蕗（フキ）とタケノコの炊き合わせ～旬を食べよう～

今が旬の蕗（フキ）とタケノコを使った煮物です。

タケノコは、市販の水煮のもので大丈夫。
もちろん、採れたて新鮮なタケノコが手に入ったら、
旬をまるごと味わえて言うことなしですが、難しい時もあると思うから。

水煮のものでも、それを使ったお料理をいただくことで、
季節は感じられると思うのです。

（採れたて新鮮なのが手に入ったら、アク抜きしてぜひ使って～。）

蕗のアク抜き・皮剥きが、ちょっと面倒ですが（苦笑）
ほんの３～５本くらいなら、すぐに出来ます。
（下に、ゆで方を載せました）

あまりいっぱい作ろうと頑張らなければ簡単！

蕗が手に入ったら、
「ちょっと香りと歯応えを楽しもう！」位の感じで。


蕗もタケノコも、春の息吹を感じる期間限定の食材。
旬の今が一番美味しくて、今しか食べられないから（笑）


＜材料＞　
ゆでタケノコ（市販のものでＯＫ）　４００～５００ｇ位
ゆでた蕗　３本位（もっと多くても大丈夫）
水　４カップ～

Ａ
酒　１／２カップ
醤油　大さじ１
みりん　大さじ１
塩　小さじ１
昆布　５㎝角２枚

＜作り方＞
１　タケノコは穂先を三角に、根元の方は１㎝位の厚さに切る。
２　鍋に水とＡとタケノコを入れて中火にかける。煮立ったらアクを取り、
　　弱火で２０分くらいコトコト煮る。
３　タケノコに味が馴染んだら、蕗を４㎝位に切って加え、ひと煮立ちしたらできあがり。

＜ポイント＞
味付けはちょっと薄目になっています。素材の味と香りを楽しみたいからなのですが、
物足りない場合は、煮る時間を長くしてみて下さいね。


＜蕗のゆで方＞　（参考程度にお願いします）
１　蕗はまな板の上に置き、塩をふってごろごろ転がす（板ずり）。
　　　　

２　鍋にたっぷりの湯を沸かし、１の蕗を太いものから順に入れる。
　　　　

３　細いのまで色鮮やかになったら、ザルにあげて冷水にさらす。
４　根元の方から皮をむいて、冷水に戻す（色が変わらないようにするためです）
　　　　　

＜ポイント＞
蕗をゆでる時、鍋の直径より少し短く切って入れるとスムーズです。
その分、皮をむく手数（本数）が増えますが、無理矢理鍋に押し込むと、
かえって手間がかかったり、色鮮やかにゆで上げるのが難しくなります（汗）
（上のゆでている写真は、かな～り無理矢理押し込んだので大変でした）
太くて堅そうな蕗も、新鮮なのは意外と火の通りが早いです。
色鮮やかになったら、冷水に浸けて下さい。

良かったら作ってみて下さいね。


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