ただごと

たいくつこそがすばらしい!日常のただごとをただごとでない風に綴るのらくら日記

試写会

2012年04月13日 | 今日の本棚

映画の試写会が当たったので、昨日!行ってきた。

「ももへの手紙」

大きな声では言えないが、少年マガジンの読者プレゼント(試写会)は
かなりの確率で当たる。
会場もいつも同じなので、もう常連といってもいい。
3~4回で常連と言っていいかどうかは個人の感覚によるだろうけども。

その個人の感覚的常連者として言わせてもらうと
昨日はめちゃくちゃ人が多かった!!大混雑、って感じだ。
ポニョよりもアリエッティよりもカールおじさんよりも多かった。
場内アナウンスまで入ったくらいだ。
なんだろう、一般的にものすごく期待度の大きい映画だったんだろうか…

七咲はぜんぜん知らなくて、旦那様が「みたかってん」というので
ほいほい着いていっただけなんだが…(タダだしな)

というような、アニメ映画に興味がなかった人(←七咲)でも楽しめた!

公開前にあんまり言うのも、どうだかなと思ったんだが、
しかし!
配布しているチラシ(?)に載ってる「あらすじ」が、はっきり言って、

もう物語の筋を、95%まで言っちゃってるしな

いいのか、これ。と、見終わってからチラシのあらすじを読んだので、
これから見る人のためにかなり気が揉めたんだが。

…揉めたんだが、よく考えたら、映画が始まって10分くらい見ただけで
「こんな感じの話になるんだろうな」
と解ってしまうので、別にそこはいいか。

解ってしまっていても、話は楽しかったし(くすりと笑う要素が満載)
画は素晴らしいし、2時間があっという間だった。
七咲は、大体興味がない映画は前半ダレダレで、後半半分寝てるんだが
そういうのが一切なかった。
今なら、公開予告CMとかで「見終わった感想」をインタビューされてもいい。

いい、って言っても、インタビューする人たちにも都合があるだろうが。

そんな楽しい映画だったが、終盤は七咲の周囲一帯が

すすり泣き地帯

もちろん、七咲もハンカチが絞れるほど、すすり泣き。
歳をとって涙もろくなって…、とかいう以前に、
「いつでもどこでも涙が飛び出すこぼれた蛇口」なので
(電車の読書でも、本屋の立ち読みでもすすり泣き上等)
大体、これは予想できたから、しょっぱなからハンカチ握ってたんだが
すすり泣き地帯にいる安心感から、もう駄々漏れ状態。

笑えて泣けて絵にも話にも感動できる映画だった。

ただひとつ、難を言わせてもらうとすれば、クレジット。

最後のクレジットが流れる際に、島の風景の上に白地で流れるので、
見にくいことこの上ない!!

いや、風景はものすごくきれいに見える。
ただ七咲、

クレジットをガン見する

ので、できればブラック背景で名前だけを延々流すか
もしくは画面半分を風景、半分をクレジット、という風に
分けてほしかった…

と、いちゃもんをつけるほどに、クレジットを見て何をするのか?
と問われれば


何もしない

と答える。ただ見てるだけ。
「知ってる人いないかなあ」と思いながら、真剣に!ただ見ている。

もちろん、映画業界にも関係者各位にも知り合いなどいない。
見てるだけなので、別に記憶に残るということもない。
ただ見る。
「あ、この名前面白いな」とか「あ、この会社なんだろな」とかもある。
名前フェチ気味なのだ。
(もちろん、洋画のクレジットも真剣に、ガン見する)

そういうわけで最後の最後まで楽しんで、興奮気味で帰途についた。

興奮のあまり、帰り道で愛媛県のPRコーナーに遭遇して、
(ももへの手紙の地を旅しよう!愛媛~広島しまなみ街道)
ゆるキャラの「にゃんよ」が

「アイルーじゃねえか!!」

と、ビジネス街のど真ん中で叫んできたほどに、興奮気味。
いやもうなんというか、最後まで気が抜けない!

 

いや~映画ってほんっとうに面白いですね!
さいなら!さいなら!さいなら!


新譜

2012年03月02日 | 今日の本棚

Amazonでぽちっていたシングルが到着。


■夢追人 / KOKIA


これはKOKIAのシングルというより、至学館高等学校の校歌なのだ。

知ってる人はもうミミタコ情報だろうけども、

覚書程度に。


昨年の高校野球の校歌斉唱で流れてから

「J-POPみたいな校歌だ」という事で有名になった校歌。

(有名に、っつっても俺様まったく知らなかったが…)


以来CD化希望の声を多数受け、

売り上げの一部を被災地への進学支援金という形で寄付、

歌い手にKOKIAを起用して、この度、CDとして発売、という流れだったらしい。

 

YOU TUBEで1番を聴けるので興味のある方はぜひ。

一聴の価値はあると思う。いろんな意味で。

 

 

  

KOKIAのオリジナルではなく、「知らない学校の校歌」というシングルなので

一応慎重に、YOU TUBEで試聴してみたらば

…校歌、っていうか、

これが初聴きの俺様にとってはもう、KOKIAっていうか、

浦サンのアレンジが相まって、すでにKOKIAっていうか、

なんの情報もなく聴かされたら、KOKIAじゃんっていうか、

なんかそんな感じだったので、


迷わずAmazonでぽちった。


で、今日到着したので、さらっと聴いた。


さらっと聴いただけなのに、もう歌える。

この高校の卒業式に来賓として呼んでもらっても


一向にさしつかえないくらい歌えるぜ、俺様!!


というくらい、耳に心地良い曲だった。

(歌詞も曲もすっかり脳内コピー完了だ)


まあ隣に旦那様もいたので、この校歌の経緯と背景を軽く説明したんだが。


「え?こんなしんみりした曲が高校野球で流れてええのん?!」


と、そっちの方に驚愕していた。


試合に勝って校歌斉唱!なんか会場がしんみり…

勝ったのに!?


月曜の朝礼で校歌斉唱!なんか講堂がしんみり…

週初めなのに!?


…って印象だったらしい。


七咲は、良いと思ったんだけどなあ。こういう校歌でも。

なんつーか、アニソン、童謡、唱歌、に続いて校歌もわりと好きなので。


小学校を転校したので、都合3曲歌える。

歌えるが、いざ歌ってみれば、

なぜか讃良をたたえつつ生駒を仰ぎながら最後は我らが7中~♪…で終わる。

あれ?


DJでもないのに何故か、A小学校~B小学校~中学校~の


校歌リミックスバージョンの完成か!!


ある意味天才?


とかいうあやふやな校歌よりはいいと思うんだよな。


さらに高校の校歌はといえば、あやふやを通り越して一切解らない。

選択科目が音楽クラスでないと習わないのだ。(七咲は一番楽チンそうな美術を選択した)


初めて体育祭で校歌が流れた時(確か高3にもなっていたが)、


この学校校歌あったんかい!!


