ただごと

たいくつこそがすばらしい!日常のただごとをただごとでない風に綴るのらくら日記

試写会

2012年04月13日 | 今日の本棚

映画の試写会が当たったので、昨日!行ってきた。

「ももへの手紙」

大きな声では言えないが、少年マガジンの読者プレゼント(試写会)は
かなりの確率で当たる。
会場もいつも同じなので、もう常連といってもいい。
3~4回で常連と言っていいかどうかは個人の感覚によるだろうけども。

その個人の感覚的常連者として言わせてもらうと
昨日はめちゃくちゃ人が多かった!!大混雑、って感じだ。
ポニョよりもアリエッティよりもカールおじさんよりも多かった。
場内アナウンスまで入ったくらいだ。
なんだろう、一般的にものすごく期待度の大きい映画だったんだろうか…

七咲はぜんぜん知らなくて、旦那様が「みたかってん」というので
ほいほい着いていっただけなんだが…(タダだしな)

というような、アニメ映画に興味がなかった人(←七咲)でも楽しめた!

公開前にあんまり言うのも、どうだかなと思ったんだが、
しかし!
配布しているチラシ(?)に載ってる「あらすじ」が、はっきり言って、

もう物語の筋を、95%まで言っちゃってるしな

いいのか、これ。と、見終わってからチラシのあらすじを読んだので、
これから見る人のためにかなり気が揉めたんだが。

…揉めたんだが、よく考えたら、映画が始まって10分くらい見ただけで
「こんな感じの話になるんだろうな」
と解ってしまうので、別にそこはいいか。

解ってしまっていても、話は楽しかったし(くすりと笑う要素が満載)
画は素晴らしいし、2時間があっという間だった。
七咲は、大体興味がない映画は前半ダレダレで、後半半分寝てるんだが
そういうのが一切なかった。
今なら、公開予告CMとかで「見終わった感想」をインタビューされてもいい。

いい、って言っても、インタビューする人たちにも都合があるだろうが。

そんな楽しい映画だったが、終盤は七咲の周囲一帯が

すすり泣き地帯

もちろん、七咲もハンカチが絞れるほど、すすり泣き。
歳をとって涙もろくなって…、とかいう以前に、
「いつでもどこでも涙が飛び出すこぼれた蛇口」なので
(電車の読書でも、本屋の立ち読みでもすすり泣き上等)
大体、これは予想できたから、しょっぱなからハンカチ握ってたんだが
すすり泣き地帯にいる安心感から、もう駄々漏れ状態。

笑えて泣けて絵にも話にも感動できる映画だった。

ただひとつ、難を言わせてもらうとすれば、クレジット。

最後のクレジットが流れる際に、島の風景の上に白地で流れるので、
見にくいことこの上ない!!

いや、風景はものすごくきれいに見える。
ただ七咲、

クレジットをガン見する

ので、できればブラック背景で名前だけを延々流すか
もしくは画面半分を風景、半分をクレジット、という風に
分けてほしかった…

と、いちゃもんをつけるほどに、クレジットを見て何をするのか?
と問われれば


何もしない

と答える。ただ見てるだけ。
「知ってる人いないかなあ」と思いながら、真剣に!ただ見ている。

もちろん、映画業界にも関係者各位にも知り合いなどいない。
見てるだけなので、別に記憶に残るということもない。
ただ見る。
「あ、この名前面白いな」とか「あ、この会社なんだろな」とかもある。
名前フェチ気味なのだ。
(もちろん、洋画のクレジットも真剣に、ガン見する)

そういうわけで最後の最後まで楽しんで、興奮気味で帰途についた。

興奮のあまり、帰り道で愛媛県のPRコーナーに遭遇して、
(ももへの手紙の地を旅しよう!愛媛~広島しまなみ街道)
ゆるキャラの「にゃんよ」が

「アイルーじゃねえか!!」

と、ビジネス街のど真ん中で叫んできたほどに、興奮気味。
いやもうなんというか、最後まで気が抜けない!

 

いや~映画ってほんっとうに面白いですね!
さいなら!さいなら!さいなら!


華があるにもほどがある

2012年04月07日 | 日記

ついに七咲ン家に、花鉢上陸!!

葉っぱ愛で隊、ラブ&リーフ、観葉主義、などなど、とにかく

葉っぱがすべて!

という感じを前面に出すぞ!なブログタイトルを考えていて

「葉っぱのミカタ」

などという毒にも薬にもならない中途半端なブログを立ち上げたこともあるほどに

花にはてんで食指が動かなかった七咲ですが

ついに禁断の「花」カテゴリーに手をつけてしまいましたよ!!

 

…という流れでは当然なく。

 

旦那様が、この春の転勤で「送別に」と贈っていただいたベゴニア鉢なのでした。

帰宅早々そのお姿を見たときの七咲といえば、

 

べ、ベゴニア(鉢)きちまっただ…

 

という感想に尽きるでしょうか…(--;)

とにかく、どえらいもんいただいてきてしまいましたな旦那様!という衝撃。

 

七咲、そこそこ花は嫌いではないですが、まあそれこそ花束をもらったりするとうきうきしますが

それは、めったに花と触れ合う機会がないから、が故の浮かれ具合と申しますか…

 

いうなれば、ファンクラブにも入会するほど大好きなアイドル、芸能人がいるとして、

(うん、個人的に、宮崎あおいちゃんか、蒼井優ちゃんか、マリコ様辺りだととてもイイ)

(というか、なぜ男性芸能人の名前が一人として思い浮かばないのか…)

そのアイドルイベントで、うっかり抽選の当たりくじをひいてしまい

「ツーショット撮影権」なるものを獲得してしまった気持ち、といえばお分かりいただけるでしょうか。

 

憧れの、宮崎あおいちゃんor蒼井優ちゃんorマリコ様、と写真が撮れるなんて!!

