8月はお盆前からもう1ヶ月近く天候不順が続き、先日は室堂で朝の気温が4℃にまで下がったという。夏はどこへ行ったのか?秋は足早に忍び寄る。9月はお花も終わり紅葉にも未だ早いので山に行ってもしょうが無いという声を耳にする。振り返ること無く足下を見ず、先々の予定を急ぐのは悪い癖である。されば9月の白山高山帯の今をお伝えしたい。見よ見よ我が脚下を!顧みよ己の歩んで来た路を!! 合掌
くっきりと刻まれたハイマツの回廊、大汝峰北側のハイマツに覆われたの大斜面から七倉辻方面の眺め。
岩間道上部(七倉九十九折り下)からの地獄尾根先端の火の御子峰
大汝頂上から見下ろす翠ヶ池と砂礫地に刻まれた中宮道
お花松原を見下ろす高台からの中宮道
少し変色し始めた北弥陀ヶ原
室堂平の遊歩道周辺
三の峰から別山へササ原の中をゆく石徹白道。石徹白衆によって千年前と同じ状態で歩けるよう、一切の人工物を使わず守り受け継がれてき来た白山信仰の道。近年銚子ヶ峰に方位盤がヘリコプターに因って荷揚げされ時には石徹白衆は大激怒したという。石徹白から別山まで、この方位盤と距離を示す標柱以外に人工物は認められ無い。千年受け継がれて来た本物の信仰心がここに在る。
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