と驚いたくらいだ。


校歌を聴いたのはその1回。

卒業式でさえも流れなかった。(何故か「どんなときも」を歌った)

そういう無関心な校歌よりはいいと思うんだよな。


まあ、それくらい「良いなあ」と思ったとしても

来賓として呼ばれる事はないと思うので(当たり前だ)

カラオケボックスででも歌ってみよう!と思った1曲だった。(歌うんかい!)




  

久しぶりに、「今日の本棚」カテゴリーを追加してみる。

なんの需要もなさそうだが、例え需要がないとしても更新の隙間は埋まるというものだ。


というわけで、1月に余所で書いたブログの3記事を追加済み。

やっぱりKOKIAだが。(シングルが出てたので)

次の更新もKOKIAだろう。(近々アルバムが出るので)


ていうか他に書くことないのか。


うん、わりと、ないな…


新譜

2012年02月01日 | 今日の本棚

KOKIAのNewシングル3枚目!!

夕方から放映中のアニメ、起動戦士ガンダムAGEの挿入歌。

ガンダムは子供の頃から見たことがないのでよくは知らないんだが、
アムロとシャアという人がいるのは知ってる。
シャア専用。とか、殴ったね…!とかもバラエティでネタにされているので
まあそこそこ知ってる。

という程度。
だが連れが毎週録画してまで見ているので(ガンプラ好き)、

「KOKIAの挿入歌が流れたら教えてくださいやがれ」

と、毎週毎週お願いしておいた。(一緒に見てる時は良いんだが)

その日もさくっと録画を消去しようとするので、夕飯の支度を中断して
挿入歌は流れたか?と確認すると

「あ、そういえばなんか歌流れてたような…かも?」

とか、あやふやな返答をするので、鍋を振り回して巻き戻しさせた。

果たしてそのシーンで。

流れてるじゃねえか!
思いっきりKOKIAの歌がメインで流れてるじゃねえかよ!

と、とりあえずテレビの前で謹聴する。

ネットの試聴は短くてなにがなんだかわからん過ぎなので、
(実際、フルで聴くと全然イメージ違うがな!と言う事が多くないか?)
(あと、そこじゃねえ!試聴ならこっちのメロディを聴かせろ!とか思う)
テレビでそこそこ流れるならそれを聴いて購入するかどうか考えよう。

と思っていたがゆえの謹聴。
それを、連れは

「手嶌葵かと思った」

とかほざいてくれるので、

耳の穴かっぽじってとっくと聴けえ!!

と、もう一度巻き戻して(ボリュームを3つほどあげて)聴かせた。

確かにこの曲ではささやきボイスな歌い方だが、

てっしーのささやきボイスは神!

と崇拝している俺様なので(なにしろ一瞬で眠りにつける)、
それを間違うとはどっちにも失礼じゃろが!というファン心理に寄る。

その何週間か後の話でも、もう一度同じ挿入歌が流れた。
流れたんだが、ユリンがお亡くなりになってものすごい衝撃を受ける!

これユリンの歌なのに?!
まだCD発売されてないのにユリンが召されるってどういうこと?!
っていうか、ひそかにヒロインよりも好きだったのに!!マイガッッ!
(わりと横目でちまちま見てた)

そういうわけで、都合3回聴いたわけなのだが
あまりにも<おとなしすぎる挿入歌>というイメージだったので
(あと問題のユリンの方が衝撃的過ぎて)

これは買わなくていい方向だな

と、結論付けていた。

結論づけていたんだが、先の2枚をぽちった時に、例の如く密林は

このCDを買っている人はこれも買っています

と、頼んでもいないのに、他人様の嗜好動向まで教えてくれる。
そうするとなんかこう、2枚買うのも3枚買うのも一緒か。
という気分になって、つい買ってしまったというわけだ。
(ひたすらなげえ枕だったな、おい…)



*Memorial days

テレビで流れていた時は、ただただ「おとなしい曲」というイメージだったが
実際、フルで聴くとおとなしい中にも抑えきれない高ぶりがあって
それをまた編曲がぐいぐい聴かせてくる。

短めの曲なので挿入歌で流れたメロディがほぼ全てなんだが
こんなに気持ちの乗る曲だったかな…、と
3回聴いたにも関わらず「買わないでいいか」と結論付けた
己の浅はかさを呪ってやりたい。

いや、結果的に買ったわけだから呪わなくてもいいんだが。
いいんだが、安易にいらないとかいうのもどうかと思う。
人生は一度きりしかないんだしな。




*0からのはじまり

そしてカップリング。
Memorial daysを聴いてから続けて聴くと、泣きそうになる。
つーか泣く。
痛みと向き合うKOKIA節全開。

なんと、今回の3枚のシングル6曲中、一番好きだった!!

買わなくていいか、と思っていたシングルのしかもカップリングが
一番の神曲だったという事実。

人生何が起こるか(起こらないか)わからんな

と、取捨選択にも、いちいち全力で挑まねばならない戦慄を思う。
全神経を研ぎ澄まし、己の感性で最良の至宝を掴むべし!!

あ、感性といえば、これは鼻から水が出たほど好きな曲なんだが

「息さえも 吸えてない」

という表現は、もうちょっと言葉の選択でなんとか練れなかったのか…と
そこがひたすら惜しい。
個人的な感想としてはそこがなんかこうひっかかる…
(しかしそこはそれ、KOKIAの感性を認めると言う意味では
率直さを評価してはいるのだから仕方ない)



そういうわけで、3枚同時発売のシングルを購入したわけだが。
3月に、今までのシングルB面を集めたアルバムが出るらしい。

もちろん、抜かりなくぽちってきた。

はあ。幸せだ。


新譜

2012年01月31日 | 今日の本棚

KOKIAのNewシングル2枚目!
ゲーム「テイルズオブイノセンスR」の主題歌。

テイルズか…
テイルズオブデスティニーとテイルズオブファンタジアしか
やってないんだが、これもう10年くらいたつのか…(怖)

そういや、連れが暇つぶしに、とテイルズシリーズを買ってたので
ユーリとかいう子が出てくるシリーズも知ってる。が。
暇ができたらやらせてもらおうと思ってたので、あえて見ていなかったら、
いつの間にか売り払われていた…(気になる)

最近CMでも流れるので、うまくそれに遭遇すると

音楽メインで流さんかー!!

と思わずにはいられない困ったファン魂。小さいので聴きとりにくい。



*New Day, New Life

テイルズの主題歌。
明るく力強いメッセージと、疾走感のある曲。
初聴きで、うん好き好き!いいよ、いい!ってなるくらい聴きやすい。
テイルズには馴染みがあるので、ゲームのOP的にはこうなんだろうな
とか勝手に想像できてしまうのも良い。(勝手に創造してるが)

今ぼくは君のためにいる

とかいうあたりでは感極まって、ラスボス突入!くらいのテンションになる。
(仮想の)村々を旅して、(捏造した)いくつもの困難を乗り越えてきた!!
(妄想の)仲間との絆がこの先も恐れず立ち向かう力をくれる!
さあ突入だ!!(どこに)

…このゲーム脳をなんとかしてくれ。

あ、もちろん、ゲームの主題歌というのを無しに聴いても
KOKIAworld全開なので、ゲームファンでなくとも満足度は高い。はず。



*life~生命の響~

KOKIAが、ぜひ聴いてくれ!!と大大大プッシュしていたカップリング。
そう言われればそりゃもう、これを聴くために買うでしょ。という曲だが。

1曲目でテイルズにどっぷり浸ったまま、続けてこれを聴くと

なにが始まったんじゃー!!

