A DAY IN THE LIFE

好きなゴルフと古いLPやCDの棚卸しをしながらのJAZZの話題を中心に。

UNDERCURRENT / BILL EVANS & JIM HALL

2006-08-17 | MY FAVORITE ALBUM
ソフィアさんの“れんそう”ゲームにお付き合い。
どうも流れが“DUET”&“DUO”になっている感じです。
すでに色々出ました、Vocal×Vocal、Vocal×Piano、Guitar×Vocal、Piano ×Piano 、そしてGuitar×Guitarも出ました。

で、後は、そうPiano×Guitarが残っています。

Piano×Guitarといえば、これしか無いでしょう。Bill EVANS & JIM HALL

全体がスローな曲中心に、2人のコラボレーションがじっくり聞けます。2人の共通点は繊細でスイングすること。ベースもドラムも要りません。

解説の油井正一さんが、「デュエットに違いないが、まるで一心同体となってひとつの楽器を奏でているような統合間を持っていることを指摘するのは蛇足かもしれない」とコメントされているが、全くそのとおり。

このアルバムは、自分にとっても思い出深いもの。
ディキシーからJAZZを聞き始めて、スイングジャーナルを読みながら、モダンJAZZに興味を持ち始めた頃。1967年のことです。日本コロンビアからモダンジャズライブラリーという名盤集が発売された。
これなら間違いないだろうと思って、少ない小遣い(この頃と今とでアルバム<LP・CDの違いはあるが>の一枚の値段は大差ない。ということは、昔はレコード一枚買うのは命がけ)で一枚一枚買い揃えていった中の一枚。やはり、思い入れがあります。
ジャケットのデザインもオリジナルと異なり、こんなダサいデザイン。



録音は、1959年5月15日。
有名な、RIVERSIDEのスコットラファロとのトリオセッションは、この年の暮れから。BILL EVANSがUNITED ARTISTSに残した初期の名盤です。

お気に入りは、MY FUNNY VALENTINE。この曲だけが、アップテンポ。雰囲気がガラリと違う。他の5曲の録音が終わった後、2人が録音を想定しないで始めたものが、たまたまテープが廻っていて録音されたらしい。
JAZZの名演はこうやってうまれるのかもしれない。

1, MY FUNNY VALENTINE
2. HEAR A RAPSODY
3. DREAM GYPSY
4. ROMAIN
5. SKATING IN CENTRAL PARK
6, DARN THAT DREAM

BILL EVANS (p)
JIM HALL (g)

RECORDED on MAY 15,1959
コメント (3)
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