいつぅ~。

などと、危ない人になっていますが。

クリスマスに興味はなくとも、時期的には雪だるまが出回るので
それを目当てに、七咲は街をうろつくのです。

しかし!
雪だるまの好みの顔を探すのが、これまた、ハロウィンのカボチャフェイスの時よりも

数倍難しい!!

この雪だるまが好きだ!という雪だるまフェイスにお目にかかることはまずありません。
(だから、冒頭のようなにゃんこを買ってしまう羽目になる)
それだけならまだしも、雪だるまはクリスマス仕様なのがまた購買意欲を削ぐ…

クリスマスに関係なく飾りたいんだ!
できれば2月末くらいまでは飾っていても良いと思うんだ!!

そういう熱い(しかし他人にはどうでもいい)叫びを今年も呪詛に変えるがごとく
店をはしごしていて、

だったら自作すればいい!!

という、ハロウィンの二番煎じ(?)で、次は雪だるまモビールを作成しようかと目論む。

 

その1.雪だるまフェイスは「ぬるい」こと。(ゆるキャラ、ならぬ、ぬるキャラで)
その2.クリスマスが終わっても飾れること。(むしろ関係ないくらいが良い)
その3.製作は出来るだけ手をかけないこと。(凝ると嫌になるから)

以上の3点を踏まえて、下書きまでは完璧だったんですが
雪だるまは、カボチャよりもはるかに

オリジナリティを押しだすのが難しい。

別に個人で飾るならオリジナリティなんてどうでもいいんですが。
一応、10月屋として活動することを念頭に…

そう、「10月屋」として培ったノウハウ(というほど大層なものではないが)を駆使しても
出来上がり具合はこの程度!!

これで一応、試作品第3号なんですが(汗)

脳内で構想するのは容易くも、実際、形にするのがまだまだ追いつきません。
クリスマスに間に合うかどうか、怪しくなってきましたよ。

一応、ハロウィンでの失敗を踏まえて、雪だるまモビールは縦ではなく横!
(縦だと頻繁に裏返ってしまって、裏の縫い目まるだしがいただけない)

A 横に9個連ねてメリークリスマスの文字入り。
B 雪だるま1個+雪の結晶+着せ替えパーツ(クリスマス用正月用普段用)
C お試し価格で雪だるまと雪の結晶(ミニサイズ、パーツなし)

の3種類を製作予定です。

戯れハロウィン

2010年10月03日 | 10月屋

ハロウィンモビールてんこ盛り!

10月のお祭り騒ぎに便乗して楽天オークションに出品してみました。

人生初のオークション体験です。
1本100円から(開始価格が高すぎて見向きもされてない現状はどうだ)。
楽天のポイントでも買えるみたいなので、半端にポイントがあまって仕方ないわ。という
お戯れを体験してみたい方は入札してみてくださいませませ。

出品はお遊びですが、製作はあの世からジャックを呼び戻して見せる!というくらい
真剣に製作してます。

http://auction.item.rakuten.co.jp/11186945/a/10000005

↑リンクが繋がらない場合、
楽天オークションの検索で、「ハロウィンモビール」で検索していただくと6本出ます。
(10月屋という名前で出てます)

CMでした。


情熱ハロウィン2

2010年09月16日 | 10月屋

昨日は丸一日かけて、こんなもの作ってました。

午後、外出先から戻ってきて、延々。延々です。夜中の3時まで。
誰か止めてくれ。

『かーちゃんが~よなべーをして、ハロウィーンつくってくれたー♪』

って歌ってくれる子供もいないと言うのに!!自分の為だけに!!
…虚しい!?
虚しくなんかない。このままハロウィン職人としてネット店舗を開こうかと思ったくらいだ。
一年中、無心にカボチャを作り続ける。営業期間は9~10月の二か月。
朝から晩までかぼちゃかぼちゃかぼちゃ…

こんなに年中かぼちゃを作っていては、職業欄に『農家』って書きそうにならないか?
(ならないか)

うん、いや。
本当は、

10月までにパーツをひとつずつ作っていけば、毎日が楽しいだろうなあ。

と思って始めた作業だったのに、いざ作りだすと止まらない!!

それがまた、普通に手芸店で20センチ四方のフェルトを買えば、
適当なところで材料が無くなって、仕方なくも有難く作業も中断できると言うのに、
ダイソーで70センチ×60センチの、尋常じゃないくらい大きいフェルトを買ってしまったために

どれほどカボチャを作ろうとも、一向に生地が無くなる気がしない!!



一応、これだけのパーツを作成して、やっとフェルトの4分の1を消費しました…

神よ!ダイソーの神よ!!

『針が折れ指の皮が裂けようとも作り続けよ』とのご神託なのですね!
この憐れな羊、確かに承りました!

