建築・環境計画研究室 (山田あすか)

東京電機大学未来科学部建築学科

メモ(一周回って「固有の居場所」か)

2022-05-24 14:42:19 | 研究日誌

施設から事業へ,の話は以前にもアップしていますが

施設(場所+機能のパッケージ)が解体されて,場所と機能とその組み合わせがそれぞれ自由になっていくとき,

建築的・都市的「空間(物理的な意味で用いられます)」 と 「場(意味的,心理的,機能的なソフト面を強調するときに使われます)」

のとらえ方として,

例えば「ファーストプレイス/セカンドプレイス/サードプレイス」の文脈で使われる Place(場所/居場所) は,

より 場面Setting として理解されるようになるでしょうか。

空間 が 意味(場) をまとって 場所 になり,それが人の主観により 居場所 と認識される。

そしてその 居場所 とは,必ずしも場所に固定的なものではなく,状況に左右される 場面 のニュアンスを強める。

 

ここまでまわって,これは「固有の居場所」での,「固有の居場所」の定義そのものだったと気づきました。

一周回って,より深く,腹落ちしましたね。 というメモ。

 

 

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