こんにちは。こちらは,4月13日からの週に,東京電機大学建築学科・建築学専攻で行なった,「オンライン受講環境の確認」アンケートにていただいたご質問への回答集です。質問をしてくださった個人の特定につながる箇所がないことを確認しています。
学生さん個々への対応は,各指導教員・アドバイザー担当教員・科目担当教員から行います。
*学科として載せておくところがない(UNIPA掲示は事務部の承認が必要なのですが,この状況のため事務部への負担を軽減し,かつタイムラグをなくしたい)ので,ここに載せておきます。メールで,各指導教員からも送られてきます。
【学科長より】・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
現在の感染症の蔓延は,とても不安であり日常が根底から変化しているように
感じるかもしれません。それも当然です。
しかし、理工系の学生である強み,特に人間に直接にかかわる建築学を学ぶ学生として、強みを発揮する機会や、私たちにこそできることを考えるべきときだとも言えます。
これまで,漫然と過ごしていたかもしれない日常から変化の只中に投げ出されていますが、UNIPAの確認やメール,電話などの通信ツールを駆使して大学から、もしくは社会からの情報を注意深く収集し,自身の頭で考え、自身にも友人にも,家族や社会など多くの人にとって最良の方策を考え、行動しましょう。
大胆かつ細心に。
いつものキャンパスではしばらくは会えないけれど、アドバイザー教員も指導教員も大学の事務職員も、皆さんとともにおります。
長くなってしまった。。。。。。。とにかく、不安がらず考えて,行動する!
我々はちゃんと見ている。大丈夫。それを伝えたい。
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【学部4年生 〜 修士,博士課程,研究員,研究生】
1。「ネット環境」に対する不安
・ネット環境が耐えられるか不安です。
・ネット環境が大丈夫か不安
・ネット環境が授業に耐えられるか不安
A.
通信容量や速度等へのご不安でしょうか,オンライン講義に対する不安でしょうか。
通信容量が大きくなった場合,通信料金について学生支援を通信大手3社が打ち出しています。
5月7日の前期講義期間開始前に,契約内容を確認してみてください。
オンライン講義については,Zoomでのゼミなどが事前に行われています。どんなところがご不安か,共有してください。できるだけのサポートをします。
また,それぞれの学生さんが通信環境等の色々な状況により,必ずしもリアルタイムには受講できない可能性に鑑み,オンデマンド(リアルタイムではなく,自分の都合の良いタイミングで,受講できる)型の講義配信を行う科目も,多く作られます。
2。履修について
・履修登録期間はいつですか?
・履修登録の仕方、開始、終了の日時
・履修登録始まってるんですか?
・履修状況はいつからスタートなのか、情報が曖昧
・重複履修がどのような形になるのかわからないのが不安。
・重複履修がどのように行われるのかわからない。
・(時限)の(科目A)と(科目B)が重複履修で履修登録や講義の受け方(提出物、テスト)
A.
履修登録は4/21〜4/27,重複履修の申請も同じタイミングです。
履修については,例年と同様にUNIPAと学番メアドへのメール(4/10付け)で案内されていますので,確認してください。
重複履修は,申請されてから,重複履修を認めるか,また各科目での対応をどのように調整して重複履修でも十分な実効性のある学習を保障するか,を学科会議で審議します。各科目の担当教員が相談して,その対応案を出し,学部の教学委員会で承認を受ける,という流れになっています。
3。個別の履修状況について
・どの授業を履修すべきかよく理解していません。
A.
指導教員(=アドバイザー教員)に相談し,ご自身の必修科目の履修状況や取得単位数等を確認してください。研究室の学生さん同士での相談も推奨します。
UNIPAに履修計画を入力すると,卒業見込みの判定が表示されるので,それも確認してください。
指導教員から連絡があると思いますが,時間差があるかもしれないので,相談は連絡を待たずにご自身からメール,LINE等で送ってください。
(すれ違いざまに,そういえば〜 みたいな相談機会が今とてもしにくい状況です。顔色を見たりして様子を聞いたりもできないので,教員も心配しています。何かあれば,遠慮せずに連絡をくれると嬉しいです)
4。オンライン講義について
・前期の授業すべてオンライン講義なんですか?
・前期の授業がオンラインから、大学に向かって行う通常講義に変わることはありますか。
A.
