山田の案山子

日々是吉日

誰も気付ぬ内に日本全土の米軍基地は世界最強の基地と化す!

2013年08月05日 | 時事・ニュース
 〈其れ程に戦さがしたい男等よ 子を生んでみよ 死ねと言えるか〉。そんな歌と反戦平和運動への献身を残して、沖縄の中村文子さんが亡くなったのは6月末の事だ。存命なら来月に100歳を迎える筈だった。追想の夏、お聞きした話の数々が胸を過ぎって行く。

 教師だった文子さんは、「ひめゆり学徒隊」と同じ世代を小学校で教えた。沖縄戦の時は出向して川崎市に居た。敗戦翌年に戻り、母や多くの教え子が戦火に消えたのを知る。

 軍国教育を担った事を、生涯を掛けて悔やんだ。米国の沖縄戦フィルムを買い取って上映する「1フィート運動」を切り回し、平和を語るどんな小さな集まりにも顔を出した。「口が動く限りは」と基地への異議を訴え続けて来た。

 国会の調査団が来た時は、〈痛かろう薬やろうかと調査団痛みを知らぬ言葉しらじらし〉と詠んだ事もある。繰り返されて来た痛みの押し付け。再びのオスプレイ配備に、泉下で何を思うだろう。

 こんな話も窺った。川崎に住んだ戦争中、沖縄からの移住が多かったサイパン島が陥落した時、彼女の出身を知らずに言う人がいたそうだ。「玉砕したのは殆ど沖縄の人ですって。内地人の犠牲が少なかったのが救いだったんですって」。

 敗戦から68年、ヤマト(本土)の意識は根っこの処でどれほど変わっただろう。99%が1%に忍苦を強いる民主主義は正しいと言えるのだろうか。追加配備によって、沖縄の怪鳥は24羽に倍増する。

  朝日新聞・天声人語


 誰も気が付かないうち、日本全土の米軍基地にオスプレイが配備され、誰も気付かないうちに核ミサイルも配備される?
 本日も米軍ヘリ墜落のニュースが流れて居る。

 ヤマトンチュウも米軍基地問題で苦難を強いられる沖縄県民の気持ちを理解せよ? 日本全土が空襲や原爆で殺戮され焼土と化した! 時の政府・軍部が白旗を上げる時期を間違えた。

 そして今また、憲法9条改正云々を検討して居る。誰も気付かない内に憲法改正・施行するのが一番望ましい・・・?

 ジョン・F・ケネディ氏のお嬢さんが駐日大使として着任するそうだが・・・日本政府は米軍の思惑通りに何でも受け入れる他に手は無いのだろうか? 防衛費の使い方にも疑問がある。

 ブルーインパルズ? 曲芸ジェット機が何故必要なのか? 戦争を放棄した国に次から次へと最新鋭ジェット機や戦車や潜水艦や空母が何故必要なのか? アメリカの経済立て直しの為の協力? 誰かアメリカと対等に交渉出来る人物は出て来ぬか?