ただごと

たいくつこそがすばらしい!日常のただごとをただごとでない風に綴るのらくら日記

お木に入り

2011年10月25日 | 日記

今日は更新の穴埋め。写真だけ。

何の意味もどんな落ちもありません。ご了承くださいません。

 

徒歩1時間半くらいのところにある公園の木。

「この木なんの木」と呼んで、個人的に親しんでいる木ですヨ。

 

この公園の事は昔、記事にした記憶があるんですが、見つけられませんでした…

(更新さぼりまくってるせいで、たった150件くらいしか記事がないというのに)

いや、葉っぱのミカタの方で書いたんだっけかな(汗)

 

もう記事をいちいち探すの面倒なので、カテゴリーをもうちっと増やそうかな。

と、ちょっと思った事件でした。(事件?!)

 

  

カテゴリー増加にまで思いが至った理由は、どうしても昔のこの木の写真を見たかったから。

多分、1~2年前くらいの話だと思うんですが、この木を撮ってたんですよ。

 

その時はまだ公園が拡張工事中で、この木のある場所にはたどり着けなかったんですが

先日訪れた時には工事も終わっていて、中に入る事が出来ました。

 

いつも遠巻きにしていた「この木なんの木」ですから、嬉々として突撃し

何枚とるねん!ってくらい、撮ってきました。

 

  

  

ありとあらゆる角度から。

(冒頭の写真は、海みたいだ!と思った七咲的渾身作)

 

そんなにまで撮った理由はわかりませんが、この木、いつみても

 

この形です。

 

成長しないのか?(実は造花?)

それともいつもこの形に剪定されてるのか?(植木職人のこだわり?)

と、不可解だったので、昔の写真を探していたのでした~。

 

(見つける前にあっさり努力を捨てたけれども)


トラウマ闘争3

2011年10月20日 | 日記

さあ、これで終わりにしようぜ!ちっぽけな幼少期ダメージ話!

 

はっきり言って、七咲がいる地域は大阪の端っこの方なので、

田舎、といえるほどには自然に恵まれているわけでもなく、

都会、といえるほどに文明開化な土地柄でもない、

…という、

 

どうにも中途半端

 

な地域に住んでいるので、虫との闘争の思い出も中途半端!!

 

もっとこう、

カエルの尻にストローを突き刺して膨らませて遊んだ(田舎派)

とか

え?カブトムシ?ムシキングのあれ、実在する生き物なの?(都会派)

みたいな、両極端な話にならないところが「ただごと」のぬるっぽい点ですが

今日もおつきあいありがとうございます。

 

 

  

チョウやクモの話と前後して、徐々に虫に対する恐怖心が芽生え始めた子供時代。

父の教育方針が、「子供は自然界で死に目にあいながら成長するべし!」だったので

とにかく、「虫が恐い」とちょっと騒ぐだけで、千尋の谷から突き落とされる日々でした。

 

その千尋の谷仕様が、前日の記事の「チョウの真空パック」であり、

今日の記事の、「セミ地獄」であります。

夏休み、遊び先から家に戻ると、家じゅうに何十匹というセミが放たれていました。

 

廊下の壁や部屋の壁、とにかく、壁という壁にびっしり止まっているセミ!!

 

しかも、大阪のセミはでかくてブッキーです。

多分、クマゼミとアブラゼミが多いんじゃなかろうか、と思って再び、検索。

二度あることは三度ある、といいますからね(?)。

それに、ボケも「三回」がお約束ですしね。

 

とはいえ、今度は画面いっぱいにセミの画像を満載されても

それが大阪のセミかどうか見分けられないので、ここは素直に、

大阪市立自然史博物館のサイトに行ってきました。

 

うう…っ、ぐっはあ…!!知ってたけど、セミも結構、見た目が強烈だな…(汗)

 

なんだか、連日自らダメージをくらいに行ってるマゾさ加減が

そろそろ度を越してるんじゃないか、と、やや己の神経を疑いだしたとき、

セミの声が聞こえまして。

 

亡霊!?それともダメージくらいすぎて幻聴が?!

