山之上もぐらの詩集

2024年02月04日 | 日記

お母さんへの手紙


お母さんがいないことを 僕は悲しまないよ
お母さん 僕を捨ててくれて ありがとう
だから僕は お母さんを捨てないでいることが出来る

子供を捨てる悲しみは 知らないけれど
お母さんを捨てるのは 悲しいよ

お母さん 僕を殺さないでいてくれて ありがとう
だから僕は お母さんを殺さないでいることが出来る

お母さんは きっと僕の罪を背負ってくれたんだね
僕は決して  お母さんを罰したりしないよ

神さまなんて えらそうなこと言って
何にもしてやくれないんだ

僕は 母さんの罪を許す力は 持っていないけど  
でも僕は 神さまより 優しいよ



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