※ 2020年シーズンはキャンプ泊営業のみとなります。素泊まりを含む、小屋宿泊はご利用頂けません。どうぞご了承ください。
※ 新規ご予約受付停止中（台風１０号接近のため）９月６日（日）、７日（月）
※ ９月１９日（土）、２０日（日）のテント泊は定員に達しました【新規予約不可】
最新登山道情報（ツイッター） 滝谷渡渉部ライブカメラ（リンクは記事下部にあります） 槍平小屋ライブカメラ（キャンプ場)
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ツリバナの実もパチン！と弾けて、槍平の秋が今日もまた一歩深まっていきます。雨のしずくを湛えていますが・・・。
ここ数日、午後には必ず激しい雨。今日は雷雨となって、午後４時過ぎにはごく短時間でしたが簡易雨量計で131mm/hrを記録しています。
そんな不安定な一日の午前中は、もう日差しのある時間を一秒も無駄に出来ません！今日も屋根でヌリヌリ。
「どうしてそこから？」と疑問を持たれそうですが、答えは簡単！屋根の朝露が乾いていく順番です。何も考えずに塗っていると、帰り道がなくなるパターンになります（笑）。
そんな心配も無駄に終わるほど、今日もわずかな時間しか屋根にはいられませんでした。天気傾向はこの３日ほどでガラリと変わったのを実感しています。
さて、今月は４連休を前に山行計画中の皆様もいらっしゃると思います。今日お会いした登山者の方。「いやぁ、笠ヶ岳に登ろうと思って新穂高まで来たんだけど、今年は小屋、やってないんだってね。それで、こっち（槍ヶ岳・飛騨沢）に来たんだけど。ここ（槍平小屋）って、泊まれるの？」
一切の下調べをせずに入山してくる方、実は時々いらっしゃいます。今日は雷雨もあって下山されていますが、４連休中、例えば他の小屋が宿泊予約制であることを知らずに登ってきてしまう方もゼロではないはず。秋山は日照時間も短く、行動時間も夏ほどには取れません。また、一気に気温も下がり、行動中に足がつったり、体調を崩しやすい季節にもなってきます。山行計画中の方は、自分が利用予定の山小屋だけでなく、途中にある山小屋についてもどのような営業形態になっているのか、しっかり確認をしておいて下さい。また、今シーズンは特に、天候や体調を理由として宿泊する山小屋を当日、気軽に変更することは難しくなっています。まず、万全の体調でない場合は入山しないこと。そして、一日の行動時間に余裕を持つこと（宿泊予定の小屋・キャンプ場には午後２時までの到着を目安）。この二点を忘れないで頂きたいと考えます。繰り返しになりますが、もう夏山は終わっています。くれぐれもご注意下さい。
それでは本日の気象情報。
午前６時。
午後６時。