 

と、かなりビビりましたが、なんとその頁、勝手にセミの声を再生してくれる頁でした。

肌寒い部屋でしんみりと一人記事を書きながら、なんと脳内では

秋の夜長を鳴きとおす~、あーあ、おーもーしーろーい、虫の声~♪でしたよ、これが。

 

ええ、はい。

そんなこんなで、鳴き声で絞り込みましたが、クマゼミとアブラゼミで良かったようです。

あと夏の終わりにツクツクホウシ。

七咲のいる地域でミンミンゼミが鳴いてることはまずないです。

 

話を戻しまして。

とにかく、クマゼミとアブラゼミがびっしりの家。

とって放したのはもちろん、父親。

セミが壁にいるのが恐くて嫌なら、自分たちで捕まえて外に出せ!!という厳命が下る家。

セミも恐いけど、地震雷火事親父、恐いもの名物の親父の厳命なので逆らえません。

 

セミの鳴き声の大合唱に負けないくらい泣きわめきながら、1匹ずつ出しましたよ、外に。

 

わたし何が楽しくて生きてるんだろう

 

と思ったのを覚えてます。

セミごときに人生まで考えてしまう、軟弱な子供時代。

しかし、その軟弱さ以前の記憶では、どんなセミもがっつり捕まえ、

セミの尻をぐりぐりマッサージして無理やり鳴かせて遊ぶ、ということまで

やってのけてたんですよ?七咲。

 

180度変わる人間の生きざまの方が恐ろしい…

 

と、セミたちに思われていても致し方ありませんですよ。

 

まったく、脳内のどこで何がどう変換されて、虫たちがダメになっていくのか。

一度ダメになってしまったものはもう塗り替えが効かないものなのか。

すっかり虫嫌いになってしまった子供(その半分は父親の仕業のような気もしないでもないが)、

それはもう条件反射でしかないような気もします。

 

昔、頭に可愛い花の飾りをつけてもらっていたことをすっかり忘れて遊んでいた時、

前からきた近所のおばあちゃんが、「あらまあ、頭に羽なんかつけて~」と言うではありませんか。

羽なんかつけてたかな?と頭にふと手をやったとき、その手触りが異様に気持ち悪く、

そういえばさっきトンボが一杯飛んでた、と瞬時に思い出し

 

「ぎぃゃあああぁあぁあ」

 

と叫んだ事があります。

叫ばれたおばあちゃんがびっくりして倒れなかった事が唯一の救いでしょうか。

頭にトンボが刺さってる、と勝手に勘違いした痛い子供でした。

(もちろん、驚いたおばあちゃんに、とってとってと泣き叫んだ)

 

そんな話をしていたら(昔、職場の休憩時間に)、友人がぽつりと、

「そういや、私、アリ好きだったんだよね」

と告白。

 

幼いころはアリが好きで、公園に行ってはアリと遊んでいた友人。

ある日、捕まえられるだけアリを捕まえて見たい、と思ったらしく、

アリを捕まえては左の握りこぶしの中に入れ、捕まえては握りこぶしの中に入れ、

を繰り返しながら、公園の端から端まで練り歩いたらしい。

そうしているうちに帰る時間になって母親に呼ばれ、アリを返そうと手を開いた瞬間、

 

「5000匹のアリが手のひらから這い出し自分めがけて押し寄せてきた恐怖」

 

を味わった、と顔面蒼白で言うのです。

子供の手のひらの中に5000匹も入るかい!というツッコミは無粋です。

彼女の恐怖体験では、その時のアリの怨念が5000匹という形になってるんですから、

絶対5000匹だった、と譲らないのも、涙を禁じえない哀れの一つといえます。

 

そうしたらもう一人の友人が、

「私はみみず」

と、「虫がダメになったあの日の私」独演会の壇上に登りました。

みみずは虫か?!というツッコミは無粋です。

我々の恐怖体験の前では、ミミズも虫に分類されるほどのカオスですから、

蚯蚓、と漢字変換しても虫へんであるがことの所以かもといえます?

