昨年、たくさん実った柿。
今年は、ぽつんとひとつです。
お隣の軒にかかる部分を中心に、かなり枝を切り詰めたから、
今年は無理だろうと思っていました。
柿の花を見ることもなく。
ちょっと寂しい春でした。
伐採された柿の木は、自分を癒すように葉っぱの形が少し違うのです。
それを見ると、都会で大きな木を植えているということは、つくづく大変なことだと。
ひとつの実りも無理だろうと、思い込んでいた今年の柿。
それが先日、お布団を干したときに・・・。
ひとつだけ。
柿の実があったのです。
まだ青くて小さい実がひとつ。
あんなに枝を切られたのに・・・・。
「元気でいるよ」と教えてくれているような。
なんだかとても嬉しかったです。
実りがなくても、元気でいてくれればと思います。
ダンナさんにとっては、思い出の柿の木。
来年、少しでも花が咲いてくれたらと。
ささやかなような、贅沢なような願い。
ひとつの実。
それが希望をつないでくれたような・・・。
なんだか、そんな風に思えるのです。
「名も知らぬ遠き島より流れ寄る柿の実ひとつ」
それはヤシの実だろう!!って突っ込んだ人もそうでない人も
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