てゆうか。

ハイ!よろこんで!!(某居酒屋風に)

…そんな感じで、パーツを作り続けて一昼夜。
ある程度の数が出来上がったのが嬉しくて、つい、組み立ててしまう。

しまったー!各パーツごとの写真を撮ろうと思ってたのに―(汗)

* パーツ(大)50円~、パーツ(小)100円~
* ご注文いただきましたパーツを組み合わせて
* あなただけのハロウィンモビールを作成いたします

そんな商売のために写真を撮ろうとしていたのにー(嘘)

ちなみに、その設定でいくと、上の写真のモビールは現段階で1000円程になる。
(あれはまだ出来上がりじゃないんだ)

お安くないですか!?

…もうちょっと値を釣りあげてもいけそうな気がするな。うん。

なんて。
作成した側からすれば、1000円でも安いよ!とか思うのだが、冷静に、
実際これが店で1000円で売ってたら、買うか?と己に問えば、

「多分、買わないだろうな」

と思う。(ケチな性分で)

生産者と消費者の絶妙なバランスがここにある。
安い安い安い、と馬鹿の一つ覚えのように安い商品ばかりを買い続けて(己も含め)
この国は大丈夫なのだろうか、と考えずにはいられない。

(たかがカボチャを作っただけで壮大な思考になってきた)





えーと。
お店云々、は、冗談ですよ?冗談。
(常連様なら七咲流口先三寸を解って下さると思いますが、念のため)


情熱ハロウィン

2010年09月13日 | 10月屋
ハロウィンのパンプキンが大好きすぎて、
店先に並んだかぼちゃを血眼で!真剣に!品定め歩きをして、
一点一点、じっくり吟味しては、

「自分好みのかぼちゃがない!今年も嗚呼、不作!!」

と、二か月余りも嘆いているくらいなら、

自分好みのかぼちゃをフェルトで作ってしまいましょう!!

…のコーナー!!

勿論、七咲の手芸スキルは、縫物ならぞうきんレベル、造型なら丸か四角レベルなので、
売り物に勝る出来ではありません。(断言)
それでも、子供向けの「かわいい」かぼちゃが溢れかえっている昨今、
ニヒルなかぼちゃが欲しくてたまらない欲求を満たすためには自作です!
(田舎に住んでいますもので)

そういうわけで、合言葉は「ニヒル」、製作工程&仕上がりは「ざっくばらん」!!
これを全面に押し出しているので、

不器用サンでも簡単にハロウィンかぼちゃが作れます。
型紙は不要!計測も無用!の、やっつけ仕事で完成します。
フェルトとハサミと針と糸だけ!あとはカボチャ好きの情熱さえあればいい!!

さあ、あなたもざっくばらんにレッツトライ!!

(て事で今日の記事は写真多めに大きめです)




  

 まず、オレンジと黒のフェルトを購入。

一枚の大きさは適当でOK!
だいたい、20センチ四方、40円~60円(税抜き)くらいです。

ただし、不器用サンは黒のフェルトに注目!

裏がシールになっているものがお勧めです!

かぼちゃに、「目はな口を縫い付ける自信がない」
もしくは、「ちまちま縫うのは面倒だ」、と思ったら

まよわず、シールで貼れるフェルトを買いましょう。

普通のフェルトに比べて、さほどお値段の違いはないです。
いや。
不器用さをカバーしてくれると思えばむしろ

安いくらいです!

 オレンジのフェルトを3等分に切ります。

適当です!目分量で全然!大丈夫!!
大体、いちいち物差しや型紙なんかで量っているから、不器用&面倒くさがり屋にとって
手芸製作は

敷居が高いのです!

(それほどの事かと冷笑召さるな?面倒な事はとことん面倒がるのが面倒くさがりの生き様です)

適当に三つに折りたたんで、適当にハサミで切り分けましょう。
この3等分の一枚で、かぼちゃ1個です。
(つまり一枚のフェルトで3個作れるという、このお得感はどうだ!)
残った二枚は、ここでは不要なので失くさないように、どこかにしまっておきます。

 3等分した一枚を、横に2等分します。

適当に二つに折って、切ってください。

 二つに切ったものを、それぞれ3等分にします。

ここまでは大丈夫ですか?
簡単な折り紙の要領で、折って、折り目にそって切って、という単純作業ですヨ。
多少、大きさが不ぞろいだろうと、ちっともかまいませんよ。

だってカボチャができるんですから!

形がいびつだろうと、出来が悪かろうと、我らがこよなく愛するカボチャには
それしきの障害など、愚の骨頂!ですよ。
どう作ったって、可愛いに決まってるじゃないですか。ねえ。という心持で、
多少のヘタレ感など気にせず、気楽に行きましょう!

 3等分した一枚を、アーモンド型に切りぬきます。

これも大雑把に、もう己の感覚だけで、ざっくり切ってしまいましょう。

アーモンド型にハサミを一周させてもよし。
縦に半分に折って、端と端を円弧で切って広げてもよし。
自分が一番やりやすい、と思った方法で、「自分万歳!」と唱えながら切りましょう。

 同じ要領で、アーモンド型を6枚作成。

これも大きさ形ともに不ぞろいで、全く問題なし!
気になる人は丁寧に揃えてもらっても良いのですが、あまり仕上がりには影響しません。
(それは七咲が不器用だから、という説もある)

 アーモンド型を二枚合わせにして片側を縫い合わせます。

これは…、並み縫い?とか云うのでしたっけ?
何も難しい縫い方は考えず、普通に雑巾を縫うように、縫い縫いしてください。

ただし!