学生と教職員の健康と安全を最重視し,前期の講義は基本的にオンラインで行います。
感染拡大の収束状況によりますが,現時点ではどのような状況(例えば,現在要請されている「休校」が長期化する)であっても,講義を継続できる体制を整えています。
5。通学,大学構内への立ち入りについて
・学校には入れるのか、
・学校にはいつ頃から行けるのか。 オンライン授業ということは学校は封鎖したままなのか。
・できれば学校にいきたい
・オンラインでの講義で単位を取得することに不安は少ないです。しかし、卒業論文と卒業制作においては、対面でご指導頂けない、研究室に入ることができない、という状況から、一人でやり抜くことができるのかという不安を感じています。
・卒業研究や卒業設計を行う上で、zoomやwebclassで進めることは不安でしかないです。
A.
5/6までの期間は,COVID-19の感染拡大防止のため,大学には基本的には入れません。
(教職員も,可能な限り在宅勤務とし,入構時には事前の申請が必要となっています)
ただし,大学には,①研究上のやむを得ない事情等がある場合などに,②指導教員からの特別の許可を得て,③安全と健康への十分な配慮を行い,④教員立ち会いのもと,入構することができます。
どうしても必要がある場合かどうか,指導教員と相談してください。
また,研究や設計活動において,学生さんが孤独や不安を感じたりすることができるだけ少なくなるよう,各教員は環境を整えます。ご不安を吐露してくださってありがとうございます,そういった気持ちをどんどん言ってください。 不安!!!だよね!!!教員も!デス!!!! 多分みんなそうじゃない? 一緒に,がんばりすぎない程度に,なんか適当にがんばろう。無理めなことは早めにそっれっはー,無理でしょう,って言いましょう。お互いに。じゃあどうしたらいいかって,不安とか無理とか吐露してから,それから考えましょう一緒に。
5’。ものを取るための構内立ち入りについて
・大学内にパソコンを忘れてしまいました。 オンラインでの授業が始まる前に取りに行きたいです。
・課題用のPCを部室に置いたまま取りに行けていない。4月中には回収したいが学生厚生に断られてしまった。
A.
上記のように,研究室までの立ち入りは,研究室の指導教員の権限と責任において,一時的には可能です。(実際に,ものを取りに来た学生さんたちは複数います,それぞれの研究室で)
部室の使用は指導教員の権限と責任の下にないので,学科・専攻としては如何ともし難いです。事務職員さんたちも今は在宅勤務となっていて現場での立ち合いが困難であるため,5/6までの休講期間が明けてからの対応になると思われます(休校の要請が都から出ているので,大学は社会的責任として休講しています)。仕方ない状況だけれど,とても困ったね,休講措置が明けたとき,なるべく早く私物の回収等はできるように,ということは学内所管部署に依頼します。
6。講義の内容について
・一部の授業のシラバスでは、敷地調査や実際に体験する、各グループで話し合いをして発表等、1人でできない内容もありますが、それはオンライン授業でどう取り組むのか教えてほしいです。
A.
各講義での変更対応は,UNIPAを経由して,公開されます。
グループワークは,例えばZoomのアウトブレイク機能等を用いた運用が検討されています。実際の体験としては例えば,ご自宅やその周辺でのリサーチ等が検討されています。
それぞれの科目で,どのような状況下であっても,その時に可能な最大の効果を目指した講義方法を検討しています。
7。副手のサポートについて
・演習形式の講義の場合は副手がいたと思いますが、オンライン講義でも質問できるのか気になります。
A.
オンライン講義でも,質問できるように各科目で体制を整えます。
例えばZoomのチャット機能や,Slack,WebClassの掲示板機能など,使えるツールはいろいろあるので,必要なサポートとそのための人員配置,運用等,講義の規模や内容に応じて設定していきます。
(いろんなツールにまたがると,使う側は大変なので,そのくらいで留めておきたいところ)
8。インターンシップについて
・インターンシップの単位取得を残しており、他科目で補えば卒業は可能になるのですが、一級建築士の実務経験には足りなくなってしまいます。今後、収束したとしてもインターンシップを取らない・取れない企業が増えていくと思われる情勢上、どのように行動するか悩んでいます。大学側だけの判断ではないと思いますので、対応・ご検討のほどよろしくお願いいたします。
・FMAではインターンシップという科目があるが、それを取るためには来年インターンシップガイダンスというものを行っていてそれに出席しなければならないとシラバスには書いてありました。今年はどうなるのか知りたいです。先輩に聞いたところ、インターンシップの手引きという冊子がそこで配られると聞いているのですが、履修を組むにもそれがないと困ってしまいます。インターンシップガイダンスはどのようになるのか知りたいです。
・5/7以降もコロナウイルスが終息せずにインターンシップが開催されず、関連する単位が取れない場合はどうしたらいいですか?
