ただごと

たいくつこそがすばらしい!日常のただごとをただごとでない風に綴るのらくら日記

春の小物

2011年04月30日 | 葉っぱのミカタ

世の中はGWに突入したようですが、七咲は風邪ひきました。

甥っ子のを貰ってしまったようです。

…よく考えたら、風邪で熱出して保育園を休む子を1週間も預かるんだから

風邪がうつって当たり前なんですよ?

当たり前なんですけど、こんな酷い風邪久々にひいたぜ!ってくらい

鼻水がナイアガラの滝のようにとめどなくとめどなく…

って話をしたら、友人が、「それ花粉症ちゃうん?」と非情の宣告をくれました。

いや、花粉症じゃないですよ。

風邪は認めても、花粉症は認めませんよ?

 

 

  

寝てると枕が鼻水でぐっしょりと重くなってしまったので

起き出して、ブログなんか更新してみようと思う有様です。

ただの経過報告なので、淡々と進めます。

 

新参者、熊童子「くまこ」とゴールドデモンズ「ちまこ」。

イマイチ水やりのタイミングがわからないので、適当に土が乾いてからやってますが

ちまこの方がにょきにょき伸びてきております。

しまった、伸びる系だったのか。

 

できれば余り伸びて欲しくないんだが、といえばグリーンドラム。のグリ。

このくらいでちょうどいい。

伸びてきたらこのハイドロの浅鉢では自身を支えきれないと思うので。

 

同じ鉢の、ハオルチア、「レタ2号」。

土植えで失敗した子を株分けして、ハイドロで仕立て直し。

この、中が見えない容器(料理に使うココットなんだが)の水やりは、かなり適当です。

適当なんですが、結構、今のペースでも持ちこたえてくれています。

 

ハイドロ繋がりで、セロームの、「セロ」。

これは中身が見える容器なので、ちゃんと水のあるなしを考えて水やりできるんですが

それでもかなり適当です。(じゃあ容器あんまし関係ないじゃん)

 

適当仲間の、レッドエッジ、「ジジ1号」と、水挿しの「ジジ2号」。

 

この3鉢は炊事場のコンロ棚にいるので、ジジ2号の水がなくなってたら

やっべー!と慌てて水をやる、危機一髪3兄弟なんです。

よくぞ冬をのりきってくれたものだと、感涙ものです。

 

同じく、炊事場のコンロ棚にいる、次世代コンビ。黄金司とサンセベリア。

はっきりいって七咲のスキルでは将来を約束できないほどのチビもいいところ、

なので、あまり期待をかけないようにしてるんですが

期待をかけないあまり、存在すら忘れがち(汗)

 

だって黄金司は、こっちでも延命してるしね。の「つかっちゃん」。

こっちは肥え太ってくれて全然構わないんですがラックの下の方が居住地なので

ちょっと光が足りない感じです。

 

その隣にいる子宝の「バッハ」。

ともに徒長しまくっているようなので、この春からちゃんと居場所を確保!

してやらないといけません。

でもミニ鉢なのでラックの上に置くと転倒事故がひっきりないんですよね…

(持ち運び日光浴セットを作らないとだめか)

 

同じく下にいるけれど一切の無駄がないラブリーハート、「ラブ太郎」。

根っこも何も成長さえしないでどうなってんの?って感じなんですが

茶色くならない、って事は生きてるんですよね?

これがいわゆる生きた化石、ってやつですかね。

 

生きた化石2、十二の巻き?かもしれないけど、な「マッキー」。

絶対十二の巻じゃない、とは思うんですが。

動きがないなあ、と思っていたら下の方の葉が赤く変色してきました。

ぎゃ!怖いよ!その見かけ!!

 

変色してきた、といえば、ああ名前が思い出せん。なんだっけかな、この子。

下葉が枯れてきたので、もういい加減広い鉢にお引っ越しさせたほうが

良さそうです。

良さそうなんですが、鉢にするか、ハイドロにするか悩み中なのです。

あまり大きくなられてもね、っていうなんかこう…(見た目がよろしくない)

 

あまり大きくなられてもね、のメイゲツ、「メイ2号」。

大きくならないで、という願いをこめて、くまさんの鉢に植えてみる。

このくまさんの鉢が根っこでいっぱいになるようならもうお手上げだろう、という

頃愛を見極めるための、ある愛の形。(そうか?)

 

それから、大きくなられると困るな、のペペロミア「オブちゃん2号」。

1号は、水差しからぱんだの鉢に植えかえました。今のところ順調です。

これは葉挿しで様子を見てるのですが、葉をひっぱってみたら

びくともしませんでした。今のところ順調です。

 

 

以上、無駄に2世がおおいんだけど?な七咲ファミリー小鉢編でした。

 

 

  

風邪は治るからいいけど、花粉症だったら春の風物詩ですよ。

周りにいる花粉症の友人知人すべてから、毎年手ぐすねひかれている身の上としては

なるべくそっちの仲間にはなりたくないので、意地でも花粉症には

なりません。

 

なりません、っていうだけで、今のところ順調です(?)。

 

胡椒まき散らしたの?ってくらい、くしゃみの連発フィーバーですけど。

眼球裏返っちまうぜ、ってくらい、目が痒いですけど。

人間って水でできてるんだな、ってくらい、涙と鼻水は垂れ流しですけど。

 

…そんな乾いた私に、ポカ○スエット。


春の中堅

2011年04月29日 | 葉っぱのミカタ

ここのところお天気が荒れ模様で、七咲のベランダの鉢も右往左往でした。

ここはジャンルをガーデニングとしながらも、ガーデンとは一切無縁のあれであれですが

お庭をやってる人たちは、ただただ雨に翻弄されるがままなんだなあ、と思うと

「あれであれですが」とか云ってるくらいでちょうどいい、と思う七咲です。

 

 

  

雨が降ると、「ベランダにカーテンがあればいいのに!!」と思ったりします。

(蒸しそう?)