と、思わず立ち上がってしまう事間違いない。(俺様は驚いて腰が浮いたぜ)

以前、KOKIAが「鰯の曲」って云ってたのが多分これだと思う。
大海原で鰯の大群が力強く泳ぎまくっているイメージ。

民族調で、多重コーラス。アナグラム。
ど真ん中で大好きだ!!
これを聴かずしてどうする!ってほどの直球ストライクだった。

…しかし。
カップリングというには、NewDay~との違和感が半端ない。(個人的に)
いや、どちらも生命の輝き、光、生きる、って感じでテーマは同じなんだから
同時収録でも良いのかもしれないが、
妙にこの曲が浮いてる気がしてならないんだぜ。
(…いや、この曲が、っていっても、2曲しか入ってないんだが)

まあ、そこは聴き慣れれば問題ないか…

浮いてる、というか、これをA面でリリースしないと勿体なくないか!?
と思うのかな…
しかし、これをA面でリリースしても今のJPOPでは売りにくいか…
(と、市場の問題点も身内のことの様に心配する困ったファン魂)

地球創世記、とか、滅びゆく生命の叫び、とか
そういうドキュメンタリーでガンガン流れると血が沸騰すると思う。

あ、DeepBule(だったか?)とかいうドキュメンタリーのDVDを見たが
あれで流れてたら、もう最初から最後まで、大興奮で手がつけられないくらい
感動したと思う!
いやいや、deepBlueとかearthとか感動して泣いたくらいすごかったが、
正直途中寝てしまったからな…(青いだけの画面がやたら長いシーンが)

まあつまり、そういう命のドキュメント映像とタメを張れるくらい
生命感のすごい曲だ、という事で。

編曲も真正面からの挑みっぷりにおそれおののく。

いつもインストを聴くときは、インストを聴きつつ
脳内でどれだけKOKIAの歌声を完全再生できるか
という誰に対する挑戦なんだよ。という聴き方をする俺様だが
このlifeはKOKIAの歌を再生することが難しい。完敗だ。

インストとしてノーボーカルでA面で出してくれても買うね!!

と思った。

しかし今のJPOPではこれをインストでA面シングルにしても売りにくいか…
と結局またそこに落ち着く困ったファン魂。

つまり好きすぎてなんかもういてもたってもいられない感じになる。
1曲目2曲目インスト込で、まるごと大興奮な1枚。
(聴きこむうち違和感に慣れたw)


新譜

2012年01月30日 | 今日の本棚

■光をあつめて / KOKIA

 

 

KOKIAのNewシングル!

「ドットハック世界の向こうに」という3Dアニメーションの主題歌。

 

基本的にシングルは、コンサートに行った時にちまちま買う!

(昔はKOKIAのサイン色紙とかついてたんで、ついくせで)

という感じだったのだが、

 

 

今年はまだアルバム製作をしてません

 

 

と、ブログでKOKIAが云っていたので、

 

じゃあ毎年恒例(っぽい)春のアルバムはなしか!

禁断症状が起きる前に買っとかんと!!

 

と思って、シングル3枚購入してしまった。3枚同日発売だったんだ。

ううん、なかなか恐ろしい罠だ。

 

あと、KOKIAが「今回はぜひカップリングを聴いてほしい!!」と

ブログでさんざんさんざんさんざん主張していたので

こりゃ聞かないとな、っていう、洗脳もばっちりだったぜ!

ナイス、KOKIA!

云うは易し!行うは難し!(?)

 

 

 

  

*光をあつめて

 

優しく明るい曲。

ジャケットの雰囲気もぴったりだ!お気に入りです!

編曲の良さを味わうために、インストの方も散々聴く。

浦さんの編曲はKOKIAを最大限に生かす編曲をする人だ!と

最近気付いたので、彼の編曲したものは全てインストで聴きたい!

と思うほど、素敵だ。

今回も優しさ120%、最後の時計の秒針みたいな演出がたまらん。

 

 

*Faraway

 

「ぜひ聴いてほしい!」といっていたカップリング。

なるほど、神秘的と言うか、ふわふわするっつーか、

KOKIAの歌い方もいつもと違って、語りかけてくると言うか…

ミュージカルっぽいところを残しつつ、朗読っぽさをミックス!という感じ。

それは「聞き流す」、ということができなくて、つい作業中の手が止まってしまうのが、

ちょっと困るので(はたから見ればフリーズしてる人なので)

じっくり聴く態勢をつくって聴くべし。

 

 

 

  

ドットハックという作品自体は知らないんだが(見ないと思うが)

買って損はない!という感想。

いや、インスト好きなのでもう本当に、そこが嬉しい。

 

…そういえば、編曲の所に浦さんの名前を見るたびに

なんかいつもたんぽぽを思い出すんだが、そんなエピソードあったっけ?

と、今日もまじまじ歌詞カードを見ていて、合点がいった!

 

浦さんのフルネームは「浦清英」さんというのだが

たんぽぽを漢字で書くと、蒲公英。だった。

 

な?なんか思い出すよな?

 

 

 

(しらねーよ!!という自分ツッコミが聞こえる)


わが市図書館

2011年05月27日 | 今日の本棚

本を返しに行った時に、手ぶらで帰ってくるのがなんだか寂しい。

しかし、今は小説に没頭していられる時期でもない!!

(まず目の前の事をかたずけようぜ☆)

という間をとって、漫画を借りてみる。


■王家の紋章 1~5巻 (細川知栄子)

最近なぜかマンガ三昧。(なぜか、って、オイオイ)

こんなにマンガに没頭していると家事に支障が出まくっているんだが

連日雨降りだからまあ良いか。

(なんにも良くないが良いような気分になるのが雨のすごさ)

 

 

  

王家の紋章。

云わずと知れた古典の名作だが、未読だったので図書館で借りる。

 

もう、「昔風味」が風味を通り越して、

作品の枠外に飛び出ちゃってるよ!!

という感じ。

わかるかなあ。わかんないだろうなあ。自分でも何云ってるかわかんないもんな。

 

凄惨なシーンなんだけど、書き文字に笑っちゃったり(笑ったらいかんのだが)

悲痛な叫びなんだけどギャグに見えたり(見えたらいかんのだが)

陰謀渦巻く背景にコメディアンが同席していたり(同席してたらいかんのだが)

(って、いやいや彼はコメディアンでもなんでもない。腹黒い神官だ)

 

と、もうツッコミどころ満載で、物語に集中できない!!

集中できないのに、ぐいぐい引き込まれるから凄い!!

 洗濯機を回しながら1巻をちら見していたら、目が離せなくなってきて

その場に這いつくばり、一気に5巻まで読んだ。

硬い床の上も洗濯終了のブザーも浴室カビキラー中の臭いも

なにひとつ、古代エジプトのロマンを中断する刺客になり得なかった!!