 

ある夏の日、自転車で買い物に行こうとしていた友人。

なぜかその道に、見た事もないくらいのでっかいミミズを一瞬で発見し、

とっさに避けようとしたものの避けきれず、前輪で轢いてしまったそうだ。

 

するとそのミミズの死体は、道路ではなく前輪にこびりつき、

自転車を走らせ続ける限り、ぐるぐるぐるぐると、友人の視界で踊り続ける。

びろんびろんと、消えては蘇ってくるそのミミズが恐ろしくて視線を外せなかった数秒、

 

「側溝にはまって怪我をして、額を縫われるという恐怖」

 

を味わった、と複雑怪奇に言うのです。

それは単に病院が恐かったんじゃ…、というツッコミは、あー、うん以下略。

 

以下、いろんな虫たちに遭遇しては恐ろしい思いをした、という思い出話

(部屋にでっかいクモが出て掃除機で吸ったら手元のホースがありえない音をたてた、とか)

(風呂に入ろうと片足を突っ込んだら、浴槽が真っ黒い羽虫で埋め尽くされていた、とか)

(布団をあげたら巨大な蛾がせんべいになっていた、とか)

(弟の机の引き出しからカマキリの子供がびっしり這い出てきた、とか)

で食事休憩の時間を埋め尽くすそんな無神経な、…ぬるい大人になってしまった今。

 

いろんな人の思い出を聞くにつれ、虫たちは虫たちで勝手に生きていっているのに、

我々が無駄にちょっかいをかけてるだけじゃないのか

という気がしないでもない、ちっぽけなトラウマ闘争。

 

虫たちにとっては、人間ほどやっかいでうっとおしいものはない、と

いうところかもな、と省みている秋の夜長です。

 

 

 

  

ただいま2時でございます。

ハイ、今七咲一人なので、文章に没頭できます。(今のうちに書いておかないと!!)

 

誰かが同じ部屋にいると、文章が書けない罠。

 

とはいえ、結婚してもう結構経つので、人がいると集中できない、という点は克服しました。

克服したので、旦那さんがいても一応、記事を書く作業はできるんですが

なんと七咲、文章つくってると、知らず顔は、

 

うすら笑い

 

を浮かべてるそうなんですよ。(旦那様の証言による)

 

おおお恐ろしい…

 

というわけで、旦那様がいない隙にちまちまと文章を書きためてます。

1時には寝る予定でしたが、思いのほかてこずったのと、無駄に目がさえちゃったのと(汗)

まとめの記事(トラウマ考察)がこれまた長くなるので、また今度にしよう。と、

思います。

とはいえ、虫記事3連投なんで、そろそろ別の記事を書きたい。

(この時期のお約束記事ですよ、ええもちろん。そっちを連続投下したくてたまらんのですよ)

 

そういうわけで、また何かの虫に遭遇したら、面白可笑しく触れ合う努力をするとして、

虫たちの安息のために、今夜は眠るとしましょう。


トラウマ闘争2

2011年10月18日 | 日記

前回から虫の話が続きます。苦手な方は今日も、スルーでお願いします。

 

今日は、蝶と蜻蛉と蝉の思い出語り。

 

あ。虫へんのついた漢字は、それだけでなんかこう「ひいぃ」って

なりませんかな?平気ですかな?

 

七咲、トカゲは見るのも触るのもいけますが、蜥蜴、と漢字で書くとその見た目だけで、

「うわ!どんな虫だよコレ!!」

と、脳が勝手に恐ろしい虫を想定するくらいなので、この先、虫はカタカナで書きますよ。

 

いや、別に漢字が書けないから、というわけでは、…あるんですが。

(お寿司屋さんでよく見る湯呑。魚へんの漢字がごっそり江戸勘亭流で書いてあるあれ。

あれの虫へんバージョンがあったら持つのもイヤ。多分)←大人げない

 

いやまあ、手書きで文章を書くならそういうわけでカタカナ万歳!でいいんですが

パソコンで文章を打っていると、そういう所(難しい虫へんの漢字)も全部変換してくれるので

 

余計なお世話だ!!

