【六日目】7月28日(水)
天候:晴~所により雨
7時15分起床。久しぶりの布団寝である。室内は温度管理が出来るので寝心地が良い。
夕食は海鮮料理であり朝食はバイキングで、共に5点満点の食事を満喫しました。
〔部屋からは、網走湖が見えるのだが昨夕は雨で、今朝は朝霧で少し残念。でも接客対応も設備も良く温泉も素敵でした。〕
宿を9時半に出発。宿泊しなければ車中泊地として予定していた道の駅「流氷街道網走」に寄って見る。
国道244号線を走り斜里町で給油。国道334号線で知床半島に入る。道中にある「オシンコシンの滝」に11時半着。(入り口に柵がなされ滝の近くには行けません。皆さん、滝を背景に記念写真をとってました。)
20分ほど景観を眺めるため休憩。~12時にウトロ港に着く。この地も観光地であるので凄い賑わいである。車旅の途中寄りの方々やこの港から出航しているクルーズで知床半島のダイナミックな断崖絶壁を船上から眺めるため乗船する方々の人と車で賑わっている。
(観光船の発着港) (ウトロの海岸景色)
いよいよ知床の奥地へと車を走らせる。(けっこう広い道幅の道路で新しい感じがした)
途中で出会った野生のシカ(人が近づいても逃げもせず悠然と振舞ってました)
〔自転車旅している青年が道路脇で写真を撮っているので何しているのかと。シカと1メートル接近し撮影してました。一度、通り過ぎたのですが、バックし私もパチリ〕
知床五胡の駐車場に入ったのが12時半。駐車場の管理人さん曰く「今日はクマが出没しているので三湖~五胡の奥へは入場禁止であり、一湖と二湖までの出入りのみとのこと」であった。同行のカミさんが膝に障害があるので、どのみち奥の五胡まで行くつもり無く歩道橋を歩き一湖のみ見物。
(環境保護のため、ここから先は車で入れないとのこと。この先はシャトルバスが運行されているようだ。)
〔先ほど、道でシカの写真を撮っていた青年も駐車場に着き、カミさんが話しをしたとのこと。大学生と思いきや社会人であった。自転車旅の魅力に取り付かれ今回、休暇を利用して五日間の日程で自転車と共に飛行機を利用し、道内だけ自転車旅を楽しんでいる旨話したとのことであった。〕
駐車場を13時に発ち国道334号線へと引き返す。根室海峡の方へ抜けるため羅臼へと向かう。
〔知床峠に向かっている際、上り坂道を走っている自転車旅の若者を追い抜く。暫く走ると今度は、おじさん風のシニア層の自転車旅の方を追い抜く。バイクでツーリングしている方とは、ようすれ違ったりするが自転車は凄いし偉いなぁって感心させられる〕
25分走って知床峠に着く。(ここからの景色も素晴しい)10分ほど景色を眺め、13時35分に知床峠を後にする。
(遠くに霞んで国後島が見える)
知床峠から羅臼にむかう道中、集中豪雨のとおり雨に遭遇する。(ワイパーを早くしても先の見通しが悪い。暫く徐行を余儀なくされる。)
〔国道334号線沿いにある羅臼の野天風呂(無料)熊の湯温泉に寄って入湯する予定であったが、大雨に降られたので素通りした。〕
羅臼の街中にある道の駅「知床・らうす」に着いたのが14時。バイクでツーリング旅をしている方々が4,5人いる。皆さん、雨から一時避難のようだ。 〔フッとナンバーを見ると・・・なんと!岩手ナンバーがいるじゃないですかぁ。声を掛けお互いのエールを送りあう。〕
15分ほど休憩した後、国道335号線を南下する。羅臼から離れるに付き雨も上がってくる。標津町に入り食事処にて昼食(40分休憩)
野付半島の突端まで行く。野付半島から見る国後島は、目前である。
(こんなに近い所にある島なのに・・・日本はロシア領と認めていないが、実行支配が続いている国後は現実、外国であるんだと改めて考えさせられる。)
45分ほど休憩と景色を眺めたのち16時半に半島から戻り国道244号線へと入り南下を続ける。
今日の宿泊地である釧路市の道の駅「スワン44ねむろ」に18時着。道の駅の状況を確認して後、夕食の買出しのため市街へ行き戻る。
〔この道の駅にも10数台の車旅を楽しんでいる仲間がいた。ナンバーを見ると南は鹿児島から兵庫、埼玉、静岡等々全国から来ている。北海道の魅力と人気が伺われる〕