(読後に干した洗濯物は、ややいただけなかったが)

 

話的には王道(?)で奇をてらったところはまるでないのに

それでも、ハイ次!ハイ次!ハイ次!とページをめくる手が止まらない。

主人公二人が5巻を重ねてもまだ意思の疎通がままならないのも

ジリジリしながら、微笑ましい。

 

というか、むしろ個人的には、この「思いのベクトルが互いに逆向き」な感じが

少女マンガ的にたまらないので、30巻を超えるくらいまで

ずっとこのまま疎通がないがしろ!でも全然オッケイなくらいだ。

 

なんとなく、書店で表紙だけ見ていた時は、

エジプトの王様が攻め入ってきた英国と戦う話かと思っていた。

(それインドにおきかえて「青のマハラジャ」まんまだから)

5巻まで読んで、「天は赤い川のほとり」だな、と思う。

(つーか「天は~」、の方が「王家の紋章」だな、というべきだろうけども)

 

思って、「天は~」も途中までしか読んでないことを思い出す。

(また読まねばならない本が増えた)

 

目下のところ、まずは王家の紋章全巻制覇!という生きがいができた。

(ろくな生きがいがない)

 

 

  

今回、お試しに5冊借りてきたのは近所の図書館だが、

ここは1~9巻、25~34巻、という中途半端な品ぞろえだ。

(蔵書検索までして確かめたから確実だ)

なんでそんな変な揃え方になってるのか、空白巻数の間に何があったのか

図書館の書籍購入の歴史の方も気になって仕方がない。

 

仕方がないので、全巻揃っている中央図書館まで足を延ばさねばなるまい。

(蔵書検索の結果、わが市には、巻数は揃わずとも3セットずつあることが判明)

(なんでそんなに同じマンガを買っているのか、図書館の書籍購入の以下同文)


わが市図書館

2011年05月26日 | 今日の本棚

借りた本を返し、続きを速攻借りる。

 

■ドリームバスター 3、4巻 (宮部みゆき)

 

古い本で良かった。

続刊は誰に借りられることもなく、棚に並んでいた。

物語の続きを読みたい時に読める、というのはこの上ない幸せだ。

 

 

  

旦那様の「おもろないで」攻撃を受け、実際読んでみたらなるほど

面白くはないなと思いつつ、借りた手前しぶしぶ読んでいた1~2巻が

なんと読み進むにつれ物語を加速させ、それが予想を上回って面白かったので

続刊をいそいそ借りて、一日で一気に読んだ。

 

一気に読んだら、まだ続刊があることが判明!!

図書館には1~4巻しかなかったので、4巻で完結だと思っていたから

慌てて図書館のHPで蔵書検索。

 

すると、なんと、今になっても続きが出ていないことが判明!!

 

やっちまった!

 

頼まれもしないのに自ら進んで、焦らされプレイを楽しむ羽目になった!

(そうでなくても続刊焦らされてる小説多いのに!!!)

 

割と昔の小説だからもう完結してるかと思っていた。

目論見が甘かったようだ。

 

しかし。

それが発覚したからいう訳ではないが(ああ、決して)

地球と異世界とを混濁させて書かずに、「異世界だけの物語」とした方が

人物も背景も整理されて、まとまりがあったのではないだろうか、と

思わずにはいられない。

 

まあその感想も、最終巻まで辿り着かなければ、

作者が何を意図して地球と異世界との混濁を狙ったのかが

明かされないので、今はまだ云ってはいけないのかもしれない。

 

かと云って、作者がこの続きを書く保証もないので(他の作品はガンガン出てるからな)、

今しか云う機会がないかもしれない。

 

テーラの物語で全4巻、という構想では駄目だったんですか!?

 

よし。云った。

 

 

  

完結まで何巻の構想だかわからないので、全4巻で、とか云う場合でもないが。

4巻以降、ずいぶん長く放置プレイなんだから仕方がない!

(いや、自分は今から「放置されプレイ」に入るんだが)


…しかし。

自分の人生が終わるまでに、あといくつの作品世界の完結を

 

拝めるだろうか?(いや、拝めまい)

 

という諦念にくれることが多くなったものだよ…。

 

 

 

(決してそういうのを好んで引き当てているわけじゃないんだが)


新刊

2011年05月25日 | 今日の本棚

Amazonでぽちっと予約していた本が到着。

 

■LOVELEES(初回限定版) 10巻 (高河ゆん)

 

限定版を探して都会まで出ていくのが面倒だったので予約購入。

予約したのが1カ月くらい前だったので、警戒すべき発売日をすっかり忘れていた。

すっかり忘れていて、翌朝玄関をあけたらドアノブにぶら下がっていた。

毎度のことながら、「おい…」と、唸る。

 

 

  

ラブレスは1巻からずっと小冊子つき初回限定版を買っている。

しかし、ラブレスを買い始めたのは3巻からだったので(出遅れた)、

それ以前の1~2巻の限定版はもうすでに入手不可能!

そこで、「マニアックな要望をここぞと叶えるまんだらけ!」まで出向いて

入手したほどの熱の入れよう。

 

勿論、今と違って1~2巻の限定版はかなり入手困難アイテムなので(刷数少ない)

1巻が2500円、2巻は1800円程した。

 

バカじゃないの?

 

と人に云われても、本編より小冊子の方が好きなんだから

しょうがないじゃないじゃない?!てなもんだ。

 

いや、本編も好きですよ?

この作者の描く主人公は、昔から個人的にに苦手だったのだが

(なんか感情移入しにくい。それこが魅力ではあるものの)

ラブレスは珍しく、主人公大好き!主人公万歳!!

 

主人公が登場する限り付いていくぜ!(主人公が登場しないマンガってなんだ)

と鼻息荒く買い続けている。

 

その本編を凌駕する勢いで、小冊子の内容が大好きなのだ。

もう本編描くのが大変だったら

 

小冊子だけでも続けてくれればオッケイだ!

と、心底、思う。

 

それくらい、1巻からもういつ未完に突入するかしないかという

究極の爆弾を抱えながら続刊を待ち続けて10巻。

(多分、この作者の昔からのファンには同じ思いの人が多いと思うが)

 

一番危ぶんだのは、作者がガンダムのキャラデザを担当した時だ。

もう駄目だ、と本気で思ったが、

 

奇跡だ、…続刊が出た(滂沱)

 

その奇跡体験を、「まだまだ人間小さいな、自分!!」と笑われたかのように

ガンダム00劇場公開支援マンガが載っていた。

 

懐かしい。全く覚えていないが、懐かしい。

 

ガンダム好きの友人に、ガンダム見ろ見ろ見ろ見ろ云われてたのを

思い出した。

(懐かしむポイントが違う)

 

 

  

Amazonで購入すると、メール便はポストに投函される。

本1冊とかCDとかの薄いものは、たいがいこのメール便だ。

(爪切りを1個買った時、両手に抱える小包便できて魂消たこともあったが)

 

このメール便なんだが、集合ポストに入らない大きなものは(本)

玄関のドアノブに、毎回毎回「ちょい」とひっかけられている。

(CDを集合ポストに入れられる時も、目が据わる。本よりもお高いんだぜ?)