 

という気分になりますです。

(頭のいいやつはこれだから…。まったく心の機微を読み取ってくれなくて困るぜ)

 

 

 

  

 

てことで。

 

そういう、「視覚」に訴える「漢字」だけでなく、もう見るのもダメ!なのがチョウチョ。

 

チョウチョはその造形美の美しさからよく装飾関係で使われますが、

七咲、そういう二次創作もの(?)も一切ダメです。

アクセサリーとか身の回りの物、そういうのにチョウの絵柄がついているだけで

避けてしまいます。

 

その実、誕生日プレゼントにチョウが彫りこんである指輪をもらって

その場で突っ返した事があります。

うむ解ってます。大人げないです。和解はしてます。

(でも言わせてもらうと、ことあるごとに「きゃー虫こわーい」、とか云いながら

チョウが乱舞している傘をさしているアンタ(友人)が最恐だよ!!と思いましたよ?

そしてその傘をさす限り、雨の日は一緒に出歩かせない。と宣告しましたよ)

 

しかしそんなにも大人げないにもかかわらず、子供のころはチョウも平気でした。

子供の脳では「ガ」と「チョウ」の区別もつかなかったので、

案外「ガ」も平気だったのかもしれないほどです。

(今は、羽を閉じてとまるのがチョウ、開いて止まるのがガ、と大雑把に区別している)

 

日々、虫捕り遊びにあけくれていました。

もちろん今の子が持ってるような、虫かご、なんてオシャレな持ち物はなく、

全部、両手で持てるだけ持ってました。

(今では我がことながら何が楽しかったのか、さっぱり理解できませんが)

 

その日も、チョウを二匹捕まえて、両手で持ってました。

1匹はモンシロチョウで、もう1匹は青いチョウだったと記憶してます。

・・・。

 

今ここで、青いチョウがなんだったのか気になったので(アゲハではないはずなんだが)、

グーグルで画像検索してきました。

 

結果。

 

深夜闘争の二の舞。

 

二の舞。

 

二の舞!!!!

 

チョウだけに!!!!

 

パソコンの画面の前で再び、自ら進んで阿鼻叫喚!!

 

いや、あほか。あほなのか。

学習能力のなさは自覚していたけれど、よもや、ここまでとはね。ふふっ。参ったわ。

 

と、阿鼻叫喚から息も絶え絶えに(画面を閉じる手も定まらず四苦八苦)生還。

生還して思う事。

無数のクモ画像よりも無数のチョウ画像の方が強烈でした。(そこ?!)

 

心底、過呼吸で倒れるかと思いましたよ!…って威張っていうことじゃないですが。

いや己が悪いんですけど。それ以外の何でもないんですけど。

なるほど、クモ<チョウだったか、となんとなく自分を知った気分。(それ?!)

 

そういうわけで、青いチョウがなんだったのかは謎のままにしておきます。

 

えー、と(なんか己のあほな所業のせいで内容がちっとも進まないんだぜ…)

 

それまで、捕まえたチョウは両手で空洞を作ってその中に閉じ込めるのが常だったんですが、

その日は、めずらしい青いのがいたので、先につかまえたモンシロの羽を左手で持って、

めずらしい青いのを右手で捕まえたんですよね。

 

家に帰って親に見せようと思って、結構長い間そうやって持って歩いてたんですが、

モンシロは結構頻繁に見るから誉めてもらえないな、と気づき、

モンシロを逃がすことにしました。(手が疲れたのかもしれん)

 

羽を、子供の指でがっちり掴まれてたせいで、モンシロはへろへろでした。

指の汗がしみこんだのか、羽がなんかこう、しなっしなで、逃げる時も変な飛び方です。

その飛び方が子供の目には異様に映り、大変な事をした、と思ったんでしょう。

急に恐くなって、青いほうも離してしまいました。青い方も、羽がしっとりへろへろでした。

 

その二匹を見送ったあと、ふと自分の指を見ると、りんぷんがくっきりと

 

残っているじゃありませんか。

 

それも、あの蝶の羽の模様そのまま!!