梅雨は防水、夏は遮光カーテン。冬は防寒(もしくは温暖)。

他の季節はじゃあ、…防音で?(もしくは不審)

 

今日は、そんなベランダ事情とは無縁の、室内中鉢組。

パリソタの、「パリィ(愛称)」。

 

葉の先が茶色くなってしまってますが、樹形自体はなかなか見事に茂ってます。

これを一回り大きくするか、葉をむしりとって根を小さくしたてなおして

また元に戻すかは、毎年悩むところなんですが。

去年はその辺、失敗したので、今年もまた苦渋の決断を迫られていると言えましょう。

 

こんな小さい鉢でここまででかくなるか!?と驚いた、ペペロミアセルペンスの「ぺぺ」。

 

かなり奔放な姿になってしまっているので、整えてやりたいものの

如何せん、「整える」となると七咲のセンスが問われるので手の着けようがない。

短く剪定して、剪定したのは茎挿しにするか。(また増やすのか)

 

同じ日に写真を撮り忘れたので、ちょっと前の写真ですが、グリーンドラムの「ドラ」。 

今はあの真ん中のやんちゃくちゃ坊主が、自力で立てないほど伸び

ゆらゆらしてきました。

早く切ってやれ!!

って感じなのですが、切ったあとどうすればいいのか困るところです。

(無駄に緩慢な枝なので使い道がない)

 

冬にやられたのか配置替えの失敗か、スカスカになったベンジャミン、「ジミー」。

このあと落葉も止まったので、枯れて望みのない枝を徹底的にカット。

この写真よりもさらにスカスカ状態ですが、今は落ち着いています。

環境の変化に弱い子なので、今はとにかく現状維持。

 

それから、この冬の犠牲者、アジアンタムの「ター坊」。

この冬の、っていうか、水やりをうっかり忘れた七咲の犠牲者なんですが。

土とたわし(ター坊の残骸)しかありませんが、ビニール袋をかぶせて保湿です。

どうしても望みを捨てきれないので、こんな状態でもまだ延命中。

せっかくパリィと「ラブラブ毎日」してたのに、延命中の今、また離れ離れです。

早く元のバカップル状態に戻してやらないと、今度はパリィが倒れそうなので

こちとら、諦めるどころか必死ですよ、必死。

 

以上、虎視眈々と大鉢へと乗り換える機会をうかがっている中鉢メンバー。

ペペとドラの鉢は買ってきて準備万端だったんですが

あると思っていた観葉植物の土がなかったので、それも買いに行かないといけません。

春の買い物は、もりだくさんです。

 

 

  

やることが色々あって大忙しなんですが、なかなかその隙をつくのが下手なために

各方面、作業が滞ってます。

とにかく土を買いに行きたいんですが、ホームセンターが遠い。

でもホームセンターの10リットル398円の土を買う事を思えば

100均で、1リットル100円、の土を買う方が、「高くて良い土」なのでは?

と、ちょっと価格マジックに惑わされそうです。

 

(良い土を買いたいからホームセンターに行きたいものの、

価格で考えると100均の土の方が割高なので、ついそっちの方が良質なのか?

と思ってしまう、物の値段でしか格付けができない浅はかさをやや笑う)


春の大物

2011年04月24日 | 葉っぱのミカタ

今日のお昼、春の穏やかな晴天でありながら雷が轟いていました。

春雷、というと今の時期には少し遅いような気もしますが

(ちまっと調べてみると、寒冷前線の通過に伴い、発生する雷、との記述が)

やはり雷の音は、生きるエネルギーそのもののような気がします。

 

そんなエネルギーを、春と言う季節に開放する新芽ちゃんたち。

ガジュマルのこんな所からも新芽が出ていました。

そこは気根を育てたいところなんだけどな、と視点からすると

困ったちゃんな新芽なのですが、それでもまた新しい命の形が見えると

頑張らなくちゃ!と思いますよ。

 

ガジュマルに関していえば、この夏も剪定を頑張らなくちゃ!になるんですが。

 

 

  

熱帯地方の木でありながら、冬の間も元気ハツラツ!

七咲ファミリーで一番の元気印、ガジュマルの「ガジュ」です。

なんといっても、葉っぱがイキイキつやっつや!

その輝きは、冬の間はことさら、他の追随をゆるさない程神々しいですよ。

冬の間も暖かい日の隙を見て新芽を出してた事を思うと、

春になった解放感から、奔放に枝を伸ばしそうな予感…(汗)

 

心配なのが、ジャックと豆の木のタネ、の「マメ」です。

波打った葉っぱが巻いてきました。おおう水不足?!と、慌てて先日、

浴室で恒例の、水やりとシャワーの大盤振る舞いを敢行しましたが

あまり元気がありません。新芽の動きもないので、様子見です。

 

元気がないと言えば、サンデリアーナに戻ってしまった感のある、

ミリオンバンブーの、「バン」。

このまま天辺まで伸ばしてやろうと思ってたのですが、ここいらで打ち止め?

まあ、この小さな鉢で、かなり野放し状態でここまで大きくなったことを思えば

まだまだ行ける、と考えていいのかどうか悩む所でしたが

悩むくらいならいっそ切り刻んで小さくコンパクトに、希望の見える様に…

そう!ミリオンバンブーの名にふさわしい姿に!