 

だから、メール便で配達されそうなものを買った時は外出を控え、

一時間おき位に、玄関を開けて、ひっかけられていないか警戒する。

 

日本はそれほどに安全な国かね?!

 

と聞きたい。

 

…いや、性悪説を信じる己の悲しき生き様だと言う事も解っている。

解っているとも。


新刊

2011年05月23日 | 今日の本棚

旦那様が購入したマンガも、興味があろうとなかろうと

何の遠慮もなしに読める。それが夫婦。(それが、って言われてもな)

いや、興味のないマンガは読まないが。

 

■BILLY BAT 6巻 (浦沢直樹 長崎尚志)

 

興味はあるが、購入者の旦那様が興味を失いつつある。

行く末が危険な状態だ。

 

 

  

BILLY BAT。

まだ6巻だ。そしてやっと6巻か。

なんだか濃い内容なので、まだ6巻しか出ていないのかと思うと

ちょっと驚く。

 

濃いだけあって、もう付いていくのが精一杯の感が無きにしも非ず…

というのが正直なところ。

以前の巻でも結構、「もういっぱいいっぱい」という感想になるんだが

それでも新刊が出るたび、1巻から読み返して読み返して

なんとか、ここまで着いてきている。よな?(何気に自己確認)

 

旦那様が興味を失いつつあるかどうか、真意はまだ見えないが

これを渡してくれる時に、「もうええんちゃうかな」と一言言い放った。

それを全力で否定することができないのが辛いところ。

旦那様が買うのをやめた場合、自力で続刊を買うか?と問われれば、

やや考えてしまうのが痛い。(7対3、ってところかな)(無論、買うが<3>だ)

 

何をそんなに考えてしまうかと言うと。

 

何度も読み返しているにも関わらず、もう時間軸も物語の背景も混乱してきて、

そろそろ

 

俺様の目の前にもBILLY BATが現れてもおかしくないぜ?

 

といっておこうか。

(おこうか、じゃねー)

 

  

多分に、完結してから一気に読めば、面白くてたまらんマンガだと睨んでいる。

(何さまだ)

ただそれが、

今もまだ多風呂敷を広げている途中なのか、端からたたもうとしているところなのか、

さっぱり!読めないところが、ネックなんだな。

(それもまた面白い要素なのかもしれないが)


大人買い

2011年05月21日 | 今日の本棚

古本屋をはしごしたので、ハイテンション購入祭り!!

 

■マイガール 4、5巻 (佐原ミズ)

■燈港メリーローズ 1巻 (都戸利津)

■雨無村役場産業課兼観光係 (岩本ナオ)

■GIANT KILLING 5~19巻 (ツジトモ 網本将也)

 

こんなに買ってもらってもいいのか?いい?そうか、いいのか。

と、ジャイキリのついでに自分の分も買ってもらった。

 

 

  

■マイガール

李夢花の時から絵が好きで絵が好きでたまらんかった人。

ガッツリ応援する為にも定価買いの人だったのだが

ドラマ化されたので勢いに乗り、印刷されまくっただろうな、という

勝手な読みから、古本買いにシフト変更していたため、

今回、ようやく完結巻まで入手!

 

毎巻涙なしでは読めないので、目が腫れてても挿し障りのない時に読まねば、

と思う。

どんな時だ。

 

…最近、子供と年寄りに泣かされる率が多い。歳か。

 

 

■燈港メリーローズ

車掌の英さん、が大好きで大好きでたまらんかった人。

しかし、その後に出た花ゆめコミックスの方は意外と好みじゃなかったので

この燈港~が出た時も、「またはずすかもな」と、躊躇っていた。

本屋に行っては手に取りまた戻す、という作業をしつこい程にしていたが、

この度、古本屋でばったり遭遇してしまったので、

何かの縁か、と入手。

 

読んだが、やはりあまり好みではなかった。まだ序章だからか?

英さんは1冊ものだったが直球だったからな…。

その衝撃が忘れられなくて、以降の作品に同じものを求めてしまうのは

悪い癖だと思うか。

 

 

■雨無村役場産業課兼観光係

長いタイトルだ!!それだけで、少女マンガ版こち亀的なものか?と

本屋で気になって気になって仕方がなかったマンガ。

今回、古本屋で巡り合ったのも何かの縁、と手にとってみれば、

三白眼の銀ちゃんと、メグちゃんが思いのほか可愛かったので

(あと、古本屋で久々に腕がしびれるほど本を抱えていたので躁状態!)

そのまま3冊お買い上げ。

 

なぜか少コミ系の漫画はさっぱり波長がずれまくっていたが

最近、港町猫町、とか、さんすくみ、とか

あの辺りの漫画に出会ってから、これも同系の匂いがするぜ!と

長い間横目でチェックしていただけに、

 

よし嗅覚は鈍ってなかった!

 

とひっそりガッツポーズ!

猫町、さんすくみ、もそうだが、もっと時間をかけてじっくり熟成すれば

ものすごく自分好みの作家サンに化けそうな予感がする。

期待だ。

 

 

■ジャイキリ

これを買うために、古本屋へ行ったので

15冊6000円也!

が、久々に爽快感あふれる出費(旦那様の)だったと言えよう。

このおかげで財布のひも(旦那様の)がゆるんでゆるんで

つい他のものまで足しとけ足しとけ!!状態(旦那様が)だった。

 

しまったー!置き場所がー!

 

(少年漫画系は旦那様の本棚に置いてもらえるが、少女漫画が…)

 

 

  

夫婦でこんなことをしていると、将来家を建てたら、という話で

 

とりあえず壁は全部本収納形式にするやろ、だの

2階天井までぶちぬきで本棚つくるやろ、だの

出版社ごとに部屋がいるやろ、だのと

 

アホな発想しか出てこないので、

 

実際工務店にお願いするのは恥ずかしい!!

 

夢のマイホームは、形にしないほうが幸せなこともあるかもしれない。

というわけで、自分は死ぬまで団地住まいで満足なのである。

(住めるだけで幸せだ)


わが市図書館

2011年05月20日 | 今日の本棚

図書館で予約していた本が到着したので、引き取りに。

 

■封殺鬼 鵺子ドリ鳴イタ 5巻 (霜島ケイ)

■ドリームバスター 1~2巻 (宮部みゆき)

 

 

  

■封殺鬼

一応シリーズ完結。

のようだけど、この後も桐子の話で新シリーズが始まるのかな。

という感じ?

 

しかし、驚いたのはドラマCDがついていたことだ!!

それもなんか懐かしの、シングルCDだ。

いや、今はシングルCDとか云わないんだろうな(年寄りはこれだから…)。

いやいや、云わないどころか、見かけないしな!!