モンシロの白と黒丸、めずらしいのの青と黒のしましま。

 

呪い

 

これは、やつらの呪いだ!!呪いの模様が手に刻み込まれてしまった!!

恐ろしい!なにか解らんけどとにかく恐ろしいことをしてしまったに違いない!!

 

恐 ろ し さ の 余 り 死 ぬ !

 

と、これがはっきりと覚えている、あの時の心境です。

この後泣きながら帰ったのか、その場で失神したのか、やっぱり記憶がぶっ飛んでいます。

 

この単純な子供の恐怖心を理解してもらえなかったのはさもありなん、

父親が、このチョウの恐怖心を克服させようと(それまで楽しく虫捕ってた子だからな)

チョウの標本を、来る日も来る日も押しつけてくるんですよ!!

 

恐怖心しかないのにそんなもの見せられて、うわー奇麗!とか

 

思うかバカヤロー!!(猪木さんの声で)

 

あ、ここでいうチョウの標本とは、世界中の珍しいチョウ(本物)をパウチしたものです。

子供の勉強机の上に敷く、デスクマット。あれです。

あれに、びっしりと、チョウ(本物)が真空パックにされている恐怖。(七咲的には)

 

今思い出しても(思い出したくなくても鮮烈に蘇る画像なんだから仕方ない)

これを作った奴なんなんだよ!一体どういう心境でならこれを作れるんだよ!!

と、こっちにしてみれば、その心理にまで寒気を呼び起こす恐ろしい代物。

(それを入手した父もまたしかり…)

そして父のこの無情の所業も「チョウの呪いのせいだから」と、

 

チョウへの恐怖心がいや増しただけの幼少時代。

 

そんなわけで、七咲、「もう一生チョウに呪われてしまった人」なものですから、

日常においても、極力、チョウとは触れ合わないように生きていきたい。

チョウを見ると贖罪の気持ちが一杯で、すいませんすいません、呪われてすいません。

という気分になるので、チョウが飛んでいると全力で逃げます。

 

特にやつらが毛虫の形態から羽をはやし宙を舞う自由に浮かれている春先には、

道を歩くことさえも、全身全霊をもってして、我が道さえぎるものなし!という決意でもって

ルートを見定めながら歩いてます。

 

なのにやつらは、ひらっひら、ひらっひらと、その決意をあざ笑うかのように、

 

軽やかに舞い、呪いを振りかけていくんですよ!!!

 

予測不可能な軌道を描き、突っ込んでくるチョウを避けるあまり、

車に轢かれそうになった事も多々ある!

チョウか車なら、チョウを避ける!それが呪い!

全方位からわずかな隙をついて突っ込んでくるチョウを避けるあまり、

階段を踏み外した事もそこそこある!

チョウか転落かなら、転落を選ぶ!それが生きざま!

 

そんな七咲、不慮の事故であの世へ行ってしまったら

チョウの呪いが成就せり。

ってことなのかもしれんな。と、真剣に思うくらい、チョウがもっとも恐ろしく

チョウにもっともダメージをくらって生きてます。

 

くだらないトラウマのあまり、1記事つかってしまいました。

(まだ続くのかこの話…)

しかし、1記事も使った功を奏したのか(?)うちのパソッ子はついに、

チョウ、と入力して変換しても、

 

カタカナで確定するようになりましたよ!!!

