山さんの車旅日記

景勝地、温泉、祭り、イベント、趣味の活動etc 車中泊を含めた旅の思いでの徒然を旅日記として綴ってます(不定期)

静岡の名所・旧跡を巡る   〔その1〕中部~西部を走る

2012年11月28日 | 車旅(静岡の景勝地巡り&温泉)
今回の旅は、母の要望で「叔母達(母からみて妹達)と逢いたい。故郷にもう一度行きたい」という事で計画しました。

2年前の2010年11月に車で訪れて以来の静岡旅行です。〔大震災は、その4ヶ月後の出来事でした。震災当時は連絡も取れず、テレビで放映された映像を見るしか状況をつかめず、一日経つ都度に悲惨さが拡大していくので非常に心配された由、元気な母の姿を見たいと言う叔母達の要請もあり実行する事になりました。〕

行程的には、9泊10日。前回に行く時は「故郷に帰れるのもこれが最後だ」と言いながら今回も「これが最後の故郷行き」と・・・これも元気であり、旅が出来る気力・体力があればこそ。息子としては嬉しい限りです。
期間中、母は一番下の妹宅に滞在。私だけ二年前と同じように単独で静岡県内の名所旧跡を巡る予定です。2年前には、主に伊豆半島巡りをしていますので今回は、中部・西部地区及び富士山麓を走ってみたいと思ってます。

11月5日(月)
我家を8時に出発し母の家に寄り合流。北上江釣子ICから東北自動車道に入り南下。
途中、SAやPAで休憩をとりながら、ゆったり運転です。平日なので高速道やパーキングエリアは空いてます。所要時間は、かれこれ7時間ほど経過。車の旅疲れを起こさないよう栃木の塩原温泉にて宿泊をとりました。〈走行=460km〉

11月6日(火)
6時に目が覚めてしまい朝風呂に入りました。宿で朝食を頂き9時過ぎに出発。
宇都宮を過ぎたあたりから混みあってきました。流石に関東圏。11時20分、川口料金所を通過、いよいよもって首都高速道に入ります。所々で渋滞に巻き込まれながらも東京料金所を通ったのが13時15分。海老名SAで10分ほど休憩をとった後、終点の沼津ICを下りたのが14時45分。叔母宅へ直行。

母が来るということで一番下の叔母宅に叔母3人が集まり待ってました。
一時間余ほど叔母達と茶のみしながら、震災当時の状況やら復興度合いの会話を。被災を免れ家族が全員無事に過ごされている喜びを分かち合い2年ぶりの再会でした。「よく母を連れてきてくれた」と叔母達に頭を下げられたのには恐縮しかりでした。

お世話になる母の事をお願いしながら16時過ぎに叔母宅を後にし、これから四日間の一人旅に出発です。
沼津市内の温泉地に宿を予約してました。入館予定の17時まで未だ時間的余裕があるので市内の海岸にある「千本公園」に立ち寄り。
 

宿には17時15分チェックイン。(二年ぶりの利用です。前回、初めて利用した際、施設、温泉、食事と好印象だったので再度の利用です。)
〈走行=333km〉


【一日目】11月7日(水)〔行程=三保の松原~日本平~御前崎~中田島砂丘~浜名湖〕
7時45分に起床。バイキングの朝食を頂きました。〔沼津の特産"アジの干物"が食卓に配膳されており、私の好物の一つです。美味しいのなんの・・・嬉しい。〕
9時15分に宿を出発。


国道1号線を静岡方面に走り「三保の松原」から「日本平」を見物です。〔2年前にも訪れておりロープウェイにて「久能山東照宮」へ下り参拝してます〕
(国道1号線・富士由比バイパス)           


(三保の松原)
 
(羽衣の松)



幹線道からパークウェイの坂道を走って日本平へ。

(日本平パークウェイからの富士山)

(日本平)                            (日本平山頂から東照宮へ下るロープウェイ駅)
 

日本平を見物した後、東照宮の表参道と言える階段口に立ち寄り。因みに石段は1,159段なそうです。〔この石段を登る体力、気力なし。眺めるだけにしました。〕
(表参道の石段)


東照宮の参道口を12時半前に発ち、国道150号線を御前崎方面に走りました。
「御前崎灯台」に着いたのが14時。〔さすがに平日。土産店は閑散としています。〕20分ほど周囲を散策。
 

