温暖化により、今後、2100年までに82cmが上昇すると言われており、今後、日本の砂浜9割が消失、陸地、埋め立て地も沈むおそれがあるようです。
こちら氷河の融解。イラストACより
下のHPでは、2100年頃では、一番悪いシナリオの温度上昇だと、最大82cm沈むと言われています。
今までは19cm上昇しました。
で、私の近所の海や川を見てみたのですが、あんまり・・そういう危機感を感じる所は今のところはまだ。
頻繁に海を見ているわけでもないですし。でも、言われたら、前に出て来ているような気もするような・・・まだあんまり変わってないようですが。
詳しくはこちらに書かれています。
2-2 海面上昇の影響について | JCCCA 全国地球温暖化防止活動推進センター HP より
引用します。
「日本では、1m海面が上昇すると、日本全国の砂浜の9割以上が失われると予測されています。
40cmの上昇で、沖に出ている120m分の干潟が消滅し、そこをすみかにしている生物の産卵や子育て、またそこを餌場にしている渡り鳥にも影響がでると言われています。
また、海面が1m上昇すると大阪では、北西部から堺市にかけて海岸線は、ほぼ水没します。
東京でも、堤防などを高くするなどの対策をとらなければ、江東区、墨田区、江戸川区、葛飾区のほぼ全域が影響を受けます。」
上昇以外にも、もう突っ込むべきところが多すぎて・・・
心配ありません?私の近所も、約1mの上昇で沈む地域です。
ブログなので簡略に行きますが、こちらのHPで載っている海面上昇についての地図があるので、自分の住む地域をチェックしてみてはどうでしょうか。
また、こちらでも、チェックできました。
海面上昇シミュ(シンプル)
ああー、私の地域、沈むのか(がく)
どう表現したらいいのか、この気持ち。アトランティスのような、ラピュタのような、ポンペイ・・・
今問題になっている、消滅する自治体。でも、それは最悪、土地は問題なく残るでしょう。
海水に沈んだら、そこはもう、海の下・・・残るも残らないも、手が届かない場所になります。
温暖化を知った気になったつもりでいましたが、ぜんぜん、分かっていませんでした。私も。恐ろしいことです。
こんなことになるのに、温暖化になってもどこかで生き延びるとか言う人たちって、本当に私の住む地域に沈んでも構わないと言うこと同じで大変、失礼なことです。
日本全土、沈む町の人々へ対しても、お前らの地域なんか沈んでも構わん、そのまま故郷を失えと言っているようなものです。大変失礼なことです。
これにより、干潟が消失。砂浜も消失。海岸や干潟の生態系が消失・・・
台風や高波の影響を受けやすくなり、そのような地域となってしまったら、人間も暮らしにくいと思われます。
メキシコの島々のほうでは、海抜が低いので、移住を始めた島もあるそうです。
こちら2分程度の動画ですが、仮設住宅みたいになった町に、島人が移住する姿が・・・
AFPBB News
パナマ先住民1200人、島から本土へ移転 海面上昇で立ち退き(2024年5月撮影)
ツバルだけが表面に取り沙汰されますが、ツバル以外でも、ソロモン諸島やフィジーでも問題になっているようです。
嫌ですね。このように移住先を、団地みたいなところに指定されて行けと言われたら。
このブログを始めて1年を超えましたが、まさか自分が気候難民予備軍だったというオチに辿り着くとは思いもしませんでした。
私も何も知らず、勉強がてら始めたのですが、本当に何も知らなかった。
今のままだと、この先、100年以上もメキシコのこの人らは戻れないでしょう。
2100年が来たらピタッと止まる話でもないでしょう。200年、300年先までもあるし、もっと上昇する話も見聞きします。
200年、300年と戻れないとなれば、失ったも同然です。
すでに、私、アトランティスの民の気分です。
歴史も、我が家も、思い出も、地域性も、何もかも海の下になるかもしれない。
本当に、このような移住をする場合、いったいどうなってしまうのか。また、海岸や干潟の生態系は・・・
とりあえず、ショック過ぎて・・・
自然の劣化を止めようと、自然の保護をしたいなと思って気軽に始めたブログでしたが、どこを守ったとしても、うちの近所の自然や生態系はすべて激変か、失われるかもしれないのですから。
他も見てみたら、けっこう、1mで沈む地域はあります。
大阪万博も干潟を埋め立てて問題になっていましたが、また沈みます。
この沈む地域は、海岸の生態系や自然の激変地、消失地と言えます。
ため息。
もし、堤防だけ築かれて終わるなら、嫌ですし困りますね。砂浜9割消失の日本での暮らしってどうなのでしょう。
海の下になるのを堤防の維持で暮らす未来って・・・台風で高波も来るでしょうし。
海の近くに住む者として、何十年に一回のことということが、台風とか高波とかもありました。堤防の手前まで海が押し寄せたこともあります。
もし、あの台風と満潮が重なって大きな波が来た時、海が1m上がっていたら、今の私の地域はそもそも波に飲まれ、浸水し、流され、もう人が住んでなくなっていたかもしれません。
生態系も海が来るならセメントの壁したらいいわ、と堤防で仕切られるだけにされ、消失したままにされたら、今度こそ、大きな消失が起こってしまうでしょう。
うちの地はウミガメ愛がある地域なのに、アカウミガメが卵を産む砂浜はどこにあるでしょう。
温暖化はほんと、いろいろ怖ろしいことです。
経済だけ考えていたら駄目だと思われます。
どうしたらいいのか、私には絶望の話で、今はまだショックが大きすぎて。どうしたら良いかは、移住や海岸、砂浜維持となったら大きな話で、私もどうしたらいいか。
でも、これから、この話も問題として、考えていかねばならないと思いました。
調べるうちに良い案や正解でも、見つけられたら良いのですが・・・
とりあえず、子孫らの時代、己の地域が沈むかどうか、己の地域の砂浜がなくなるかどうか、地図で見てみてはいかがでしょうか。
ちょっとショック過ぎて・・・不定期になるかも。
お読みいただき、ありがとうございました。