と天にも昇る気持ちというか、うきうきが過ぎてズキズキわくわく~♪と踊りだしたくなるというか

(実際そんな機会があれば、彼女たちの隣にぶっさいくなオブジェを並べたくない一心で辞退すると思うが)

まあ、とにかくそういう晴れやかな気持ちになるのが、花束ですよ。

 

しかし、その花束が鉢で来たらどうしますか。

 

ツーショット撮影権、なんてものじゃない。

「あなた色に染まります(ウフ。」と言ってくれる宮崎あおいちゃんだか、蒼井優ちゃんだか、マリコ様だかと、

一生をともにする伴侶権ですよ、伴侶権!!

そんなものに当選してしまったら、

 

息 の 根 も 止 ま る ぜ !!

 

ってなもんですよ。

 

そうです。

七咲、今まさに、息の根を止められようとしているところです。

 

 

  

いや、実際、息も絶え絶えで尽きようとしているのは七咲ではなく、ベゴニアなんですけど。

もうかよ!!はええよ!!!

と、錯乱する毎日…

 

七咲には過ぎたお方(ベゴニア括弧、鉢)がリビングにオワシマスそれはそれはもう

絵にもかけない美しさ、とでもいいますか、なんですか、

「うっわー!花鉢がひとつあるだけで、こんなに部屋が鮮やかになるもんか」

と、かなり新鮮な気持ちではいたんですが(うち、葉っぱ天国だから)、

それもベゴニア括弧、鉢、が部屋に鎮座した一瞬であり、次の瞬間には、

 

「この姿、1週間と持たないかもしれない」

 

と心底思い、携帯を取り出して、ベランダで撮影してました。

ある意味、これも新鮮な気持ち。

(葉っぱの新入りが来たって、配置場所を考えるより先に撮影する、ことなんてそうないしな…)

 

それが大体、2~3週間ほど前のことなんですけども。

 

もう、七咲ン家に来たときから、花が『ぼっとぼとぼっとぼと』落ちてる状態で、

これもいわゆる、環境になじむまでの通過儀礼か、と見守ってはいたのですが

次のつぼみが膨らむよりも花が落ちるスピードのほうが速く、毎日気が気じゃない!!

 

気が気じゃなくても、特に七咲がしてやれることはない。

してやれることと言ったら、まあ、ごっそり落ちた花を拾い集めるくらいで…

朝起きて落ち花を拾い、夕方に落ち花を拾い、気がつけば落ち花を拾い、と

と、ベゴニアのお世話が、違う方向にもう大変!!ひたすら拾うしかない!

 

しかも葉っぱと違って花って豪快!!

 

花びらじゃなく、花そのものがぼとりと落ちている様は、

シェイクスピアか井上ひさしが遭遇したらものすごい戯曲作っちゃうんじゃないの?!

ってくらい劇的(?)なんですが、いかんせん、七咲は凡人なもので

そこはなんの悲恋的名作も情熱的大作も生まれやしない。(そんな背景ないからな)

 

ただただ、花を拾って捨て、拾って捨て、する毎日。

世捨て人ならぬ、花捨て人。嗚呼、もののあはれ…。

 

…うん、それ単に掃除してるだけだから。

 

 

  

というわけで、ちっともベゴニアと仲良くなれないまま4月に突入。

3月末から今日まで特に忙しくて花を拾う以外に何もしてやれないもどかしさもあったんですが、

なんと来週からまた緊急で忙しくなるという有様…

 

次に記事を書ける機会があったときはもう鉢しかない状況かもしれん(涙)と思ったので

ひとまず、記事をあげておきます。 

そろそろ、七咲ファミリーのほうも新芽が動き出しているのでそっちのほうもなんとか

手を出さないといけないんですが…

ひとまず、この繁忙期の1週間をなるべく上手に乗り切ってくださいよ、

愛と葉っぱと、ついでにベゴ!(頼むよベゴ)


それっぽい

2012年04月06日 | 日記

今朝方、怨念に金縛りにされてたたられる恐ろしい夢を見た。

夢の中で必死に、「なんまんだぶ、なんまんだぶ」と唱えてみるも

効果がない!!

 

なぜだ!お経を全部唱えられない人用に省略化された

ありがたい言葉じゃなかったのか!!

 

と焦る。(夢の中でも思考は、へ理屈っぽい…)

 

そして思いついた次の手が、九字だ!

漫画とか小説とか映画とかでいやというほど九字は聴くので(どんな趣味だ)

言える!と自信をみなぎらせたのに、まったく出てこない!!

そうこうしているうちに体は半分、暗黒な方向に引きずられている。

たーすけてーぇええ、と半泣きで、唱えていた。

 

オン・ソワカ・キリマンジャロ・ウン・ウン・ソワカ

オン・ソワカ・キリマンジャロ・ウン・ウン・ソワカ

オン・ソワカ・キリマンジャロ・ウン・ウン・ソワカ…

 

と、6回ほど唱えたところで、悪霊から開放された。か、勝った…(戦ってたのか?)

 

そういうわけで、暗黒方面に引きずり込まれることなく無事目が覚めたんだが

今日一日、この『なんちゃって真言』がずっと頭で回っている!!

たーすけてぇぇええ…

 

果たして、悪霊に勝ったのか、負けたのか、微妙なところだ。

(いやだもう!と思ったので記事にしてみたてへぺろ)