A.
インターンシップガイダンス,ならびにインターンシップの実施について,TDU事務所と検討中です。
インターシップガイダンスは,松永先生が近日中にZoomにて開催します。来週中を予定しています(リアルタイムでガイダンスに参加できなかった人のために,録画をしておきます)。
外部の企業さんでのインターンシップができない場合でも,TDU一級建築士事務所がインターンシップの機会を提供します。
この件については,5/7の前期講義の開始に相前後して情報を提供する予定ですが,インターンシップガイダンスの際などに,どれくらい人数の方が,どの期間,TDU事務所でのインターンシップに参加したいかをお伝えいただきたいです。人数・期間に応じて,インターンシップの内容等を準備する必要があるためです。
9。大学院入試について
・大学院の出願のことを詳しく知りたいです。
A.
東京電機大学大学院 学内推薦入試の要項は以下からダウンロードできます(ページ冒頭)。
学内推薦の出願期間,試験日,合格発表日は,工・未来・シスデザの各学部ではそれぞれ2週間程度後ろ倒しとなりますが,A日程出願のための事前面接は,13日でいったん締め切っています。
今から出願の希望がありましたら,指導教員に大至急相談してください。
大学院入試自体の情報は,大学の該当ページから確認してください。
なお,面接試験はZoomでの実施を基本方針としています。
10。大学院のコース選択
11。Zoomについて
・コース選択の方法や日程について(研究コースかスタジオコースか)
A.
科目の履修登録時に,択一必修の科目として,「建築学特別設計」を選択すると,スタジオコースに登録されたことになります。「建築学特別研究」を選択すると,研究コースに登録されたことになります。
大学院FMA向けの履修ガイダンスは,秋田先生(専攻主任)が実施準備中です。日程が決まりましたら,UNIPAや指導教員を通じて,お知らせします。
・zoomを本日初めて使用して、メールからきたミーティングに参加する,でできたのだが、その他初期設定はあるのか?
A.
「学番メールアドレス」をIDとして,共通パスワードとペアで参加できていれば,それで十分です。
まだやったことのない方は,「サインイン(接続)」の前に,「サインアップ(登録)」が必要であることにご留意ください。サインアップが鍵を作る=自分が持つことを承認してもらうこと。サインインが,その鍵を使って部屋に入ることです。
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Zoomについては、総合メディアセンターのホームページからZoomのところをたどるか、
あるいは、
https://dendai.zoom.us/
にアクセス
Zoomについては、総合メディアセンターのホームページからZoomのところをたどるか、
あるいは、
https://dendai.zoom.us/
にアクセス
最初に,Zoomへの「サインアップ」が必要です。
・「サインアップ」をクリック
・電大の学籍番号のメールアドレスと,共通パスワード(UNIPAを見るときに使うパスワード)を
入れる
・メールアドレスに,認証のためのメールが送られてくるのでメールを確認
・メールでチェックしたあとで,もう一度Zoomで「サインイン Sign in」のところをクリック
Webclassは、恐らく既に使ったことがあるでしょうが、UNIPAの各自のページからアクセスできます。
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Zoomの学生さん向けのマニュアルも,近く総合メディアセンターから公開されます。(もうされている? ごめんなさい,教員が見えるUNIPA画面と,学生さんが見える画面は違うので今確認できないけれど。ここに公開されていたよという情報をいただいたら,リンクを貼ります)
12。その他
・一部授業料の返金はあるのでしょうか? 施設利用、施設充実費など
A.
施設利用,施設充実費,授業料について,返金の予定は(学科・専攻の教員のレベルでは)聞いていません。
キャンパス内の設備をお使いいただけない分,オンラインで講義を実施するためのソフトウェア(個々のPCで使えるソフト)や機器,通信環境,人員配置などの整備等を進めています。
・ジムは使えるのか
A.
感染拡大の危険性の収束状況によりますが,ジムは報道の通り,感染拡大の危険性が最も高い空間の一つであることから,今は閉鎖されています。
以上,2020.04.16の朝8:00時点までの全ての質問への回答です。
この後,他の学年へのアンケートも実施されますので,質問が増えましたら,再度編集して,アップします。
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そちらから書き込めますので,追加のご質問があればどうぞ。山田から答えるか,私にわからないことはコンタクト先を書きます。または,どの資料を見たらいいか書きます。
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