 

トラウマの何パーセントかを克服した思いです。

 

 

  

えー。

そんなわけで、次回で終わりにしたいな、この話。と思っているのですが。

(誰の為にもならないばかりか、生命力だけが削られていく苦行に挑んでいるようだ)

 

なんと、前々回「深夜闘争」の記事に素敵なコメントをいただいているので、

ぜひにそちらのコメントも併せてお読みいただくと、皆様の心が豊かになれるかもしれません。

 

というか、前ブログの「葉っぱのミカタ」にしろ、この「ただごと」にしろ

お寄せいただくコメントが、記事を補完してあまりある、といいますか

むしろ七咲がネタを無駄にこねくりまわして(こねくりまわしているうちに飽きる)

途中で投げ出した後始末をしていただいているといいますか…

本当に、どうもありがとうございます。

 

そのコメントに感謝を込めまして、あの夜撮ったクモの画像を載せます。

おっと、クモ嫌いな人はご注意。

 

 

 

(このくらい開けとくといいかな?もうまわれ右してくれたかな?)

 

 

 

あの夜、かろうじて携帯でとった我が家の軍曹。

 

いつも通りかなりボケボケですがどうでしょう。これで4センチほど。

ちびっこ軍曹ですが、これを最後にすっかり身を隠してしまったようです。

 

姿が見えないなら見えないで、「くっそう。あいつ元気でやっとるんかな」と

また変に気をもんでいるような毎日です。


トラウマ闘争

2011年10月11日 | 日記

前回の記事、「深夜闘争」は、はっきり言って何が「深夜」なのか

わからん記事ですいません。(それをいっちゃあ闘争の意味もなんだかな…)

ツイッターじゃないんだから、「今今今蜘蛛が出たなう!」とか言われても

何時だよ。って感じですよね。0時付近でした。(どうでもいいか)

 

そして、一匹のちんまい蜘蛛と対峙しながら果敢に記事を書いていましたが、

一夜あけて、外が明るくなった途端に、どーでもいいわ。という気分になった今、

 

あれは深夜独特のタイムトラップハイテンションだったな

 

と己を戒める気持ちでいっぱいです。

夜更かしハイテンションに付き合わせてすみません。

(一応、常識はぎりぎり残ってたので旦那様にメールしたりはしなかったのが救いです)

 

 

  

冷静になった今、まあどこかにいるならいるでいいか。という感じですが

(また一人きりの夜に出現されたらどうなるか知れませんが)

夜中のハイテンションで余計なものをググり、画面いっぱいに表示された

おびただしい蜘蛛の画像と目の前の蜘蛛をリアルタイムで比較していた結果、

 

イエアシダカグモじゃないかな。

 

という結論に至りました。

(だったらまあ害はないから良いか、と速攻で寝た)

(もちろん、出現した部屋は閉め切って)

 

しかし、イエアシダカグモにしてはちっこかったので、未だ半信半疑です。

(さまざまな話を聞くところでは、人の手のひらくらいでかい、とかあるし)

まさか、子供?イエアシダカグモの子供?

 

…子供?!

 

こいつが「蜘蛛の子を散らす」という比喩のように家にわんさかいたらどうしようか

という救われようのない想像に再び目の前が真っ暗になりかける七咲。

 

しかし、この話をすれば「うちにもわけて!!」と言いそうな友人がいます。

イエアシダカグモは、かのイニシャルGが主食らしいじゃないですか!!

(G>蜘蛛、な友人はかねてからこの蜘蛛の存在を神か仏か、というように語る)

しかし。

 

見た目はイエグモ、胃袋はGキブリ!(コナン君の声で)

 

 

 

 

そんな蜘蛛最恐過ぎる!!!

 

 

 

 

いや、うん、解ってます。

蜘蛛はイイ奴です。さすがの七咲も殺虫剤かけたり、力いっぱい叩きのめしたり

しませんよ。(恐いから)

でも目の前に出てこられると、「頼むから闇に帰れ。」と思います。

そう、できれば七咲の目の届かないところで

 

いつまでもいつまでも幸せに暮らしてほしかったとさ。(日本昔話風に)

 

と、嫌いな奴の幸せを心から願える善良さを持ち合わせていると言ってもいい。

(そうか?)

 

しかし、蜘蛛に対する恐怖心だけはどうにも克服できないトラウマがあります。

ここまで書いておいてなんですが、蜘蛛が苦手な方はこの先には

目を通さないように願います。

(というか、この先の他愛ない話で気を失うくらい蜘蛛が苦手ならば、

すでに冒頭からまわれ右していると思われますので、注意喚起を怠ったことも

それほど悔やむ事ではないような気もします。うん、まあオッケイ?)