戻してやろうと、思案中です。

 

 

切り刻めないのが、サンセベリアの、「陛下」と「影武者陛下」。

先日、ようやく断水を終えて、水をやりました。

やりましたが、右の方の影武者はもう自力で立てません。

おまけに鉢が軽いので、水断ちしていた冬の間は土までも軽いのがあだとなって

3回ほど転倒させてしまいました。

もう早急に、鉢の重いのを買ってきて植えかえてやらないといけません。

やはり、玉座が軽いのはいただけませんでした。

 

中鉢がこぞって大鉢へと転向しようとする動きがみられるこの春、

陛下を筆頭に、しっかりと身の振り方を考えてやらないとクーデターが起きそうなので

まず、玉座を(焼き物の鉢を)買いに行きたいと思ってます。

 

(でも焼き物の鉢は腰にくるんだよ、陛下…)

 

 

  

以上、七咲ファミリーの大鉢メンバーでした。

陛下とガジュ以外は、植え替え。

なるべく早く!!が合言葉なんですが、なるべく、とか云ってるあたり

腰の重さがバレバレです…

(うん、腰だなあ)


春のベランダ

2011年04月21日 | 葉っぱのミカタ

今日はお天気もよく、日差しも暖かかったので久しぶりに

ベランダを掃除しました。

冬の間は一切なかったことになっているベランダですから(怠慢)

久しぶりに掃除をすると、隅っこからイチョウの枯れ葉とかが出てきたりして

え?よもや11月から?

と、ベランダの放置っぷりにややたじろぎましたが、そのほかにも

たまねぎの皮とかも出てきたりして

え?なんで?

でしたよ。

ベランダでBBQをしたこともなければ、ベランダ菜園をしたこともなく

ましてやたまねぎを外気保存していたこともないのですが。

 

ベランダにはいろいろなものが風に乗ってやってきます。

 

 

  

そんな放置状態のベランダをすっきりきれいに掃除して

葉っぱちゃんたちにも春を感じてもらえるようになったのではないでしょうか。

 

なにせ、今日の日中は暑かった。

 

ものすごく、暑かった。途中で日焼け止めを塗る必要性を感じたほどでしたが

この先美白コンテストにでる予定もないし、まあいいか。と

10年後の未来からものすごいお小言をくらいそうな怠慢ぶりをここでも発揮。

(いや、別に10年後に美白コンテストに出るわけではなく)

 

汗だくになって掃除したおかげで、写真もいかんなく取れますよ。

(掃除する前だとごみとかごみとかごみとか写っちゃうからな)

というわけで、先の冬を完全外体制で乗り切ったアイビー。

去年の秋(だったかどうか)に、冒頭の写真のように、二鉢に分けました。

茶色い鉢の方に根っこつきを植えなおし、こちらは挿し木状態で冬を乗り切ったのですが

きれいな緑色を保ってます。

一方、茶色い鉢の葉っぱはもう枯れる寸前な枝が多数あったので

 

これは雑草。

 

と己に言い聞かせて、がっつり剪定したのですが

どうせこの夏もまた剪定をあざ笑うかのように雑草化すると思われるので

ここらで新芽を切り取って室内用を育てるか?とも思ったり、

 

思わなかったり。

 

(脳内で即座に否定。室内はもういっぱいです!いっぱいですよ!)

 

それから、次に。

冬の寒波で一時期部屋に非難したものの、あっというまに外に出され、

その次の寒波の時はすっかり外で過ごしたという(寒波に気づかず)

ガジュマル。

 

葉っぱが茶色くやられていますが、新芽が出てきました。

生きてるみたいで、一安心。

去年の秋に鉢を一回り大きくしたことだし、なんとか夏ごろまでには、

機嫌を直してもらいたいものです。

 

次に、非難状況はガジュマルとまったく同じだった、

メイゲツ、

黄色くなった、を通り越して、今度は赤くなってきてます。

おまけに、樹形が乱れまくっていてもはや手のつけようがないです。

そんなメイゲツはもう、完全に手懐けるのをあきらめているので、

室内用に取り分けた子がいます。

 

3つの葉っぱから、新芽が伸びてます。小さく品よく美しく育って欲しい。

まあ、元があのうねりっぷりなので、どうなるかは明白ですが。

(この段階から目を光らせておけばまだ、なんとか手に負えそうな気がする)

 

それから、同じく、黄金司。

 

外にいたおかげで茶色くなってしまって、枯れているのやら、生きているのやら

判別が難しいところですが、この子も早い段階から見切りをつけていて

室内で二世を育成中。

同じ子だとは思えない色の違いが…(こっちは生きてそうに見える)

 

とにかく育てていく中で、「こいつとは仲良くやれそうにない」という感触をつかんだら

即座に、二世を作る方向にシフトチェンジするおかげで

無駄に鉢が増えていくんですが、

心の負担はやや減りました。(二世がいる。大丈夫。まだやれる)

 

そんなわけで、冬が終わったことでやや不安を感じる鉢と

春になったところで期待をかける鉢とを両天秤にかけて

まずはベランダから、お届けしました。

 

 

  

ベランダにやってくるのは、風のせい、とも言い切れないものがあります。

それが、食べ残し。

野鳥が、うちのベランダでお食事して、殻を置いていったようだ。

という体の、木の実や、虫の死骸。(ちま、っと固めて置いてある)

 

なんて食事マナーの悪いやつらだ!!

 

コンビニ前でたむろして飲み食いしたごみをそのまま放置していく輩。

あれの自然界バージョン!?

と、憤ってもどこの誰やら手がかりはつかめず。

 

木の実なんかはいいとしても、虫なんかは性質が悪いです。

 

「なんかベランダにミミズかムカデのちっこいヤツが集ってる!」

「やばい!このままココは、こやつらの溜まり場になるのか?!」

と戦々恐々としながらも、遠巻きに様子を見ていたんですが、2~3日たっても

一向に動きがない。

死骸か?とじっくり見てみれば、なんかしましまの模様に、短い毛がある。

こんなムカデ(ミニ)がいるんかなあ。でもなんで集団で死骸になってるんかなあ。

としばらく見ていて、

 

違う!ムカデじゃない!なんかの足!!

 

と気づいたときには、血の気が引きましたよ。久々に。

本体だと思ってみるのと、部品と思ってみるのは、不気味さがぜんぜん違う!

 

本体だけ食べて足だけ残していくなよ!なんの偏食家だよ!!

