山田の案山子

日々是吉日

面白半分で罪無き人を殺して懲役19年で無事釈放かい?

2013年08月24日 | 報道・ニュース
「面白半分で暴行した」被告側の控訴棄却 ネパール人殺害
産経新聞(8月23日)
 大阪府大阪市阿倍野区で昨年1月、ネパール国籍の飲食店経営、ビシュヌ・プラサド・ダマラさん=当時(42)=が殺害された事件で、殺人罪等に問われた彫師、白石大樹被告(23)の控訴審判決が23日、大阪地裁で開かれた。

 森岡安広裁判長は、懲役18年の求刑を上回る懲役19年とした1審大阪地裁の裁判員裁判の判決を支持、被告側の控訴を棄却した。

 弁護側は、1審に続いて殺意を否認し「量刑は重過ぎる」と主張。
 しかし、森岡裁判長は判決理由で「頭等を集中的に狙って暴行して居り、死に至る可能性を認識していた」と殺意を認定。
 量刑は「理由もなく面白半分で暴行した」等と述べ、妥当と判断した。

 ダマラさんの妻(38)は判決後、「当然の判断。真に反省しているのであれば、判決を受け入れてほしい」とコメントした。

 判決によると、白石被告は建築工の伊江弘昌被告(22)=同罪等で1審懲役20年、控訴=や無職女(23)=傷害致死罪等で1審懲役9年、控訴後取り下げ=と共謀。
 昨年1月16日早朝、阿倍野区の路上で、通りすがりのダマラさんを路上に引き倒して頭や顔を多数回殴る等した上、頭を路面に打ちつけたり自転車を投げつける等して殺害した。



 裁判員裁判が始まって量刑の重罰化が顕著に見られるが、死には死を以て償わせる事が当然だとも思う。
 昔は十両盗めば首が飛ぶと云われたそうだが・・・
 
 第一審で求刑以上の判決も珍しい。
 情状酌量の余地は全く無かったのだろう。

 普通は求刑から4分の1程度減刑された判決が予想されるが、法廷での態度や答弁に反省や改悛の情が裁判員や裁判官には全く感じられ無かったのだろう。
 面白半分で殺して面白半分で法廷に立った?

 控訴は弁護士の指図に従って控訴趣意書を模写しただけなのだろう。
 23歳の若者は42歳で釈放される。
 其処から如何様にも人生のスタートが始められる。
 被害者が亡くなったの同じ42歳と云う年齢で釈放されるのも何かの因縁か?

 被害者遺族が民事訴訟を起こした処で無い金は払えぬが、被害者救済法が適用されるだろうか?
 面白半分で殺人を犯した奴が釈放後遺族に僅かながらでも賠償金を支払うとは考えられぬ。

 知人の彼氏は暴力団員だったが、強盗殺人で19年の懲役服役中に別の強盗殺人死体遺棄の罪で再逮捕され無期懲役刑に処せられた。生きては出て来られまい。
 最初の事件で指名手配された時点で組織は波紋した事になって居る。

 冗談半分で冷凍庫に入ったり、アイスクリームケースに飛び込んだりの写真をTwitterに投稿して店は閉店に追い込まれたり、チェーン店から外されたりで賠償請求すると云うが、若者達に支払い能力が無ければ何とする?

 面白半分・冗談半分で世間が渡れる筈もなかろうに・・・
 此も時代の風潮なのかも知れぬ。
 殺人も今や破廉恥罪と云われる時代になった。

 此の世は何でも遣った者勝ち?
 詐欺でも盗みでも強盗・強姦・殺しでも、バレて元々? バレ元でぇ~?
 バレたら懲役に行くだけだ?
 
 三食昼寝付きで何の苦労もせずに、テレビや映画に運動会、娑婆では見る事もない歌手や役者の慰問迄・・・住め~ば天国檻の中~♪ 今頃誰かが歌って居る事だろう。