そろそろ年末。今年一年ありがとうございました。
さて、簡単に1年を振り返りますと、
夏、各地で40度越えをした暑い日が来ました。
生物的には、サンカノゴイなどが減っているという状況、モリタリング1000の結果など。
サンカノゴイ
この他にも、湿地やヨシ原に住む、繁殖に適した鳥たちが残りわずかな状況です。
オオヨシゴイ=1~2羽(環境省 2014年)
シマクイナ=2羽(北海道大学 2021年)
シマアオジ=10つがい(日本野鳥の会 2020年)
チュウヒ=136つがい(日本野鳥の会 2020年)
アカモズ=332羽(北海道大学 2020年)
チュウヒ
モニタリング1000の結果発表。
また、本州でクマゲラも姿が確認出来ないようになって来ているそうです。
ブナ林を守ってきたクマゲラ・本州で絶滅の恐れが高まる - 日本自然保護協会オフィシャルサイト
これ以外もニュースになっており、もっといろいろ減って来て、絶滅も地域絶滅も絶滅危惧種も増えて来ていると思われます。
私の周りでもそうです。田舎ですし、こういうブログを書いているから自然がたくさんあるのだろうと思われているかもしれませんが、ある程度それはあるでしょうが、田舎にふさわしい自然があるのではないです。
気づけば、私の周りも、セメント三面張りと落差と、水門とか堰とか、すべて聞くもの悪いものの代表ばかり来た?みたいに装備されていました。その前で開会式。
私もブログをやっていて、企業さんらはやってくれているなと。企業さんらはけっこう生物多様性や温暖化対策に我がことと思い、真剣に思ってくれているのでないかと思い始めました。
うちの地域を調べてみても、生物多様性の文言はあるものの、見る限り、している取り組みはありません。やっているものはあるにしても、お花を植えたり、遊びために開発したり、やっていても意味がないものとか、生物多様性に役に立ってないものもあると思われました。
その上、それで止まっていて、資金面も投入されてないので、外来種は野放し蔓延、全地域は基本的に放置されているのでないかと思います。
こういう各地、生物多様性の基本的な事項から問題があるように思われました。
私もまだ調べが進んでないのですが、この日本全土、生物多様性の低下中、普通種まで絶滅させていこうとして、多くを絶滅へ追いやっているのは何が原因なのか、なぜにこうなってしまったのかなど、それを考えて、どうして行けばいいのかを、また見てみて、何か分かれば書きたいなと思っています。
その中で、最近、群馬県がネイチャーポジティブ宣言をしたというニュースが聞こえて来ました。群馬県素晴らしい。
群馬県はユネスコエコパークがあり、生物多様性は本気さを感じます。我が国にこうして本気の生物多様性の取り組みのある場所があるのは嬉しいことです。
ユネスコパークのこともまた書きたいなと思っています。
とりあえず、我が国の生物多様性は低下中のイメージ図
これを2030年までに「損失を食い止め」「軌道回復に乗せ」「反転」します。
反転の図
2030年は自然再興。2050年は自然調和社会。
(気候変動は2030年半減、2050年脱炭素社会。)
2030年など、あと6年後です。2025年になれば5年。生き物などそうすぐ増えませんし、もう今やっても遅くありません。
とにかくもう、自然再興目指してどこともやっていっても構いません。(私が言うか、ええいもう年末なので言います)
自然を増やしたいなと思っている人らは、来年から「生物多様性増進の活動を促進する新法」が施行されるので気運が来ており、たぶん今までなかった良いこともいろいろとあるのでないか?と思います。
今年は3つ、越冬蛹が出ました。
寒くなって、蛹になるのに2日ぐらいかかりましたが、小さいながら今回、どれも形は綺麗で、丈夫で春には羽化しそうな蛹です。
アゲハも木を増やしただけでも、新しい種が出てきましたし、数もこれだけ増えるのです。
各地でこういう木一本ぐらいの自然がどれほど消えていっているのか。と思いました。
こういう木一本のような場から各地増やしていくことが必要だろうと思いました。
今、幼魚や蛍などの放流が問題視されてますが、そもそもこういうアゲハが卵を産みに来る、育つ、また卵を産みに来る。放流以前のことをまず考えねばならないと思います。また放流以後のことも。
そこでどう繁殖増殖しているか、どう生きているのか、その土、水、まわりの植物、生き物などぜんぶひっくるめて何が足りないのか、なぜに死んでしまうのかなどを考え、そこで増えることをやって行くほうが良いと思います。
最近、「ワイルドライフ」で カナダのニューファンドランド島 カラフトシシャモの番組を見ましたが、ああいう食べても食べても無限にある。そういうのが本来の自然だと思います。
今回、アゲハも木を増やしたことでずっと居続けて、食べられても寂しくなくなりましたが、本来、自然ってそういう大量にあって、少々食べても、大丈夫なものと思います。
言い方が悪いですが、それこそくさるほといる、ありあまるほどある。獲っても採っても減らないぐらいいる。わんさといる。
つぎつぎあふれ出て来る、湧いて出て来る。だから、消える心配がない。
それだから、我々が食べても何ら問題ない。食べても食べても、無限にあるような状態。(まあ無限ではないですが)
今は放流などしていますがういう管理やある程度の数内で収めたり、考えるものではなく、もっと多い状態が自然で。無限にいる状態、無限にあるように見える状態、なのが正常でないのかと。
ですので、我々は無限にあるような自然の中で暮らして、絶滅など何の心配もない状態で暮らす。といういうような、自然を自然ということから考えて、取り戻して行かねばならないのでないかと思いました。
また、ダーウィンが来たで、ツシマヤマネコのことを見ました。可愛いですね(#^.^#)
子供をつれたお母さんが出ていましたが、えらいものです。子育てをして。子供のために、ネコのお母さんて、とても子供をよく育てますね。そういう親子がもっと増えて育つ環境になればいいなと思いました。
ブログを始めて、そろそろ2年になろうとしています。記事数も150件を越えました。
これまでささやかながら、さまざまな方にお読みいただけたこと、ありがたく思っています。
当初は簡単なメモ的な考えで始めたのですが、私も今見直したら個人的感想を長々と書き入れてしまってまして、何を言ってますの?と、私もあまり良く分からない・・・ことも(ノД`)・゜・。
最初はもっとのんびり書くつもりでしたが、なんだか勢いづいてしまって大量に書いてしまいました。
素人ながらまとめて来たのですが、個人で非営利でやっているので、ささやかなものになりますが、何かの足掛かりにでもなったらと思いました。
今どきの人は、ネット検索などがありますからすぐ自分で見れるので、とりあえず、アクセスポイント的になれる程度でもいいかなと。私も普段送る生活では、温暖化や生物多様性のことなど知らないことばかりでした。
まあ、それにしてもよく自然のことでこれだけ書けたものだと自分でも思っています。
ということで、落書きしながら書いてしまいましたが、これもトップ画像がないと、あんまり読まれないので・・・
来年は更新はゆっくりにしようかなと思っています。ちょっと不定期になっても心配しないでくださいね。
また私ももっと勉強しながら書いたほうが良いと思うのですよね"(-""-)"
年末私も忙しくなって来て、とりあえず、慌ただしい最中ですが、今年はこれにて、年末に入らせてもらいます。
ということで、このような私にまた一年もお付き合いいただけた方々、ありがとうございました。
皆さん、良いお年を・・・
応援ありがとうございます。
生息地を増やそう
昆虫を増やそう、自然で
サケ・・・イカ・・・