 

という事件があってから掃除してなかったんですが(そうそう、そうだった)

その後、足は暴風警報の日に吹き飛ばされていったのか

翌日、跡形もなくなっていました。

胸をなでおろしたのもつかの間、代わりにでっかい甲殻類の死骸がおいてありました。

なんの嫌がらせなんだよホントに!!

 

文明のベランダに、風と野鳥は天敵です。


地に足付けて

2011年04月14日 | 日記

二月に友人母からもらったペペロミアのオブちゃん(過去記事はコチラ)を

土に植えました。

直前まで、水差しでいけるところまで行くか、ハイドロ栽培にするか、と

迷っていたのですが、ここはもう、王道に土で育てよう、と思いまして。

いや、大層な覚悟があったわけじゃないです。

園芸倉庫(七咲命名。園芸道具が入っている紙袋)を覗いてみたら

のこりわずかの土があったので、もうこれを使い切ってしまおう。と

ただそれだけ!のきっかけで、土植えに決定されただけなんですが。

今でもやや、これで良かったのか悪かったのか、悩むところです。

 

  

過去記事では、4本もらってきた、と記述しておりましたが

よくみたら3本でした。(一桁も数えられないのかと思うと怖ええよ!!)

 

茎挿しでは1カ月で根が出る、という図鑑の教えのとおりに、3月に根っこが出た時は

「本願ここに成就せり!!この一月の厳戒態勢や良し!」

って叫んだくらい狂喜乱舞したのですが(なにせ人からの貰いものなので気を使う)

その喜びを友人に「もらった葉っぱ根っこ出たよ!暖かくなったら鉢に植えるよ」と

素直にメールしたところ、今にいたるも一切の返事がありません。

相変わらず植物に関してはドライでクールにスルーする友人ですよ…。

(そもそも彼女は漫画友達)

 

まあ、興味のない人にとってはどうでもいい話題なのでそんなもんだろうと思い

(七咲もかつて昔はそうだった)

あとは「良くやったウチの子」として、ちゃくちゃくと見守っておりました。

  

左の写真、一番根っこが育っているのが、重みでわりといつも水に浸っていた茎。

真ん中の写真、これが水の嵩によって浸ったり浸らなかったりの茎。

右の写真が、気がつけばいつも空中に飛び出ていた茎、です。

水差しだと根っこの具合が丸わかりなので、三者三様の生活態度に比例して、

成長の具合が一目瞭然。

しかし、ペペロミアは多肉系なので水はさほど入らない子です。

それでなくても、いつまでも水差しにしておくわけにもいかないし、

さあこれから、土にするか、ハイドロにするか、

…と悩んだのは、多肉仲間のハオルチアとグリーンドラムが、ハイドロにしてから

めっさ調子良いからなんですよ。

 

本体が瀕死寸前だったので、子株に一縷の望みにかけてハイドロ栽培に転向。

その子たちが冬も乗り越えて、ちゃんとつやつやです。

グリーンドラムも、葉挿しに近い状態だったのに、茎を残していたお陰で

新たな枝を伸ばしてきました。

この写真が2010年2月、それから一切の動きがなかったので、これはこれでもう化石か、

と思っていたら11年2月にこんな具合に。

こうして伸びるにしても、小さい鉢が良かったのか、ハイドロがあってるのか、

先日の記事の、鉢植えのグリーンドラムとはえらい違いだ!!

新芽があほみたいに突き抜けてない!(てっぺんとるぜ!な野望がない)

…単にハイドロで根っこが支えられてなくて重力不足なのかもしれないけども。

 

まあそういうわけで、この多肉たちの様子を見ていると、

植物がハイドロに適している、というよりは

七咲のお世話レベルがハイドロに適している、とも言えそうなので、

今回のペペロミアもハイドロの方がいいかもな、と思ってみたんですが。

 

園芸倉庫でハイドロを調達しにいった矢先に、余りものの土を拾って帰ってくる。

地に足がついてないのは、何よりもまずお前だ、と自分に云ってやりたいです。

 

 

  

そういうわけで、今日、オブちゃんを土に植え替えしていたのですが。

この子、香辛料くさい!!

と、再確認する。

 

いや、貰ってきた時にも、なんかカレー粉くさいな、と気づいてはいたんですよ?

気になっていながらも黙っていたのは、友人宅のリビングに居た子だから、

毎日の調理の匂いが染みついているんだろうな、と失礼なことを思っていたからなんですが。

もう二カ月もたつのに、七咲家の匂いに慣れていないのはおかしくないか?

(それともそんなに香辛料にまみれている家なのか?友人宅)

それとも、ペペロミア=胡椒科、という図鑑の一文が刷り込まれ、

胡椒の匂いをもたらしているような気分にさせられているのか。

花も咲いてないのに、どこが匂うんだろう?…あ!切り口か?!

(もう土に埋めちゃったから今更気づいても後の祭りだが)

 

そういうわけで匂いが気になって、ペペロミアセルペンスの方を嗅いできましたが

こっちは無臭でした。

謎は、深まる。

まあ、気長に解明できればそれで…

あ、いや、解明できなくても、それはそれで…(笑)


わが市図書館

2011年04月13日 | 今日の本棚

春休みが終わり、子供たちが学校に帰って行ったので

やっと!平日に町をふらつくことができる!!長かったぜ、春休み!!

(子供の頃は、なんて短いんだ、と嘆いていたこともあったっけね)

これでマクドにも行ける!公園にも行ける!図書館にも行ける!

大人のための平日万歳!!