〔買出しから駐車場に戻った際、同じ時間帯に一台の軽四が到着し、我々の隣に(隣と言っても2台分のスペースがあるのだが、間に誰もいない状態)駐車した。フッと見ると女性一人のようである。車も普通のワゴン車だったので近場の人が駐車したのかと勝手に思い込んでいた。
我々も一段落した後、挨拶かてがてらカミさんが話しをしたそうな。片言の日本語なので、???と思いきや東洋系の外人さんだったとのこと。千葉県から来た女性一人の車旅だったらしい。カミさんからその話を聞いて私は驚いた。男性の一人旅なら よう出会うし、道の駅に車泊している。女性一人の車旅なんて初めての話しである。感心するやら驚いたやら・・・日本人なら女性一人車旅なんて無理であろう!と思った。その女性 曰く「海釣りしながら食卓にしている」とのこと。あはは。豪快と言うか、じつに頼もしい話です。〕
〔食事も済ませ就寝前の時間を寛いでいると、自転車旅の青年が道の駅に着き簡易テントを張っている。声を掛けてみると静岡から来たとのこと。100日間の予定で旅を始め今日で丁度50日目になったとの事であった。どちらから来られたのかと尋ねられたので岩手から来た旨 話すと・・・Tシャツを取り出して広げて見せる。Tシャツには文字がプリントされており「雨にも負けず、風にも負けず・・・」と書かれていた。宮沢賢治の有名な詩である。この詩の内容は、自分自身の事であり自分を励ますために岩手路で購入したとの話しをしてくれた。岩手では小岩井農場に寄ってコーヒー牛乳を飲んできたことも話し、今まで各所を走って来たが「岩手が一番好感を持った。風土や人情に触れ嬉しかった」と話してくれ、地元の事を話題にしてくれ嬉しいものであった。温和で楽しい青年だったので話し込んでしまった。〕
斜里町のスタンドで給油25.9ℓ (トータル=127.93ℓ)
走行距離=321km(所要時間8時間半)
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天候:晴~所により雨
7時15分起床。久しぶりの布団寝である。室内は温度管理が出来るので寝心地が良い。
夕食は海鮮料理であり朝食はバイキングで、共に5点満点の食事を満喫しました。
〔部屋からは、網走湖が見えるのだが昨夕は雨で、今朝は朝霧で少し残念。でも接客対応も設備も良く温泉も素敵でした。〕
宿を9時半に出発。宿泊しなければ車中泊地として予定していた道の駅「流氷街道網走」に寄って見る。
国道244号線を走り斜里町で給油。国道334号線で知床半島に入る。道中にある「オシンコシンの滝」に11時半着。(入り口に柵がなされ滝の近くには行けません。皆さん、滝を背景に記念写真をとってました。)
20分ほど景観を眺めるため休憩。~12時にウトロ港に着く。この地も観光地であるので凄い賑わいである。車旅の途中寄りの方々やこの港から出航しているクルーズで知床半島のダイナミックな断崖絶壁を船上から眺めるため乗船する方々の人と車で賑わっている。
(観光船の発着港) (ウトロの海岸景色)
いよいよ知床の奥地へと車を走らせる。(けっこう広い道幅の道路で新しい感じがした)
途中で出会った野生のシカ(人が近づいても逃げもせず悠然と振舞ってました)
〔自転車旅している青年が道路脇で写真を撮っているので何しているのかと。シカと1メートル接近し撮影してました。一度、通り過ぎたのですが、バックし私もパチリ〕
知床五胡の駐車場に入ったのが12時半。駐車場の管理人さん曰く「今日はクマが出没しているので三湖~五胡の奥へは入場禁止であり、一湖と二湖までの出入りのみとのこと」であった。同行のカミさんが膝に障害があるので、どのみち奥の五胡まで行くつもり無く歩道橋を歩き一湖のみ見物。
(環境保護のため、ここから先は車で入れないとのこと。この先はシャトルバスが運行されているようだ。)
〔先ほど、道でシカの写真を撮っていた青年も駐車場に着き、カミさんが話しをしたとのこと。大学生と思いきや社会人であった。自転車旅の魅力に取り付かれ今回、休暇を利用して五日間の日程で自転車と共に飛行機を利用し、道内だけ自転車旅を楽しんでいる旨話したとのことであった。〕