 

その昔。

昔の七咲は無駄に活発だったので、虫はわりと平気でした。

家蜘蛛も、捕まえて手のひらを這わしたり、蜘蛛の糸を巻き取ったりして遊ぶくらいには

無駄!に活発でした。

 

そんな具合だったので、ある時、子供部屋に小さな黒い蜘蛛が出た時も、

泣き叫ぶ妹に、姉の余裕を見せようと、ここぞとばかり蜘蛛を指でつまみ上げ、

「ほらー、蜘蛛なんか悪させーへんねんで、こわないやろー」

と、部屋の外に出してやりました。

 

…そのつもりでした。

 

が、部屋の窓の鍵を開けるときに、蜘蛛を持っている方の手の力加減を誤ったのか、

 

ぷち

 

と、つぶしてしまったのです。

 

その時の恐怖は、今思い出しても震えが来ます。

あまりにも恐怖が過ぎたのか、ぷち、のあと、己がどうなったのか、

記憶がぶっとんでいるくらいです。

(姉の威厳をかなぐり捨てて絶叫して失神したのかどうか神のみぞ知る)

 

あの「ぷち」っという音が、記憶に鮮烈に刻みこまれ、未だに蜘蛛を見る度に、

はっきりと聞こえるんですよ。

 

蜘蛛ってね、つぶれるとき、  ぷち  って  い  う   ん     だ  よ …

 

いや、うん。それだけなんですけど。

なんだろうな。

命をひとつ、己の手で消してしまった、という重みなのかな。

 

大人になった今、イニシャルGとか蚊とか羽虫とか植物に着く虫とか、

わりと心ない感じで大量に抹殺している七咲なんですが、

やはり子供のころのトラウマは簡単にはぬぐい去れないということでしょうか。

 

蜘蛛たちに害意はないのでむやみに恐がるのは良くないだろうというのも

理性が告げるので

一応、仲良く歩み寄ろうとはしてるんですが(脳内ペット化しかり)

とはいうものの、不意打ちで現れられると、先日のように取り乱したりしてしまうので、

やはり彼らには、七咲とうまく住み分けしていて欲しいんだがな、という

切なる願いでいっぱいです。

 

 

 

  

子供のころは平気だったのに、大人になった今、虫が嫌いな人は

結構いると思われます。

 

その恐怖がどこからくるものなのか、最近、冷静に考えるようになりました。

 

大体、虫なんか、一対一ではものすごちっこい存在なんですよ。

虫vs人。

どうかんがえても、人の勝利でしょう。恐れる理由は何なのか。どこにあるのか。

人に害をおよぼすとか、そういうのは抜きで。

単に大きさだけで考えると、ゴジラ対人。というくらいには、違いがある。

 

さあ、良く考えてみよう。

 

ゴジラが東京湾に出現した。

そこから上陸してきた。

「きゃー!!人間がいるー!!なんか気持ち悪いのが動いてるー!!恐いー!!」

とか云うでしょうか。

 

そんなのただの滑稽映画ですよ。

(いや、待て。それはそれでちょっと見てみたい)

 

それくらい、七咲は蜘蛛に対して滑稽な恐怖心を抱いているんですよ。

 

うん。

解ってる。解ってるぞ。冷静に考えれば、いろんな事が解ってる。

 

頭では冷静に考えられても、この恐怖心を克服するのは至難の業です。

至難の業なので、次回は、蝶と蝉についても告白しようと思います。

(無駄に活発だったので色々しょうもない話がある)


深夜闘争

2011年10月09日 | 日記

今今今、蜘蛛が出た、蜘蛛が!!

ペットとして飼ってる可愛い奴なんかじゃない!

いや、ペットとして飼ってる奴も、別に可愛い奴なんかじゃないが!!