縫い合わせる時は、勿論、端から縫いますが、片側の1センチ程は残しておいてくださいね。
あとで、綿を入れないといけないので。

 同じように、全てのパーツを縫い合わせて行きます。

ビーチボールを作っているようなもの、と想像してもらえれば解り易いかもです。
一枚ずつ順番に、端と端を縫い合わせて行きます。

 

写真(左)では上側を全て1センチほど残して縫っているところ。チューリップの様。
写真(右)は、下側。頂点の隙間が気になるなら、ここでぎゅっと絞っても良いです。

写真では見難いですが、七咲の縫い目はがったがたです。底面も遠慮なく汚いです。
だから、と声を大にして言うわけではありませんが、縫い目の良しあしは気にしなくてOK!

どうせ、このあと裏表をひっくり返すのだから

縫い目が完璧に美しかろうと、我が目を覆いたくなるほど下手だろうと、見えません。

要は、

中の綿が飛び出さなきゃそれでいいんです。

というわけで、6枚全部が縫えたら、チューリップのような形になっていると思いますが
それを、裏表ひっくり返して下さい。

 

写真左が、縫った時の状態。右が、裏返した状態です。縫い目が内側になりましたね。

 縮こまっている各パーツを十分に広げて形を整えます。

 黒のフェルトで、お好みの目・鼻・口を作成。

裏面がシールの場合はこれを貼り付けます。
そうじゃない場合は縫って下さい。想像しただけで面倒そうなので七咲はしませんけども。

 好みの位置に、目鼻口を貼り付け。

中心よりやや下側に寄せて貼ってください。
上の方に余分がありそうですが、あの部分は閉じてしまうので意外と額はせまいです。

余談ですが。
目と目の幅だけは広く、あとはぎりぎり近い感じにするのが、七咲の好みの顔です。
目を釣り目に配置(内側に傾ける)したり、垂れ目にしたり(外側に傾ける)しても
表情が変わります。



顔ができたら、綿入れです。綿の量もお好みで。(七咲はこれくらい)
入れなくてもいいですが、入れた方が安定するのでここでは入れます。
かなり多いかな、と思うくらい入れた方がぱんぱんになって生地も張るので可愛いです。

 

綿を入れたら、あとは閉じるだけです。
ここまできたら、もう何も考えず、閉じ合わせるだけです。カボチャの形になるように閉じてください。
大丈夫、ここまでカボチャの愛だけで製作してきたあなたになら出来る!七咲にはわかる!

もう少しだ、同士よ!
カボチャをカボチャたらんとするオレンジと黒の共演に喝采を叫びながら
無心で針を動かすのだ!!

 

と、まだ見ぬ同士に向かって檄を飛ばしながら無心に針を動かして、全てをとじ合わせ、

天辺をふさいだら、作業終了!

慣れないうちは、写真のように茶金絞りみたいになりますので、
(綿を多めに入れておくと、ここで頭のてっぺんも綺麗に膨らむ。↑これはちょっと綿が少なかった…反省)
閉じてから、形を整えるように揉むと良し!

しかし、

「天辺があまりにも酷い出来になってしまった!見るに耐えられない!!」

と思ってしまったら(少なくとも七咲の初期作品はそうだった)
そっちを底面にしてしまいましょう!(底面は裏返しているので綺麗なハズです)
せっかく貼った目鼻口だけど、これを上下逆に張り直します。

それだけでどんくささが取り繕える、ハッピーハロウィン!!

(↑この必殺技は、目鼻口を縫い付けていると使えないので、シールは重宝します)

もしくは、帽子を作ってかぶせてしまってもいいです。
どうせ黒のフェルトは余りまくってますからノープロブレム。
あるいは、緑のフェルトも購入して、葉っぱやヘタを作成してもいいですし。
(この場合も、緑のフェルトはシールだと、切って貼り付けるだけなので簡単!)

  世界に一つだけの、自分のカボチャです!!

トリック or トリート ?! 

いやいや。

オメデトウ or アリガトウ!!





  

絵文字がなかったので、がいこつをちりばめてるんですよ。いや、どうでもいいですが。

てことで。
製作時間は、慣れてくると30分程です。
費用は、フェルト二枚と綿で200円くらい。(で、3つ製作出来る)

ハロウィンまでまだ1カ月あまりありますので、ぜひとも楽しみながら作ってみては如何でしょう。

雑巾縫うのも憂鬱になるくらい裁縫下手ですが、「カボチャを作る」、というだけで
これだけ愛が漲ります。
(記事の文字数が8000字を越えてしまってスミマセン。これでも大分削ったんですけど!!)

今までに12体作成して、8体、友人に配りました。
まだまだ作れそうな勢いです。

(何に取り憑かれているのか自分。…ハッ、ジャックか?ジャックなのか?!)