駐車場を13時に発ち国道334号線へと引き返す。根室海峡の方へ抜けるため羅臼へと向かう。
〔知床峠に向かっている際、上り坂道を走っている自転車旅の若者を追い抜く。暫く走ると今度は、おじさん風のシニア層の自転車旅の方を追い抜く。バイクでツーリングしている方とは、ようすれ違ったりするが自転車は凄いし偉いなぁって感心させられる〕
25分走って知床峠に着く。(ここからの景色も素晴しい)10分ほど景色を眺め、13時35分に知床峠を後にする。
(遠くに霞んで国後島が見える)
知床峠から羅臼にむかう道中、集中豪雨のとおり雨に遭遇する。(ワイパーを早くしても先の見通しが悪い。暫く徐行を余儀なくされる。)
〔国道334号線沿いにある羅臼の野天風呂(無料)熊の湯温泉に寄って入湯する予定であったが、大雨に降られたので素通りした。〕
羅臼の街中にある道の駅「知床・らうす」に着いたのが14時。バイクでツーリング旅をしている方々が4,5人いる。皆さん、雨から一時避難のようだ。 〔フッとナンバーを見ると・・・なんと!岩手ナンバーがいるじゃないですかぁ。声を掛けお互いのエールを送りあう。〕
15分ほど休憩した後、国道335号線を南下する。羅臼から離れるに付き雨も上がってくる。標津町に入り食事処にて昼食(40分休憩)
野付半島の突端まで行く。野付半島から見る国後島は、目前である。
(こんなに近い所にある島なのに・・・日本はロシア領と認めていないが、実行支配が続いている国後は現実、外国であるんだと改めて考えさせられる。)
45分ほど休憩と景色を眺めたのち16時半に半島から戻り国道244号線へと入り南下を続ける。
今日の宿泊地である釧路市の道の駅「スワン44ねむろ」に18時着。道の駅の状況を確認して後、夕食の買出しのため市街へ行き戻る。
〔この道の駅にも10数台の車旅を楽しんでいる仲間がいた。ナンバーを見ると南は鹿児島から兵庫、埼玉、静岡等々全国から来ている。北海道の魅力と人気が伺われる〕
〔買出しから駐車場に戻った際、同じ時間帯に一台の軽四が到着し、我々の隣に(隣と言っても2台分のスペースがあるのだが、間に誰もいない状態)駐車した。フッと見ると女性一人のようである。車も普通のワゴン車だったので近場の人が駐車したのかと勝手に思い込んでいた。
我々も一段落した後、挨拶かてがてらカミさんが話しをしたそうな。片言の日本語なので、???と思いきや東洋系の外人さんだったとのこと。千葉県から来た女性一人の車旅だったらしい。カミさんからその話を聞いて私は驚いた。男性の一人旅なら よう出会うし、道の駅に車泊している。女性一人の車旅なんて初めての話しである。感心するやら驚いたやら・・・日本人なら女性一人車旅なんて無理であろう!と思った。その女性 曰く「海釣りしながら食卓にしている」とのこと。あはは。豪快と言うか、じつに頼もしい話です。〕
〔食事も済ませ就寝前の時間を寛いでいると、自転車旅の青年が道の駅に着き簡易テントを張っている。声を掛けてみると静岡から来たとのこと。100日間の予定で旅を始め今日で丁度50日目になったとの事であった。どちらから来られたのかと尋ねられたので岩手から来た旨 話すと・・・Tシャツを取り出して広げて見せる。Tシャツには文字がプリントされており「雨にも負けず、風にも負けず・・・」と書かれていた。宮沢賢治の有名な詩である。この詩の内容は、自分自身の事であり自分を励ますために岩手路で購入したとの話しをしてくれた。岩手では小岩井農場に寄ってコーヒー牛乳を飲んできたことも話し、今まで各所を走って来たが「岩手が一番好感を持った。風土や人情に触れ嬉しかった」と話してくれ、地元の事を話題にしてくれ嬉しいものであった。温和で楽しい青年だったので話し込んでしまった。〕
斜里町のスタンドで給油25.9ℓ (トータル=127.93ℓ)
走行距離=321km(所要時間8時間半)
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