昔のシングルは全部、この8インチCDだったな、そういえば。

AVラックにどうにも収まりつかなくて困ったものだったよ。と、懐古する。

 

それはいいとして。

 

これは図書館で借りたから別にCDがついていようがいまいが

どうでもいいものの、自分で購入していたら

 

CDいらんから、通常のお値段にしてくれ

 

と、思わずにはいられないだろう…、と、ちょっと戸惑ったもので。

 

好きな人には申し訳ないが、ドラマCDは苦手だ。

なんか、聴いていると気恥ずかしくなって、部屋をのたうちまわってしまう。

ゲームでも、キャラが声優さん付きで喋ったりする系は苦手だ。

 

なんか、もう恥ずかしい!!

 

なんだろう、この病。

(…病だよな?)

なんで駄目なのかは、謎だ。

好きな声優とか、声だけが好きな歌手とか、いるにはいるんだが。

 

そういうわけで、せっかく付録として付いてきたドラマCDだが

なかったことにして返却する。

本当、スイマセン。

(花物語を朗読なんかされた日には、HPが即座に0になる!危険極まりない)

(「作中で桐子よ、よく耐えたな」と尊敬してやまないぜ)

 

 

■ドリームバスター

封殺鬼を引き取りにいったついでに、軽く他の本を物色して

たまたま目についたドリームバスターも借りてくる。

 

前々から、読んでみないとな、と思っていたので。

宮部みゆきのファンタジーは面白ないで

と旦那様に散々言われていたので(スイマセン、個人の感想ですので)、

そんなもんかな、と読まずにいたのだが(割と従順)

「ICO」がわりと面白く読めたので、ブレイブストーリーも読んでみた。

じゃあ、ドリームバスターも読むべきじゃないか?という流れで

ようやく実現。

 

とりあえず、序章を読んだが、わくわくするというほどではなかった。

(この人の時代物とミステリー系は結構、わくわくしながら読んだんだが)

いやいや、序章を読んだだけで何をいうか!という感じか。

とりあえず、2巻までは読むべし。

 

 

  

自宅に居ながらネットで本を探して、予約すれば、近所の図書館に届く。

なんと便利な世の中になったものだよ。

と語っていたら、「ポストに返却できたらいいのに」と言われた。

 

ツタヤか。


新譜

2011年05月18日 | 今日の本棚

今日は、久々に音楽CDを購入!

■KOKIA moment with THE SECRET OF A moment ~「moment」の作り方~

 

 

  

以前からKOKIAのファンクラブ、「ancoro」に入会していたのだが

ファンクラブのイベントが大概東京で開かれることと(ほぼ行けない)

コンサートの席はいつも最前列~3列目のチケットが取れてしまう(後方が好き)

ということで、つい最近、退会してしまったのだ。

 

その会費で関西圏内のコンサートに行きまくる方がいいような気がした。

(いや、1年2400円ぽっちなんだけどね?)

しかし。

 

退会した直後に開かれた、公開録音イベント!!

 

うおおお!行きたかった!!

…とか云っても、自業自得なので、武士は食わねど高楊枝、の精神で

行きたかったとは口が裂けても云えないんだが。

(云ったよ、思いっきり)

 

このイベントで録音されたものが、今回のKOKIAの新譜だ。

全曲、公開録音。

驚異のステージレコーディング。(CDの帯から)

 

よくある、「コンサートやライブ当日の演奏を収録したCD」ではなくて

ホールにお客さんを入れて、ホールでレコーディングしたもの。

つまり。

 

レコーディング現場にお客さん呼んじゃったよ!!

 

というしろものだ。(わかるかなー、どうかなー)

 

一日8時間×二日かけて行われたレコーディングの様子は

KOKIAのブログや、当日参加した方々のブログを読んで(未練がましい)

大体思い描けていたので、この新譜が待ち遠しくて待ち遠しくてたまらんかった!

(おおむね大絶賛&大興奮、の雰囲気にのまれまくって)

 

待ち遠しいあまり、発売日を5月11日、と思ってうろうろしていたくらいだ。

(なんで11日と思いこんでいたのかは謎だ)

11日じゃなくて、18日だった、と気づいてからは

5月18日が、1週間後にくることを忘れていたくらいだ!!

完っ璧!に忘れていたので、ポストに届いていたAmazonからの小包に

「なんだこれ?」とか思ったくらいだ!!(紛失しなくて良かった…)

 

開封した直後、奇声を発したのは云うまでもない。

 

そのまま、CDトレイの調子が悪いパソコンに

「さあ、喰え。いいから喰え」

と、ぐいぐい押しこんで、正座して聴いた。感想。

 

泣きそう。

 

好きすぎて、泣きそう。

なんというか、自分がこの同じ「今」を生きていることに感動したくらいだ。

 

正直、今までは、KOKIAの作詞の「率直さ」が時折ひっかかることもあったが

(そのひっかかりを全て粉砕する程の破壊力ある<KOKIAの歌声>

その歌声を崇拝する勢いで好きなため、ずっとファンクラブにも入ってたのだが)

 

今回のCDは、その率直な歌詞が、全て良い方向に向いていると思う。

率直でなければこの「moment」は表現できなかったんだろう。

 

初聴きでは、全部「大好きだー!!」と叫ぶくらい名曲ぞろいだったが

 

moment~今を生きる~

te a te

大人のオオカミ

愛と平和と音楽と

5つ目の季節

 

が個人的に印象深い曲。

これから毎日、このmomentがヘビロテになるので

初聴きのときから好きな曲の順位が真逆に変動したりしてくるのが

また、楽しみなのだ。

 

「瞬間」で、幸福感が空まで急上昇するCDだった。

 

 

  

そうしてヘビロテで聞き込んだ今(5/30)、個人的な好みとして

その前に出たアルバム、「REAL WORLD」には及ばなかったか、と思う。

 

自分は楽曲についてはまず、「編曲重視」なので、編曲の面で

エンドレスで一日中聴くには少々物足りない感がある。

 

公開同時録音、という手法であることも考えて作られた編曲だと思うのだが

それにしても惜しい。

同時録音、一発撮り、という状況でなければ、もう少し作りこんだ編曲で聴きたい

そんな歌がいくつもある。

(加えて、この歌の編曲は○○さんにお願いしたい、という編曲家さんも思い浮かぶ)

 

いや、エンドレスで延々流しっぱなしで聴く、というのでなければ

1曲、1曲を独立させたものとしては素晴らしいだろう。

浦さんは、KOKIAの歌を最大に「聴かせる」ための編曲をする人だ、と

このアルバムを聴いて気付いたくらいだ。

そんな思いが全力で伝わってくる。

 

一枚のCDを作ることに魂を込める全ての人々の思いが凝縮されている。


大人買い

2011年05月17日 | 今日の本棚

本日、散歩のついでに立ち寄った本屋で、購入した本。

 

■タブロウゲート 8巻 (鈴木理華)

■午後のお茶は妖精の森で 3巻 (遠藤淑子)

■GIANT KILLING 1~4巻 (網本将也 ツジトモ)

 

散歩だろうと夕飯の買い出しだろうと、一歩外に出たら必ず!

本屋に立ち寄らなくては気が済まない習性が怖い。

 

 

  

■タブロウゲート

もう8巻!!これで安泰だ、と確信できる8巻!(末広がり的に)

思えばはるか昔、角川版で1~2巻以降、ぱったりと姿を消したこのマンガが

秋田書店で復活したときは、「大丈夫か、秋田で!!」と

かなり不安にかられたものだが(失礼だろ)

本当に巻数が出るのかどうか毎度毎度危ぶみながら購入していて

8という数字に改めて感動した!!