ということで、昨日久しぶりに図書館に行ってきた。

人口密度が少ないって素晴らしい!(子供は一人で三人分くらいの密度があるからな)

そうして、以前から人にお勧めされていた漫画を借りてくる。

 

■エロイカより愛をこめて(青池保子) 1~4巻

■百鬼夜行抄(今市子) 1巻

■チキタGUGU(TONO) 1巻

 

これは、図書館を漫画喫茶なみに利用する駄目駄目な大人の漫画話である。

 

 

  

■エロイカより愛をこめて

これはかなり古くから連載が続いているマンガで、存在だけは知っていた。

子供の頃は本屋で表紙だけを見て、ハーレクイン並みのラブロマンスものだと

思っていた。

「ギャグ漫画ですよ~」と、大いなる間違いを素敵に指摘されてからというもの、

俄然興味が出てきたので、図書館の蔵書をネット検索!

なんと最新巻まで揃っていることが判明したので、一気に10冊くらい借りようと思っていたのだが、

いざ図書館に行って見れば5巻と6巻が貸し出し中だった。うおお無念!



待てよ、この人、2冊づつ借りる気か?追いかけながら借りるタイミングが難しいな…


…というのも、長編で巻数が30冊はあるので、

「10冊ずつかりれば、3回で済むから恥ずかしくないんじゃない!?」計画が

早くも崩れ去った感がある。どうするかな。

(良い大人が一気に10冊も借りるのも結構恥ずかしいと思うが)

読んでみた感想は、なんにせよ昔の話なのでまずその空気に馴染むべし!

そうして読み進めれば、3巻を超えたあたりからツボにハマりまくる!!

なんと言ってもまず、「超能力者」という、漫画的にはおいしく喰いついていく素材を

1話目で地味に使っておきながら、それ以降全く、超能力の「超」も登場しない妙!!

ここがたまらなく好きだ!!

古き良きギャグ!といい、古典的表現!といい、ラストの奇天烈感といい、

ああ昭和!って感じで涙が出た。(おかしくて)

この懐古感が何巻くらいから平成にマッチしてくるのか、あえてしないのか、

もう続きが気になって仕方がない…

 

あ、ついでに、「王家の紋章」も読んだことない、と改めて気づいたので

これを機に、昔の名作を読み漁る気満々だ!

 

 

■百鬼夜行抄

ちょっと前、友人に、お勧め漫画として「夏目友人帳」をまとめて貸したら、

『アンタ、これがいけるならこれもいけるよ!!』

という、わりと支離滅裂に感極まったメールを貰っていたので、

読めということなんだろうな、と、ついでに図書館で探す。1冊だけあった。

このマンガも存在自体は知っていて、しかしながら、オカルトが駄目なので、

やんわりと避けてきた漫画だったのだが。

なるほど、夏目がいけるなら百鬼もいけるな。オカルトじゃなかった。

わりと先入観で、いろいろな漫画を読み逃しているような気がする。

 

1冊しかないので語れることと言えば、じいちゃんステキ!ってことと

うちにも尾黒と尾白が欲しい!ってことくらいなんだが

なんにせよ、これも続きが気になって仕方がない。

 

 

■チキタGUGU

昔々その昔、友人に借りた「カルバニア物語」がものすごく好きだったので、

棚と棚の間をぶらついていて、つい目に入った。作者の名前だけで思わず借りる。

いかん!初っ端から、このシュールさにハマる!しびれる!!

(ついでにカルバニアも読みたくなる。まだ続いてたよな、確か)

ああこれは古本屋で探そうかな…


…って、そういえば、漫画にしろ小説にしろ、本を求めるにあたって、

基本的な姿勢(自分の財布からお金を出す場合)として

人気漫画は古本屋で!

 (ただの記録挑戦みたいな発行部数だからどうせ半分以上ゴミになる)

(初版1億万部達成!とか書いてあると、アホですか、としか思えない)

マイナー漫画は本屋で!

 (作者に少しでも印税を入れて長く活動を続けてもらうため)

(加えて、買う読者がいるんですよ!と出版社に意思表示をするため)

(あまりにマイナーすぎる人は友人の分まで買って布教活動さえする)

という個人的な線引きがあるんだが、この市に引っ越してきてから

かさばる漫画は図書館で!

 という選択肢が生まれたくらい、わが市の図書館は漫画がある。

 

なんの基準で選んでるかは謎だが(ジャンルも年代もメジャーもマイナーも多種多様)、

面積だけでいえば文庫コーナーと同じくらいの面積はある。

気長に待つ根性、ジャンルを選ばない無節操ささえあれば、

漫喫にいかずとも漫画は読み放題だ。

(DVDのコーナーも、漫喫みたいにペアシートとかあるし)

 

そういうわけで、今回の3作品は気長に借り続けることにする。

まだ他にも、お小遣いで漫画を買えないちびっこたちが飽きるまで待つわ!

という、いくつかの作品にも目星をつけている。

 

この素晴らしい環境を生み出しているわが市図書館には御礼として

実家に山のようにある漫画をトラックで送りつけたいくらいなので

(もっと漫画の棚を隠れた名作で充実させたいオタクの心配り)

寄贈のお願い、というメッセージをいついかなる時でも受け止める気満々だ。

満々なんだが。

 

 

  

そんな漫画オタク気味なカテゴリーを増やしてみましたよ。

余所で書いていた過去の記事をこっちに引っ越しさせたので、興味のある方は

レッツオタク風!!

右サイドバーのカテゴリー欄、「本日の本棚」でございます。

 

注意といたしましては、他のカテゴリーと文体が違うということと

(情熱がほとばしるあまり体裁に構っていられなくなる)

(体裁に構うと情熱がほとばしらなくなる)

決して、作品の解説はしていない、ということ。

多分、というか確実に読んだ人にしか分からない不親切設計。

たまに小説や図鑑が紛れ込んだりするかもしれないあやふや感。

そんな、出来ごころなカテゴリーです。

 

興味のない方にはお目こぼしいただけますと幸いです。


新ユニット

2011年04月10日 | 葉っぱのミカタ

春になって、新生活が始まっている方も多いと思われますが

七咲も生活に新たな変化が!!