 

足が妙に細長く、全体的に平べったい。

3Dのこのご時世に、視覚トリックか?って言いたいくらい、平べったい。

直径6~7センチくらい。

 

こんな時に限って旦那様は夜勤でいやしねえ!!

 

いやいやいやいやいや、そんな事を云っていても仕方がない。

いないものはいないのだ。戦うべきは、己の身一つ!

・・・いや、身一つは嫌過ぎるので、武器と防具を装備する。

 

武器。麺棒150本が入っていた空きケース。透明。これで捕獲。

防具。50センチ定規。これで、トントンする。

 

心もとねえええええ!!!

 

もうこの時点で血圧が急降下して貧血を起こしそうだ。

でもここで倒れていては、蜘蛛のいる部屋で無防備になるので、果敢に追い詰める。

 

なんでやつらは端に端に、薄暗い場所に、せまいせまい隙間に逃げて行くんだろうな・・・

 

(そりゃ、やつらも保身に必死だからな)

 

トントンするまでもなく、七咲が近付いただけでどんどん逃げて逃げて

テーブルの下に走り去り、電気コードの樹海にもぐりこみ、もたもたとそれらを移動させていたら

 

見失ってしまった

 

おおう、大失態!!

姿が見えない敵ほど戦慄するものはない!

心理戦だ。たった今から心理戦に突入してしまった!!

メンタルが異様に弱い七咲にとってこれは圧倒的に不利!!

 

七咲の100分の1程しか脳みそのなさそうな相手に、圧倒的優位に断たれた屈辱やいかに?!

 

いやもう屈辱とかどうでも良い。

人類の尊厳とかそういうのも全部うっちゃるから、おとなしく投降してくんないかな。

あっちが優位に立ってるのに投降する意味がわかんないよな。

いかんいかん。もう常軌を逸しているようだ。

 

と、ここまで書いて再び、姿を見せる蜘蛛!!

 

投降しろ、という呼びかけが効いたのか?!

そんなばかな。と思いつつ、携帯で撮影。

なんでのんきに写真撮ってんだよ!!と我ながら思わないでもなかったが、

常軌を逸してるんだから仕方ない。

 

撮影して、旦那様にメールを送るのだ。

 

撮影して旦那様にメールを送ったとしても助けには来てくれないんだが

常軌を逸してるんだから仕方ない。

 

えー。

まじまじ撮影した結果、再び逃げられてしまいました。

というか捕まえにくい所にいたので、再び逃走を追跡していたら見失いました。

そして二度目の邂逅で思った事。

 

6~7センチはウソでした。

初見の恐怖がありえないほどのダメージだったようです。

4~5センチでした。

 

十分でけえわ!!

 

いやもう本当、正気を保つためにこの文章を打ちながら現実逃避してるんですが

しかしブラインドタッチの合間に、眼球はがっつりと現実を直視。

ブラインドタッチを習得した己の若かりし頃の判断が素晴らしい!

こんなにも役に立つことがあると実感した事は未だかつてなかった!!

 

常軌を逸しながら正気を保ちつつ、経過を包み隠さず記事にする。

 

バカなのか。

 

バカついでに、あの蜘蛛は一体どういう蜘蛛なのかググってみよう。と思い立ち

グーグル検索で、「蜘蛛 種類 」で、画像検索。

 

 

 

この世の地獄を見た

 

 

 

パソコンのA4画面いっぱいに張り付いたおびただしい蜘蛛の画像に総毛立ち、

一瞬で気を失える。と思った。

人間、心理戦で追いつめられると、おのずから死の淵をのぞきこんでしまうものだな。

そんなのはお前だけだ。と言われようとも、この動機息切れはいかんともしがたい。

救心でも救われそうにない。

 

そんな地獄門をあけた蜘蛛との三度の邂逅はまだなしえていない。

このまま夜が明けるまでの心理戦は酷過ぎる。

 

かといってググった恐怖画像がトラウマになっておのずから探しに行こうという気には

もはやなれない。

 

さあ、この闘争のケリをつけるのは神か仏か。

 

SOS! SOS! S O ....