嗚呼!一句、「感涙に 咽び泣くなり プリンセス」って感じだよ。

 

秋田書店の心の広さと、読者の懐の深さに乾杯!!

 

(角川未完ついでに、パナ・インサ~も秋田が拾ってくれないものか)

 

角川版のあのレトロ感がたまらなく好きだったので、角川版も手放せない。

当然、秋田書店の1~8巻も手放せない上に(それを手放したらアホだろ)

角川版のリメイク0巻も、未収録短編2本のために手放せない。

 

こんなに重複で本棚を圧迫する漫画も、巣田祐里子以来だよ!!

 

という感激とともに日々、捨てられない葛藤と共に生きています。

 

そういえば、この巻の帯を見てみたら

「あなたの好きなキャラを、描き下ろしてイラストプレゼント!」

とかあるんだが!

 

応募するか?!良い歳して応募しちゃうのか、自分!?

という葛藤が勃発。

 

好きなキャラか…

サツキの太陽かな…

いや、この巻で節制もたまらん味出してたしな…

でも絵的には死神も捨てがたいほど好きなんだよな…

 

と、うだうだ迷っている間に応募期間が過ぎてしまいそうだぜ☆

 

 

■午後のお茶は妖精の国で

なんと完結巻!!

え?これで完結?どこから盛り上がるかな、と思っていたんだぜ?!

 

なんだろな、遠藤サンの作品にしては、ちょっと薄味で(個人的に)

全体的にあまり印象に残ってないから、これはまた

一気に3冊読み返す必要があるな。

 

設定とかものすごく好きなんだけど、雑誌にあわせて(どこか知らんが)

ふんわり描いてるのかな?と1~2巻でもやや思ってたので

これで完結、といわれるとちょっとさびしい。

新作に期待か。

 

 

■ジャイアントキリング

前から気になっていたので、とりあえず古本屋で4冊試し買い!

またもや世間でじわじわ人気らしい漫画に引っ掛かってしまったぜ!

だって1巻をお試し読みしたら面白かったんだ!

とはいえ、ジャイキリは今現在19巻まで出ているじゃないか。

 

どこに置くんだよ、その巻数!!

 

お試し読み全力お勧めツタヤの思惑にまんまとハマってる場合じゃ

ないっつーの!!

と読み終わって叫んだくらい、面白かった。

ついに勝負どころだ!!という4巻で終わってしまったので

次の5巻を買いに走ろうかと思ったくらいだ。

(暑いのが苦手なので、もう出かける気力はなかったが)

 

ワンナウツのサッカー版か?と旦那さんに云われたが、そうなる?のか?

少なくとも、ここのところジャンプで立て続けに終わってしまった

サッカー漫画よりは人間関係に燃えた!

(あ、云っちゃったよ)

特に、応援団のおじさんSを愛する!

母ちゃんに睨まれつつ北海道まで遠征についていくおじさんS!!

彼らの声がピッチに届く日を夢見て、買い続ける!

 

…か?!

 

さあ、どうなるジャイキリ!(いろいろ葛藤を抱えて生きています)

 

 

  

ちなみに、ワンナウツも大好きだ!

旦那さんが持っているマンガの中で、一番好きだ!!

もう何百回と読み返したか解らない!!

 

…どれだけ好きかをお伝えする為にこう書くと、

 

どれほど暇なんだい、自分…

 

とやや消沈する。


わが市図書館

2011年04月13日 | 今日の本棚

春休みが終わり、子供たちが学校に帰って行ったので

やっと!平日に町をふらつくことができる!!長かったぜ、春休み!!

(子供の頃は、なんて短いんだ、と嘆いていたこともあったっけね)

これでマクドにも行ける!公園にも行ける!図書館にも行ける!

大人のための平日万歳!!

ということで、昨日久しぶりに図書館に行ってきた。

人口密度が少ないって素晴らしい!(子供は一人で三人分くらいの密度があるからな)

そうして、以前から人にお勧めされていた漫画を借りてくる。

 

■エロイカより愛をこめて(青池保子) 1~4巻

■百鬼夜行抄(今市子) 1巻

■チキタGUGU(TONO) 1巻

 

これは、図書館を漫画喫茶なみに利用する駄目駄目な大人の漫画話である。

 

 

  

■エロイカより愛をこめて

これはかなり古くから連載が続いているマンガで、存在だけは知っていた。

子供の頃は本屋で表紙だけを見て、ハーレクイン並みのラブロマンスものだと

思っていた。

「ギャグ漫画ですよ~」と、大いなる間違いを素敵に指摘されてからというもの、

俄然興味が出てきたので、図書館の蔵書をネット検索!

なんと最新巻まで揃っていることが判明したので、一気に10冊くらい借りようと思っていたのだが、

いざ図書館に行って見れば5巻と6巻が貸し出し中だった。うおお無念!



待てよ、この人、2冊づつ借りる気か?追いかけながら借りるタイミングが難しいな…


…というのも、長編で巻数が30冊はあるので、

「10冊ずつかりれば、3回で済むから恥ずかしくないんじゃない!?」計画が

早くも崩れ去った感がある。どうするかな。

(良い大人が一気に10冊も借りるのも結構恥ずかしいと思うが)

読んでみた感想は、なんにせよ昔の話なのでまずその空気に馴染むべし!

そうして読み進めれば、3巻を超えたあたりからツボにハマりまくる!!

なんと言ってもまず、「超能力者」という、漫画的にはおいしく喰いついていく素材を

1話目で地味に使っておきながら、それ以降全く、超能力の「超」も登場しない妙!!

ここがたまらなく好きだ!!

古き良きギャグ!といい、古典的表現!といい、ラストの奇天烈感といい、

ああ昭和!って感じで涙が出た。(おかしくて)

この懐古感が何巻くらいから平成にマッチしてくるのか、あえてしないのか、

もう続きが気になって仕方がない…

 

あ、ついでに、「王家の紋章」も読んだことない、と改めて気づいたので

これを機に、昔の名作を読み漁る気満々だ!

 

 

■百鬼夜行抄

ちょっと前、友人に、お勧め漫画として「夏目友人帳」をまとめて貸したら、

『アンタ、これがいけるならこれもいけるよ!!』

という、わりと支離滅裂に感極まったメールを貰っていたので、

読めということなんだろうな、と、ついでに図書館で探す。1冊だけあった。

このマンガも存在自体は知っていて、しかしながら、オカルトが駄目なので、

やんわりと避けてきた漫画だったのだが。

なるほど、夏目がいけるなら百鬼もいけるな。オカルトじゃなかった。

わりと先入観で、いろいろな漫画を読み逃しているような気がする。

 

1冊しかないので語れることと言えば、じいちゃんステキ!ってことと

うちにも尾黒と尾白が欲しい!ってことくらいなんだが

なんにせよ、これも続きが気になって仕方がない。

 

 

■チキタGUGU

昔々その昔、友人に借りた「カルバニア物語」がものすごく好きだったので、

棚と棚の間をぶらついていて、つい目に入った。作者の名前だけで思わず借りる。

いかん!初っ端から、このシュールさにハマる!しびれる!!