保育園に行くはずのちびっこを度々預からないといけなくなりました。

保育園に慣れて病気とも無縁になるまでは、ちびっこと二人三脚の日々です。

二人三脚とはいえ、ちびっこと七咲の歩幅がまるで違うので

七咲がつねにはいつくばってる状態でちっとも進んでない二人三脚ですが…

とにかく一秒たりとも目が離せません。世の中のママちゃんを尊敬しますよ、本当。

 

ともあれ、「おいおばナキゴト辛抱’S」←ユニット名?

誕生!

(なんか…、どうしようもないユニットだが…)

 

 

  

まあそういうわけで、ここのところずっと更新が滞っていたのですが

久しぶりに葉っぱちゃんたちにニューフェイス。

 

ちびの相手で忙しいのに葉っぱを増やしてる場合か!

という気もしないでもなかったのですが、春になって

冬将軍と戦い破れた子たちがいるので、その心の隙間を埋めるようにというか…

己の弱さを補強するようにと言うか…

とにかく、嗚呼!とか云う間もなく買っちゃってたんですが。

 

セダム・ゴールドデモンズ(左)と、熊童子(右)です。100均で。

 

ゴールドデモンズは、その隣にあったコーラルカーペットと比べて

どっちにしようかなと迷いましたが、コーラルカーペットの見た目が、

昔に育てていた<虹の玉のミニチュア版>、って感じだったので

どうせ買うなら新たに、という思いでゴールドデモンズにしましたよ。

図鑑ではもっと黄色っぽいのですが、ウチの子はまだ黄緑色ですね。

これからゴールドの名にふさわしく、黄色になるやいなや?

愛称は、ちま子です。

 

それから、熊童子。

昔ほんの少しだけウチにいた熊童子を思い出していてもたってもいられず…

なにせ枯らせてしまった理由が、

転倒

という、やるせないにもほどがある、って感じだったので、つい…(汗)

今度は転ばさないぞ!という誓いとともに、

愛称は二代目くま子。

 

ちま子とくま子!ちまくまシスターズ!始動!!

 

(こっちもなんか頼りないユニットだ)

 

 

  

冬将軍にやられたのが、ベンジャミンのジミー。

冬の間、ものすごく元気ハツラツだったので安心していたら

春に差し掛かったとたん、ものすごい勢いで落葉が始まりまして…。

毎日、がさっ、がさっ、と物音をたてて葉っぱが舞い散るたび

生きた心地がしなかったので

もう、見るからに枝にしがみついているだけの葉っぱを強制的に排除。

すっかすかの見た目になりました。

ついでだから、望みのない枝も切り落として、小さくしてやった方がましか、と思い

枝もさくさくカットしてたんですが

ゴムの木仲間の習性で、まっちろい樹液がだら~っと垂れてきたので

ぎゃっ!生きてる!!

と絶叫して、はさみを置きました。(なんだと思ってたんだ)

元気が戻れば、挿し木の可能性にも賭けたいところですが、

まだそこまでの余裕がありません。

もう少し様子を見てから、剪定してやります。

 

まずは、新芽を出す気力があるかどうか、こちらの辛抱具合にも注目です。


最新巻

2011年04月08日 | 今日の本棚

このマンガがすごい!男編1位、というでかでかとしたPOPボード下に

1~3巻(しかないのに)をがっつり山積み!加えてお試し読み冊子常設!

という、書店の思惑にほいほい乗せられて、

1~3巻を一気買いして3冊を一気に読んでいたので、4巻が待ち遠しかった!

 

■進撃の巨人(諫山創) 4巻

 

 

  

頼まれもしないのに一気買いして単純にハマったしまったので、

友人にも強力にオススメしたのだが、店頭のお試し読みを読ませた感想が

「話はめっさおもろいけど、この絵やと、買う気くじけるわ」

 だった。

 

惜しい!!

絵のクオリティを指摘されるとぐうの音も出ないぜ。

 

確かに、「画力をあげましょう」、レベルなのは否めないと思う。

絵だけで状況が理解できなくて、おもわず前後を何回か読み返したり

人物の見分けもつかなかったり、感情が正しく読みとれなかったり

「ここの絵なら自分の方が上手くかけるかも…」と

学校で12年普通に美術をやってきた人なら思うんじゃないか、とかいう

デッサンがちょっと、なコマもいくつかある。

そういえば、昔学校で友人たちとノートに落書マンガを描いて遊んでたりしたが、

そんな感じなコマも随所にあったりする。(ペン入れ忘れたの?みたいな)

 

がしかし、そんな技術の低さを恐れず(というか問題視せず)商業誌に載せてしまった

マガジンには、すげえ度胸だ!というしかない。

クオリティを満たしていない漫画だって世に出してみせる!

 という精神なら、それはいわば、

漫画界のAKB48を育てる勢いじゃないだろうか。(余計なお世話?)

 

人によって作品に対する評価は、実は読み手側の自分にとってはどうでもいい。

芸術は、決定的な正解がある分野じゃないと思うので。

ただ社会的には、面白いと思った人が多かったら売れる。実に単純な構造だと思う。

面白かったらアマチュアの同人誌だって売れる。読みたいと思う人が買えば良い。

それを商業誌という大手が発行してくれるから、値段が安くて有難いくらいだ、と

個人的には思う。

4巻を読む時も、そろそろデッサンは向上したかな?とハラハラしながら読める。

そんなプロ漫画あり得ないだろ!!(うん、まあ)

それを英断とみるか、読者舐めんな、とみるかは人それぞれに

あちこちで物議が醸し出されていて、それを読むのがまた楽しい。

そういうわけで、1冊を色々な角度から何度でも美味しい、と思うマンガである。

 

まあ、あちこちで指摘されている画力は、ともかく。

 

ここから、ややネタバレに突っ込んでいくので、

読みたくない人はスルー願います。

 

個人的には、話の展開の持って行きかたとして、とても面白い!と思った。

4巻を読んで、速攻で既刊を読み返したくなる。

物語先行で、登場人物がただの背景のようだった未熟さも

(登場人数が多いのに一切触れずにただただ突き進む1~3巻)