灯台下にある公園に立ち寄り。
 

暫し海沿いの県道を走っていると海岸では、ウィンドサーフィンを楽しんでいました。


再び海岸線沿いの国道150号線を浜松方面へ走りました。
(国道150号線BPで有料の「遠州大橋」)橋の通行料100円でした。


中田島砂丘に着いたのが15時半。(砂丘の手前に広き無料の駐車場がありました。)
〔砂丘の見物に何故か男性三人。夫々、別行動です。カメラを持った男性が、ほぼ私と同じ頃に砂丘に入り、先人に砂丘を眺めている男性が一人いました。なんかぁ、微妙な感じです。〕
 


15分ほど砂丘を眺めた後、浜名湖へ進行。近くに安価なガソリンがあったのでスタンドへ立ち寄り。20分ほど走ると浜名湖です。
「浜名湖弁天公園」にて暫し景色を眺め、国道301号線を時計回りに走り今宵の宿へ。
 

国道1号線から国道301号線に入り今宵の宿である三ケ日温泉まで湖畔を回るように走りました。
〔湖畔に沈む夕陽が綺麗です〕

 
三ケ日温泉の宿に17時に入りました。〔ネット予約したのですが、口コミどおり全てにおいて満足する宿でした。特に夕食のバイキングは量と味ともに大満足。風呂良し、接客良し、設備良し。〕


〈走行=226km〉


【二日目】 8日(木)〔行程=浜名湖周走~浜松城~愛知(渥美半島)~浜名湖周走〕
起床7時。バイキングの朝食を頂き9時15分に宿を出発。
〔食事のメニューに特産の「アジの干物」が並べられています。同じ干物でも沼津産は美味です。2枚も頂きました〕
国道301号線に出て国道362号線~県道40号線と時計回りに湖畔を走り、「浜名湖パルパル」手前の県道320号線を走っていると遊覧船が船着場に着いたので傍観。
(内浦の観光船)                         (浜名湖パルパルの景色)
 

湖畔沿いをはしっていると"歌碑"が設置されている。
 

車窓の風景
 

浜名湖大橋を通って弁天島へ着いたのが10時15分。


浜名湖から浜松市内の「浜松城」へ向いました。
(浜松市街地)


〔城の近くまで来ているのだが、案内道順が見当たらないため右往左往してしいました。城の駐車場かと思い市役所の駐車場に入ってしまい、駐車場係りの方に尋ねて道順を教えて頂きました。案内板には、「浜松城公園駐車場」と記されており、遠方者には分り辛い案内板です。駐車料は無料ですが、停めれる時間帯の設定されています。〕
 

(城内の庭園)
 

(浜松城)
 

30分ほど庭園や天守閣を見て歩き11時20分に次ぎの目的地である愛知県の渥美半島へ進行。

国道1号線に出て浜名湖を右手に眺めながら走り、国道42号線へ渥美半島に入りました。


道の駅あかばねロコステーションに立ち寄り10分休憩。


道々の景色と道路案内標識
 

伊良湖岬に着いたのが13時15分。「恋路が浜」の景観が素晴しい! 
 

灯台があるので小路を歩いていくと「土砂災害により危険なため灯台付近には立ち入り禁止」とのこと。〔せっかく見物に来たのに、このまま帰るのは惜しい。安全を確認しながら灯台まで行ってみた。〕まばらであるが、そこそこの観光客が訪れている。
 

近辺の伊良湖港にあるフェリーターミナルとか道の駅をブラブラと見て歩く。
 

13時40分に伊良湖岬を発ち三河湾の景色を眺めながら国道259号線を豊橋に向って走る。


豊橋から浜名湖のある湖西市に向う県道4号線を走っているとチンチン電車とすれ違う。〔函館を訪れた際に見た懐かしい路面電車である。と共に失いたくない風景である。〕


湖西市から浜名湖を横目に国道301号線を再び走る。三ケ日の交差で国道362号線に入り今宵の宿へ。昨日と同じ三ケ日温泉であるが今日は、別の宿を予約している。夕・朝食ともバイキングであり期待。15時45分宿に着。〔感じの良き親切な対応のフロントである。利用者が最初に出会う宿の接客であり、最初に感じよく対応されると心が和み旅の疲れも癒される。ネットの情報で確認したとおり、部屋は一人旅には勿体無い広きスペース。ツインのベットに小段上りの畳スペース。窓からは浜名湖が見える。夜になると対岸の家々の灯火が美しい。〕


〈走行=198km〉


※静岡の名所・旧跡を巡る 〔その2〕山間部(天竜川流域~川根路~富士山麓)を走る編の続きを後日、掲載します。


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