最近、暇さえあればフェルト手芸をしているので部屋が片付かない。
広げたいだけ広げて作業をするのでハタ迷惑なことこの上ない。
しかも掃除に対する意欲が低下するのが難。
「朝掃除機かけても午後からまた散らかるんだよな…」
とか思うと、もう明日でいいか、と思ってしまう。
とにかくゴミの様相(?)が細かいのだ。
フェルトの切れ端はまだしも気付いた時に拾えるものの、
フェルトの毛くず(パーツが細かいので綿のようになる)やら糸の切れ端やらが
部屋のあちこちに埋もれている。
ついこないだは、廊下を挟んだ隣の部屋にまで手芸ゴミが進出していて
掃除機をかけながら、やや切なくなる。
(七咲の愛用の掃除機はハンディ。基本、床にはいつくばって掃除機かける)
しかし、それくらいならまだ切ない、とか言っていられるレベルだったものの
今日、風呂に入っていたら湯船に黒のフェルトの切れ端が浮いていて
「なんの虫だ」
と、湯から3メートルほど飛び出しそうな程驚いた。
いや、実際、浴室の天井は3メートルもないので、そんな所で飛び出したら最後、
天井に頭ぶつけて大出血、
「凄惨!団地妻になにが?!浴室密室変死体事件!!」←ワイドショー風に
になるところだ。いや全く、何が災いするか気が抜けない人生だ。
(その前に、物理的に3メートルも飛ばないから安心しろ自分)
多分、体のどこかにくっついて(冬の今、どうやって?という謎もあるが)、
ぬけぬけと入浴していたフェルトの切れ端をすくいあげながら、
そんなこと(本当に”そんな事”だよ…)を考えていたのだが
あ、そういえば漫画家も、
「フローリングは様々なスクリーントーンのこまぎれ模様になっている」とか
「風呂にスクリーントーンが浮いている」とか
そういう、職業話を披露するものだよなあ、と思いだし
「ふふ、これで七咲もいっぱしの漫画家か」
と、ちょっと悦に入った本日の入浴であった。
(別に漫画家を目指しているわけでも漫画の作業をしているわけでもない)
手芸家?
とびあがるくだりに笑いました(><)
笑って下さってありがとう
フェルト家、っていう響きが気に入りました!
何をやってる人なのか解らないのに、堂々と「アイアムフェルト家」って名乗る
シュール具合がステキ
(手芸家だと何する人か大体わかっちゃいますもんネ)
イエス!フェルト家です(笑)