実は、このための煽りだったか、と、感心した位だ。

 

巨人に成すすべもなく喰われるだけしかないという人間のスリルは、

巻数を重ねるたびにどうしても、読者が慣れてしまう。

残虐な捕食シーンだって、見慣れれば絵の下手さに目がいk・・・いや、うん。

それを4巻で、物語を止めて、あえて人物たちに焦点を当てることで

ただの背景だった登場人物たちに感情移入しやすくなり、

次巻からの巨人に襲撃される緊張感がまた新たなものになる。

 

実は、3巻まで読んでいて、

主人公が人間離れした力で巨人を駆逐していくだけの話になるなら

(巨人対人間、という圧倒的残虐性が崩れるなら)

この先の展開があまり期待できないな、と思ってしまったのだが

ここにきて、登場人物一人一人にスポットを当てることで、

人間の脆弱性から的を外さない道も開けたようにも思えるので、

変わらず次巻に期待したい漫画だ。

 

  

友人に勧めたのに、一向に購入してくれないので身近にこのマンガについて

騒げる人がいない。

(旦那さんはあまり漫画についてわいわい言わない。一人静かに読む。)

騒ぎ足りなくて、つい力いっぱい書いてしまった。どこまでもオタク属性が根深い。


大人買い

2011年04月04日 | 今日の本棚

友人が、「最近このマンガ気になるねん」と店頭で抜き出し

まあ見てみてよ、というので帯を見、その宣伝文句だけで

なんか妙に気になって気になって仕方がなかったマンガ。

 

■刻刻(堀尾省太)1~3巻

 

旦那様に勧め、「買え~買え~」と念力を送り続けた努力がやっと実る!

(つまり、買わせた)

 

 

  

お試し読み冊子がついてなかったので、内容はわからないまでも

なんか面白そうだ!という雰囲気があった。

そして友人と、これはお試し冊子があるのに、これにはない。

これと、これの違いは何だと思う?

という議論を展開させるだけ展開して、二人して買わずに本屋を出たんだが。

 

その違いとは。

これは、とりあえず中身を見せて面白そうだと思わせて、買わせる。(安心感)

こっちは、そんなものがない方が欲求を煽って買わせる力がある。(隠匿感)

というものだった。

(ちなみに、安心感の方は、「おもに泣いています」だったんだが)

 

「おらおらおら!買わねーとおめーは一生この中身を知れねーんだよ!」

とがっつり隠匿感に煽られて、まんまとハマってしまっているわけだが。

面 白 か っ た !!

1巻初っ端から粗さが気になるものの、話には勢いがあるので

多少の読み難さは無視して読み進むが良い!

って感じの1巻が終わると、あとはもう2巻、3巻と

問答無用で、ページが進む進む!!

 

粗さっていうのは、あれだ。

コマとコマの繋ぎで「ん?」ってなって読み返したり、

世界観の説明がくどくないから「ん?」って読み返したり、

敵キャラがいちいちモブみたいな感じだから「ん?」って読み返したり

勢いにつられて読んでしまって、読み流しに「ん?」って我に帰ったり、

とまあ、そういう類のものだから、とにかく読むべし読むべし!!

 

そうして3冊読みとおしてから、あらためて1巻から読み直すと

面白さが2倍!

二度手間かよ!とかいう野暮なことは云うもんじゃない。

むしろ再読どんとこい!!なマンガだ。

幕間のゆる~いコマも大好きだ。

そのゆるさに慣れると、緊迫したコマでも笑ってしまう。

いや、サスペンスなんだ。サスペンスなんだけどな。

とにかく、すべてにおいて、

自分の好みのど真ん中だったよ。特に、じいちゃんが!!

全キャラの中でじいちゃんを一番に押す!

将来、あんなじいちゃんになりたいぜ!

(どんなに緊迫状態にあってもマイペース!レッツマイペース!!)

 

 

  

ちなみに、まだ友人には買ってもらったことを報告していない。

友人に血管が切れそうなくらいお勧めされて、別の本屋で買った漫画を

まだ読んでないからだ。

(そっちの感想を求められるから早く読まなくっちゃだ!!!)

 

…自分、あんまし恋愛漫画とか興味ないんだな、と気づく。

(3冊とも恋愛漫画だった)


卯の月

2011年04月03日 | 日記

4月の始めの日がとてもお天気が良かったので、淀川を土手沿いに散歩してきました。

大阪湾から京都まで続いている大きな流れです。

ウチの団地から歩いて5分。そこを大阪方面に向かって、二駅程歩きます。

 

脳内では、実況と解説と現場リポーターとが三つ巴にしゃべくりながら

単調な散歩を箱根駅伝風に彩ってきましたよ。

ええ、脳内で。

 

脳内で 3役こなす 箱根かな

 

…あ、箱根じゃない、淀川だったな。(しかも似非)

 

 

  

土手の下の方の道は、雑木林のようになっています。

雑木林を通り抜けるような形でサイクリングロードが通っているのですが

その雑木林で、あちこちと、鶯が鳴いていました。

七咲には、今年の初うぐいすです。しかも、枝に止まっているのを発見!!

 

毎年、この雑木林を散歩しながら鶯の声に耳をそばだてては、その姿を探すのですが、

一度たりとも、見つけられた試しがありません。

そのせいで、この雑木林には隠しスピーカーがあちこち設置してあって

春が来たことを道々アピールしているのかと思っていたくらいですよ。ずっと。

(誰がアピールしてるの?国土交通省?環境省?)

 

そういうわけで、初うぐいすに大興奮して、携帯カメラを構えたのですが

全力で頑張ってズームしても(頑張ったのは七咲じゃなくて携帯だが)

逆光も相まって、木の枝だか葉っぱだかうぐいすだか解らない写真になりそうです。

 

肉眼でさえ、スズメのようにも見えなくもない、というくらい

判別しにくい色と大きさだったのですが

ぽー、ぽけぴょっ(まだ未熟なのか、下手)、とさえずる度に体が、ぴこっ、と動くので

多分、あれがうぐいすなんだと思うんですよ?