(ついでにカルバニアも読みたくなる。まだ続いてたよな、確か)

ああこれは古本屋で探そうかな…


…って、そういえば、漫画にしろ小説にしろ、本を求めるにあたって、

基本的な姿勢(自分の財布からお金を出す場合)として

人気漫画は古本屋で!

 (ただの記録挑戦みたいな発行部数だからどうせ半分以上ゴミになる)

(初版1億万部達成!とか書いてあると、アホですか、としか思えない)

マイナー漫画は本屋で!

 (作者に少しでも印税を入れて長く活動を続けてもらうため)

(加えて、買う読者がいるんですよ!と出版社に意思表示をするため)

(あまりにマイナーすぎる人は友人の分まで買って布教活動さえする)

という個人的な線引きがあるんだが、この市に引っ越してきてから

かさばる漫画は図書館で!

 という選択肢が生まれたくらい、わが市の図書館は漫画がある。

 

なんの基準で選んでるかは謎だが(ジャンルも年代もメジャーもマイナーも多種多様)、

面積だけでいえば文庫コーナーと同じくらいの面積はある。

気長に待つ根性、ジャンルを選ばない無節操ささえあれば、

漫喫にいかずとも漫画は読み放題だ。

(DVDのコーナーも、漫喫みたいにペアシートとかあるし)

 

そういうわけで、今回の3作品は気長に借り続けることにする。

まだ他にも、お小遣いで漫画を買えないちびっこたちが飽きるまで待つわ!

という、いくつかの作品にも目星をつけている。

 

この素晴らしい環境を生み出しているわが市図書館には御礼として

実家に山のようにある漫画をトラックで送りつけたいくらいなので

(もっと漫画の棚を隠れた名作で充実させたいオタクの心配り)

寄贈のお願い、というメッセージをいついかなる時でも受け止める気満々だ。

満々なんだが。

 

 

  

そんな漫画オタク気味なカテゴリーを増やしてみましたよ。

余所で書いていた過去の記事をこっちに引っ越しさせたので、興味のある方は

レッツオタク風!!

右サイドバーのカテゴリー欄、「本日の本棚」でございます。

 

注意といたしましては、他のカテゴリーと文体が違うということと

(情熱がほとばしるあまり体裁に構っていられなくなる)

(体裁に構うと情熱がほとばしらなくなる)

決して、作品の解説はしていない、ということ。

多分、というか確実に読んだ人にしか分からない不親切設計。

たまに小説や図鑑が紛れ込んだりするかもしれないあやふや感。

そんな、出来ごころなカテゴリーです。

 

興味のない方にはお目こぼしいただけますと幸いです。


最新巻

2011年04月08日 | 今日の本棚

このマンガがすごい!男編1位、というでかでかとしたPOPボード下に

1~3巻(しかないのに)をがっつり山積み!加えてお試し読み冊子常設!

という、書店の思惑にほいほい乗せられて、

1~3巻を一気買いして3冊を一気に読んでいたので、4巻が待ち遠しかった!

 

■進撃の巨人(諫山創) 4巻

 

 

  

頼まれもしないのに一気買いして単純にハマったしまったので、

友人にも強力にオススメしたのだが、店頭のお試し読みを読ませた感想が

「話はめっさおもろいけど、この絵やと、買う気くじけるわ」

 だった。

 

惜しい!!

絵のクオリティを指摘されるとぐうの音も出ないぜ。

 

確かに、「画力をあげましょう」、レベルなのは否めないと思う。

絵だけで状況が理解できなくて、おもわず前後を何回か読み返したり

人物の見分けもつかなかったり、感情が正しく読みとれなかったり

「ここの絵なら自分の方が上手くかけるかも…」と

学校で12年普通に美術をやってきた人なら思うんじゃないか、とかいう

デッサンがちょっと、なコマもいくつかある。

そういえば、昔学校で友人たちとノートに落書マンガを描いて遊んでたりしたが、

そんな感じなコマも随所にあったりする。(ペン入れ忘れたの?みたいな)

 

がしかし、そんな技術の低さを恐れず(というか問題視せず)商業誌に載せてしまった

マガジンには、すげえ度胸だ!というしかない。

クオリティを満たしていない漫画だって世に出してみせる!

 という精神なら、それはいわば、

漫画界のAKB48を育てる勢いじゃないだろうか。(余計なお世話?)

 

人によって作品に対する評価は、実は読み手側の自分にとってはどうでもいい。

芸術は、決定的な正解がある分野じゃないと思うので。

ただ社会的には、面白いと思った人が多かったら売れる。実に単純な構造だと思う。

面白かったらアマチュアの同人誌だって売れる。読みたいと思う人が買えば良い。

それを商業誌という大手が発行してくれるから、値段が安くて有難いくらいだ、と

個人的には思う。

4巻を読む時も、そろそろデッサンは向上したかな?とハラハラしながら読める。

そんなプロ漫画あり得ないだろ!!(うん、まあ)

それを英断とみるか、読者舐めんな、とみるかは人それぞれに

あちこちで物議が醸し出されていて、それを読むのがまた楽しい。

そういうわけで、1冊を色々な角度から何度でも美味しい、と思うマンガである。

 

まあ、あちこちで指摘されている画力は、ともかく。

 

ここから、ややネタバレに突っ込んでいくので、

読みたくない人はスルー願います。

 

個人的には、話の展開の持って行きかたとして、とても面白い!と思った。

4巻を読んで、速攻で既刊を読み返したくなる。

物語先行で、登場人物がただの背景のようだった未熟さも

(登場人数が多いのに一切触れずにただただ突き進む1~3巻)

実は、このための煽りだったか、と、感心した位だ。

 

巨人に成すすべもなく喰われるだけしかないという人間のスリルは、

巻数を重ねるたびにどうしても、読者が慣れてしまう。

残虐な捕食シーンだって、見慣れれば絵の下手さに目がいk・・・いや、うん。

それを4巻で、物語を止めて、あえて人物たちに焦点を当てることで

ただの背景だった登場人物たちに感情移入しやすくなり、

次巻からの巨人に襲撃される緊張感がまた新たなものになる。

 

実は、3巻まで読んでいて、

主人公が人間離れした力で巨人を駆逐していくだけの話になるなら

(巨人対人間、という圧倒的残虐性が崩れるなら)

この先の展開があまり期待できないな、と思ってしまったのだが

ここにきて、登場人物一人一人にスポットを当てることで、

人間の脆弱性から的を外さない道も開けたようにも思えるので、

変わらず次巻に期待したい漫画だ。

 

  

友人に勧めたのに、一向に購入してくれないので身近にこのマンガについて

騒げる人がいない。

(旦那さんはあまり漫画についてわいわい言わない。一人静かに読む。)

騒ぎ足りなくて、つい力いっぱい書いてしまった。どこまでもオタク属性が根深い。