(そういや、お菓子の鶯ボールも別に緑色じゃないしな)

 

と、真実も定まらないままよくよく周りを見れば、

ランニングやらサイクリングやらの人たちの他に、バードウォッチングの人たちもいます。

 

彼等は、「今から火星を観察するんですか?」と聞きたくなるくらいの

巨大な物体(カメラ)を持って右往左往していたので、

手のひらサイズのレンズで鶯を撮れるなんて思ってちゃいかんのだな、と

撮影を諦めました。

 

そういうわけで、鶯のようなものが鳴いていたとはいうものの、

実は鶯の形を模したスピーカーだったかもしれないなあ、としつこく疑いつつも、

うぐいす初鳴きで春の訪れを実感してきました。

 

 

  

そうした散歩の果てにたどりついた、淀川河川敷公園。

(のひとつ。なにせ川が長いので、あちこちにある)

冒頭の写真は、公園にあった木。

「アーティスティックに撮りたいんですよ!!」と、この木の周りを

ぐるぐるぐるぐるまわりながら、携帯カメラを構える不審人物七咲。

回ること、なわばりあらしに警戒して電柱をわがものにしようとする犬のごとし、って感じですよ。

 

…そういや最近の犬の散歩は、わんこのうんちっちを袋で持ち帰るだけでなく、

ちっちも、持参したペットボトルの水で流したりしている飼い主さんを見かけますよ。

大変御苦労な時代になりましたね…

 

ってそれは、まあどうでもいい話で脱線するところでした(汗)

 

とにかく、木を撮りたいけどどうしても良い構図にならない!とムキになっていると

旦那様はあっさり、全身を入れて撮ってくれたのが冒頭の写真です。

七咲は、あんな一枚でさえも撮るのにどれだけ木の周りを回ったことか…

(なんかの呪術の儀式かよ、って己に突っ込んだほど)

(それだけに足らず、おいおい、そろそろバターになっちゃうぜ、とも突っ込んだ)

 

あっさり撮ってもらってありがたかったので、

「じゃあアーティスティックに撮って!」とお願いすると、これもあっさり撮ってくれました。

↑旦那様に要求したところの「アーティスティック」。

ひえー、アーティスティックだよ!まさにだよ!すばりだよ!と恐れ入りました。

恐れ入った直後に七咲が撮った写真はコチラ。

↑七咲がぐるぐるぐるまわって追求してみたところの「アーティスティック」。

これはもうアート以前に、何を写したいんだか、という意図さえも解りません。

 

…これでも、図書館で「デジカメで撮る良い写真、悪い写真」という本を

最近、熟読したばかりなんですけど。

(同じ被写体で、素人の撮る悪い例、プロの撮る良い例、が並んでいる)

その結果、

「良い写真と悪い写真の差がどこにあるのかも解らなかったな」という

無為な読後の感想が如実に表れている写真といえそうです。


最新巻

2011年04月01日 | 今日の本棚

散歩の途中でツタヤに立ち寄ったら、新刊が出ていた。

 

■くるねこ(くるねこ大和) 7巻

 

なっ!もう7巻が…!!

月日のたつのが早すぎて、自分だけ歳とってないような気になるんだ。

いつまでも若い気分でいちゃいかんよな。

そろそろ一人称を「おばさん」にしないといかんな自分も…

 

  

ここのブログではやたらめったら猫の話題が続いたことがあって

「猫派なの?」と聞かれたんだが

違うんだ!自分は、犬も猫も甲乙つけがたいくらい好きな

どっちも派!なんだ!

 (ただ何故か、世間的に猫グッズより犬グッズが可愛くない傾向が…)

たとえ節操なしと言われようとも(猫派の友人に言われた)

コウモリ野郎め、と言われようとも(犬派の友人に言われた)

旦那様のお許しが出さえすれば、犬と猫を一緒に飼いたい!

どっちも好きなんだ。チョビとミケのように仲良くやろうぜ!

(あ、じゃああと鶏とスナネズミも飼わないと…)

 

旦那様のお許しが出ない理由。

「犬も猫も死ぬんやで」というものだ。

精神的に弱い七咲なので、(それを旦那様も嫌と言うほど知ってるので)

「死んだら絶対毎日鬱陶しいやろ自分」、と常々言われる。

うんまあ。飼ってた魚が死んだときの事を未だに引きずってるからな…

(なんとなくちりめんじゃこやイカナゴを食べると、脳内で涙ぐむ)

 

という、己の精神の弱さも相まって、この「くるねこ」も

続刊をいつまでも買っていたら、いつか絶対もんさん別れのエピソードが!

という恐怖があるので、ここらで止めたいところなんだ。

(そんなことになったら、あまりの悲しみに、耐えられない気がする)

 

そういう理由で(実に手前勝手なあれで恐縮だが)

もうこの辺りで買うのをやめた方がいいんでは、と迷っていたら、

旦那様が、「かってきーや」と1000円くれたので、あっさり購入。

(精神の葛藤云々はどうした)

 

というか、1000円くれるなら

先日友人からお勧めされて気になっている「刻刻」を買いたいんだ!

と主張して、題名しか知らないその漫画を執念で探すも、

(装丁をもっとなんとかしてほしい!特に表紙!!存在感薄すぎる!!)

そこのツタヤ店頭では2巻が品切れだった為、仕方なく

「じゃあネットで大人買いするべ」 「そうするべ」、と帰宅して

Amazonにぽちりに行ったら、なんとAmazonでは3巻が品切れだった。

(1~2巻だけ買えばいいんだが、なんかそこで熱が冷める)

 

たかがマンガの購入が、なかなかうまくいかないもんだ。